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和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか
という超豪華な作家4人による創作ユニット
それが、Unit Vanilla。
第1弾「SASRA」第3弾「アーサーズ・ガーディアン」は小説で
第2弾「薔薇とライオン」は、コミックで☆
・・・また理念は“世界平和”ですw
世界各国の王族、貴族、名家のご子息が集められております
全寮制のローゼリオン学園。
薔薇のごとく気高く
獅子のごとく勇敢であれ
という学園方針のもと
学園内は、薔薇団と獅子団に派閥化されておりまっす。
学園モノで、ひとりが主人公というよりも
お当番方式で、いろんなカップルのお話が繰り広げられるといった感じ?
1巻に収録されておりますのは
●薔薇団の副団長と元家庭教師の数学教師v
●謎の学校関係者と学園内で身体を売る奨学生貧乏伯爵v
ザ!BLロマンティックファンタジー設定です。
コメディとまではいいませんが、別段泣き所は今のところないです。
とりあえず、獅子団の団長がアラブの王族なんで
そこが早く読みたいvお当番回まだかな~まだかな~v
“世界平和”“薔薇”“獅子”などのキーワードは
「アーサーズ・ガーディアン」にも出てきたので
今後リンクしたりするのかな?
※Maikaさんのレビューを読んで、こそーり修正したw
Unit Vanilla×ヤマダサクラコなんてなんて豪華な…!!
1巻では2組のカップルのお話。
ルチル本誌で読んだときはもっと痛い系に感じたんだけど、結局あまあまな印象でした。
1組目は、学園の副団長ジュリアーノ×元ジュリアーノの家庭教師であり、現数学教師・忍。
忍が自分の家庭教師をしていた時、好きすぎて無理やり彼を抱いてしまったジュリアーノ。
その後すぐ忍は姿を消すが、このローゼリオン学園で再開することとなる。教師と生徒として。
忍のことをまだ愛しているジュリアーノと拒絶しつづける忍。
まぁ生徒×教師モノとしては王道ですね!
メガネの堅物教師が乱れる姿はたまりません~!!
「校内でこんな淫らな行いを…」といいながら、その淫らな行為をしちゃう先生が可愛すぎる(笑)
2組目は、お金のために身体を売る没落貴族・ニコラ(受)と購買部のウィリアムと紳士・ヴィルヘルム。
ビッチと学園内でも罵られるニコラに、優しくしてくれるウィリアムと、援助を申し出るヴィルヘルム。
二人に惹かれるニコラは彼らの間で揺れるのだが。
これも読者としては先が読める展開なんですけどね。
攻めの不精髭が超色っぽい!!そして腹黒なところがまた素敵…。
団長達も出てきて、今後ますます物語は広がり、盛り上がっていくこと間違いなしですね!
そして独特の世界観もあって作品全体がとってもゴージャス!!
画面のそっこら中に薔薇が飛び交ってます(笑)特に濡れ場が(笑)
でもそれに反してドス黒い部分もいっぱい。
強姦。輪姦。売春。
煌びやかな一面とその裏側の影の部分。この二つ絶妙なバランスがこの作品の魅力かもしれない。
そしてその両面を表現されるヤマダサクラコさんの絵もまた素晴らしいです!
Unit Vanillaの作品と言う事で発売前から楽しみにしていたんですが
こちらでの評価がそれほど高くなかったので
あまり期待しすぎないようにしたんですが。。。
それが良かったのか、私は結構好きでした。
Episode 1は、名家の子息・ジュリアーノと数学教師・唯月(ゆいづき)のお話。
名家の息子とその家庭教師として過ごしていた時のある出来事がきっかけで
すれ違ってしまっていた二人が
数年後に、名家の子息や王族集まるローゼリオン学園で再会するが。。。
という、王道なお話です。
Episode 2は、謎の紳士・ヴィルヘルムと没落貴族の子息・ニコラのお話。
私としては、このヴィルヘルムとニコラの「足長おじさん」的なお話が好きでした。
まあ、王道と言えば王道なんですが
まわりから疎まれてる事実を受け止めているニコラが健気で
そんなニコラのことを、薔薇団、獅子団の団長とジュリアーノは
差別することなく接しているのが、他人事ながらすごく嬉しかったし
絶妙のタイミングで現われる謎の紳士の存在も
購買の冴えないオヤジ(失礼w)ウィリアムの存在も
酷い仕打ちを受けているニコラの救いで、心が休まります。
サクラコさんの描く優しげな紳士と、艶っぽい表情のニコラがかなりツボで
予想通りの展開ながらも、充分萌え萌えさせていただきました^^;
作品とヤマダサクラコさんの絵はとても良く合っていてよかったんですが
欲を言えば、もっと深い所まで文章で読んでみたいな、とも思いました。
この先、展開されていくと思われる
薔薇団団長・アシュレイ、獅子団団長・カエサルのお話にも期待!
しかし。。。いままで「眼鏡萌え」を自称して来てたのに
眼鏡の唯月じゃなく、紳士のヴィルヘルムに萌えるなんて。。。
本格的に「紳士萌え」も自認しなきゃならなくなったかなぁ。。。w
Unit Vanila(和泉桂・岩本薫・木原音瀬・ひちわゆか)。何分、このマンガから入ったので全く企画内容が分かっていませんが「薔薇とライオン」は企画を気にしなくとも楽しめました。
舞台は、未来に世界平和をもたらすため、世界中から権力を持ってそうなところの子息を集めて教育・育成をするローゼリオン学園。いろいろツッコミどころがあると思いつつも王道を楽しめそうです。
好みはエピローグ2の没落貴族の息子・ニコラと購買のウィリアムでした。たぶん、エピローグ1の一話目が学園の説明になっているので、その分生徒・ジュリアーノと先生・忍の話が薄くなったのだと思います(勿体ない)。
学園内であと二組にスポットをあてて話が進んでいくようですが、薔薇団と獅子団がどこで重要になってくるのか気になります。口絵から察するに今後の登場人物は団長ふたりと保険医と黒い髪の人。残り4人で二組なのか違うのか気になります。
あと、エピローグ1でいじめっこをやっていたルイジはここで終了なんでしょうか!? 終了なんでしょうねぇ…。直接は話に関係してこなくとも救済してあげてほしいです。
コミック発刊は3番目になりましたが、企画としては2番目ですよね。
すると、アーサーズよりこちらが先。
実際のプロットとか発想はどちらが先だったのだろう?それとも同時?となぜかそっちが気になったのですが。
各話を作者の言葉で綴る小説コラボと違って原作となるとキャラ設定とか、ストーリー以外は漫画家さんの力だよりになるわけで小説よりは作者が見分けづらいですよね。
でも木原さんは何となくわかりそうだけど(笑)
学園ものにありがちな複数カップルになりながら、1話完結形式で話は進みそうですね。
雑誌はほとんど読まないので新刊が出ないと先はわかりませんが、薔薇と獅子のリーダーが何かありそうで……楽しみ♪
今回の2編では後半のニコラに惹かれました。
可哀想な受けが好きな私としては(笑)受け視点の方が好き。
そして小説好きの私としては、小説でも読みたい気が……
Unit Vanillaについては賛否両論あるでしょうが、私としてはアラモードとかパフェとか、はたまた鍋とか、ひとつで色々美味しいと言う意味で今後も楽しみにしているんですよね。
今後もずっと読み続けます。正直ハズレもあるにはあるんですが……(苦笑)