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表題作胸さわぎがとまらない

藤島優,高校二年生
羽岡明良,高校一年生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「抵抗しないなら、承諾と見なすよ」風紀委員長の藤島と無理やりつきあうことにされてしまった羽岡明良は、なぜか生徒会の会長、副会長、会計からも迫られ、わずかの間に校内の至る所で四人と次々にエッチする羽目に陥ってしまう。
身体は感じまくっても気持ちの追いつかない明良はいつしか総受け状態に!!水島忍の贈る、らぶらぶえっちストーリー登場。

作品情報

作品名
胸さわぎがとまらない
著者
水島忍 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
シリーズ
胸さわぎがとまらない
発売日
ISBN
9784871822992
2.7

(4)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

『胸さわぎ』シリーズ一作目。

私の大好きな『胸さわぎ』シリーズ、一作目です。
明良(受け)をめぐって、四人の男の子が彼を奪い合い。
しかもみんな美形…。
高校生らしい可愛いストーリーです。
(*´∀`*)

高校一年生の明良は天然でおバカで身体も小さく可愛い男の子。
いつもの様に寝坊して遅刻した彼が、校門にいる風紀委員を出し抜く為に塀を乗り越えたところ、下には風紀委員長の藤島(攻め)がいて下敷きにしてしまった。
藤島には「可愛い男の子を見ると、口説いて、飽きたらポイする」噂がある。
友人から明良は可愛いから注意した方良いと忠告されるものの、おバカな明良は、事の真相を藤島自身に聞き、自分はそんな噂を信じていないからと言う明良。
喜ぶ藤島は、もっと自分の事を知って欲しいから「付き合って」と言う藤島に、無邪気に「喜んでっ」と答える明良。
もちろんお子ちゃまな明良には「付き合う」意味を勘違い。
藤島が一人暮らしをしているマンションへ行くと、彼にエッチな事をされ(途中まで)、嫌なはずなのに感じてしまう明良。
マンションからの帰り道、一人で帰っていた明良は痴漢にあってしまうが、そこへ生徒会長の鷹野に助けられる。
そして寡黙で男前な彼にも口説かれてしまう明良。
帰宅すると、石鹸の匂いがする明良に問い詰める従兄弟の一秀。
彼は明良を幼い頃から好きでずっと明良を守ってきてくれていたのだった。
球技大会の日、明良が短パン姿でいた事に喜ぶ生徒会会計の葉月。
そこへ鷹野と一秀も加わり話をしていたのだが、遠くから藤島が見つめていた。
彼の事を思うと何とも言えない気持ちになる明良だった。
その後葉月に捕まってしまった明良は、手足を縛られ、短パンと下着を脱がされた状態で写真を撮られてしまう。
だがそこへ鷹野が来て助けてくれた。
その後鷹野に生徒会室へ連れて行かれエッチな事(途中まで)をされる明良だが、鷹野を拒む事は出来ない。
やっぱり自分は鷹野の事を好きなのかと明良は悩む。
でも普段見せない、藤島の淋しそうな目を見ると何だか自分まで切なくなる明でした。


数年ぶりに読み返した作品で、やはり昔と今とでは読み終わった後の思いがまた違いますね。
この作品は水島先生の初期の頃の作品で、今とは作風が違う気がします。
エッチも控えめで喘ぎ声も少なくて、エッチだけについては何だか物足りない感がありました。
途中まで色んな攻めにエッチされちゃう明良ですが、本番エッチは藤島としかしてませんので、色んな人とエッチしちゃう受けが嫌いな私には嬉しかったです。
あと、これ最後の方で分かるのですが、実は幼い頃藤島と明良は出会っています。
明良は藤島を忘れていましたが、彼は一途に明良を想い続けていました。
明神先生のイラストがすごく可愛かったです。
(*´∀`*)

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