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あらすじ

中島梓のライフワークとして、愛情溢れる語り口で、小説創造の楽しさ、小説作法の厳しさ等々を、具体的かつ実践的に説き明かす。

作品情報

作品名
小説道場 3(新版)
著者
中島梓 
媒体
小説
出版社
光風社出版
発売日
ISBN
9784875199175
3

(1)

(0)

萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

秋月こおさん登場、ヒートアップしまくってます

秋月こおさんは途中でペンネームを変えたので、変わった瞬間に『えっ!秋月さん?!』と思って、また遡って読みかえしてしまいました。
秋月さんに限らず、ペンネームを変える方がちょこちょこおられるので、後に活躍してても見逃してるというパターンもあるんだろうな~。
富士見シリーズの第一話目を投稿したときの、道場主や門番たちのヒートアップぶりが面白かったですねー。批評ではなく、ただの感想大会になってましたw
富士見シリーズは伝説に残るシリーズであり、第一話目のレイプシーンはBL界の伝説に残るレイプシーンなのだ。これは、一話目だけでも読んでもらいたいシリーズです。
後は須和雪里さんや佐々木禎子さんなども登場。
続々と本を出版してプロとなられる門下生が出現して、道場も活気に満ちてきてます。
下読みの門番さんが増えてるところをみると、投稿数もどんどん増えていってたんじゃないでしょうか。

しかし中島梓さんはスゴいです。読む量が半端ない。長編を書かれる門下生が増え、さすがに悲鳴を上げてましたw秋月さんなんて、合計1000枚以上の作品を投稿されたときもありましたw
作品を読み、批評する。簡単なようですが、こんなの中島梓さんにしかできなかったと思う。
一回や二回ならできるかもだけど、専業ならできるかもだけど、10年以上もこれを続けるのは、並大抵のことではなかっただろうと思います。
さらに自らも年に十冊前後の本を出版され、芝居に関わり、子育てまでされてたわけで、当時の彼女のパワーはなんなんだろう…。

正直、中島梓さんの酷評や自画自賛が鼻につく人はいると思う。とくに彼女の晩年の作品の劣化や、劣化してからも自画自賛してたことを知る人にとったら。
でもそんなの彼女の功績を思えば、取るに足らない問題だと私は思いました。
彼女はアツイのだ。本気なのだ。このジャンルを愛し、門下生を愛している。門下生の成長や成功を、まるで我がことのように喜んでいる。
彼女は才能を惜しみなく使い、まわりにも分け与えようとしていたのだ。濃縮された時間のなかで。

2

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