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表題作情人(ラマン)

幡銘樹 33歳? 実業家
劉悠貴 26歳 名門の後継者

あらすじ

上海の名家・劉家の後継者である悠貴は、美貌と冷徹な仕事ぶりで『氷華』と呼ばれている。劉グループ立て直しのため実業家の幡銘樹と組むことになった悠貴だが、幡に「提携したければ自分と寝ろ」と言われ、交渉はいきなり決裂寸前に。プライドを傷つけられたのも事実だが、人との関わりに臆病でいまだ恋さえ知らない悠貴には、男に抱かれるなど論外だった。だが、お預けを食わせたまま話し合いを続けるうちに、悠貴は幡の型破りな行動と粗野な優しさに惹かれ始める。その矢先、幡は薬で悠貴の自由を奪って抱くという暴挙に出て──。
出版社より

作品情報

作品名
情人(ラマン)
著者
甲山恋子 
イラスト
竹中せい 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルス
発売日
ISBN
9784778107765
3

(2)

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萌々

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(2)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

なんだか眩しい世界でした。

会社立て直しのために、実業家である幡と経営提携をすることになった悠貴。
しかしいきなり、提携したければ寝ろと言われ憤慨するも、あの手この手で口説いてくる幡に戸惑いを隠せない。
幡はとうとう薬を盛って体を奪うという暴挙に出て───?

竹中せいさんのイラストも相まってなのか、なんだかやけにキラキラした世界でした。
突き抜けた俺様っぷりの幡。
かなり強引で、このタイプ、苦手な人は苦手だろうなぁ…。
しかもいちいち変態くさい(笑)
悠貴の体を契約書と称し、これをお前の中に納めるのがサインだと言い、下書きしてからだ、とじっくりねっとり愛撫をほどこす。
サインしてやるぜ、には思わず笑ってしまいました。←
でも幡は強引だけど一途で、ずっと悠貴を見守っていたんです。
評価アップ!

一方悠貴は、可愛げがないというか、素直じゃないというか、意地っ張りというか、無器用というか、ツンツンデレです。
快楽に弱いところがはかわいいですけど。

懐かない猫をひたすら愛でて懐かせちゃうようなお話でした。

1

ツンデレ攻略

中国が舞台。
青年実業家同士の恋。

祖父のワンマン経営会社を引き継いだ、孫の悠貴。やり手だが恋を知らず、それ故にツンツンした美人。
一方、傲岸な銘樹。提携先として接触してくるが、悠貴をモノにしようと体を繋げてくる。しかし、好みドンピシャのプレゼントをしてきたり、楽しいデートに連れて行ってくれたりと、優しい一面も。

会社乗っ取りの危機など若干のサスペンスもありつつ、基本的には、小さい頃に知り合った二人が再会して恋人になるまでのラブストーリーです。

銘樹のキャラが、少しつかみにくかった。悠貴を小さい頃から好きで、ベタ惚れしている割には、心よりまず体を繋げようとしたり(早い段階でのH入れるため?)、やり手のようだがファッションや体つきの描写が少なくてイメージが広がりにくく、言葉遣いや行動からすると成金のおじさんぽくて、なんかときめきづらかった。

しかし好みのサスペンス風で、内紛にまつわる事件が背景になっていてそこは楽しめました。ちょっぴりおまけの萌。

0

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