黄昏の夢物語

黄昏の夢物語
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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
小学館
シリーズ
小学館キャンバス文庫
発売日
価格
¥505(税抜)  ¥545(税込)
ISBN
9784094304329

あらすじ

権力欲に取り憑かれ、政敵を次々と闇に葬り去るために己が手を汚してきた中大兄皇子には、生駒でひっそりと暮らす無垢・無欲な有間皇子の存在が許せない。皇位継承権を持つとはいえ、何の後ろ盾もない孤独な有間を中大兄は陵辱する。中大兄皇子に翻弄された薄幸の皇子の物語。中大兄と鎌足の出会いを描いた『番外編』を付す。

表題作黄昏の夢物語

権力掌握の為なら手段を選ばない皇子・中大兄
無欲ゆえに運命に翻弄される皇子・有間

その他の収録作品

  • 黄昏の夢物語ー番外編ー

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古代史に萌える

大化の改新で有名な中大兄と、悲劇の皇子・有間の秘められた恋のお話です。

皇族の中でも微妙な立場で、ひっそりと暮らす孤独な有間。
そんな有間を力で押さえつけ、陵辱する中大兄。
有間を犯した中大兄の真意は?
そして有間に思いを寄せる中大兄の弟・大海人。
古代史の華々しいスター達が、
歴史の流れと共に切ない萌え物語を繰り広げます。

権力から遠く離れ静かに暮らしたいだけの有間が、
逆らえぬ運命によって、中央に引き出される悲しさ。
運命から逃げていた有間が決意し、自ら炎の中へ身を投じたのは
皇子としての誇りと、中大兄への愛ゆえでしょう。
謀反の罪で捕らえられた有間を尋問する場で、
初めて有間を心から愛しく思えた中大兄の悲劇。

『気がつくのが遅すぎたのではない。
こういう出会いしかできなかったのだ』
そう語られる中大兄と有間の愛が悲しすぎて…切なかったです。
お互い愛の言葉を口にすることはなかったけれども、
最後に判りあえた。
悲しいけれど美しい愛の成就でした。

そして有間の事件は大海人の心に深い傷を残し、
そんな大海人もまた修羅の道を歩むことに。


同時収録の番外編は中大兄と藤原鎌足の続き出会い。
短編ですが、なかなか萌えます。

全体的に濡れ場描写も控えめで匂わす程度です。
しかしそれが上品で、かえって私は萌えました。

この時代が好きな方にはオススメしたい小説ですが。
残念ながら現在は絶版のようです。

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