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表題作夢見る眠り男 

阿南研二 ガードマン
柴田英一郎 エリート医師

あらすじ

俺、阿南研二は、工事現場で仕事している最中に、妙な病気にかかった男を拾っちまった。
突然、発作的に深い眠りにおちてしまう『眠り病』。
エリート医師の柴田英一郎は、この病気のおかげで仕事もできず、日常生活もままならないという。
複雑な事情があるらしい英一郎の頼みを受けて、俺は彼と同居生活を送ることになったのだが…。
フシギで心あたたまるボーイズ・ラブ・ストーリー。


作品情報

作品名
夢見る眠り男 
著者
秋月こお 
イラスト
徳田みどり 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784086144322
4

(2)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

リバーシブル久々に読んだなァ

やっぱり秋月さんの作品は面白いなァ。
出版点数が多いのでなかなか網羅できないんですが、適当に手に取る作品にぜんぜんハズレがないので、「いつか過去作品ぜんぶ読んでやろう」って気持ちになります。
ドタバタでハチャメチャなストーリーでも、作品の根底には作者のしっかりしたオトナの価値観が流れてるので、安心して読める。

事故で片腕が使えなくなった男と、眠り病(ナルコレプシーだと思う)にかかった医者の話です。
自分に嘘をつき、他人に嘘をつき、抑圧され、過去を悔い…、ボロボロな二人が出会って少しずつ惹かれてゆきます。
暗い話ですが、さすが秋月さん、重苦しい話にはしてません。
途中からSFな展開になってびっくりしましたが、雰囲気は壊れてませんでした。

ちなみに誘い受けに見せかけたリバーシブルでしたw

1

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