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表題作ラブストーリーで会いましょう 上

上芝駿一,編集者
庭中真尋,小説家

その他の収録作品

  • 未来が変わる前に
  • あとがき

あらすじ

海外取材から帰ってきて早々、上芝駿一は人気恋愛小説家・庭中まひろの担当に。初対面の庭中の庭中から伝えられた上芝の仕事は、庭中が送るシナリオ通りに作中の男を演じてみせろ、というものだった。しかも主人公の女は庭中自身が演じるという。分刻みでスケジュール通りに行動する庭中と、シナリオに沿った「デート」を繰り返す上芝だったが……!?

作品情報

作品名
ラブストーリーで会いましょう 上
著者
砂原糖子 
イラスト
陵クミコ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
ラブストーリーで会いましょう
発売日
ISBN
9784344816855
3.7

(44)

(12)

萌々

(13)

(15)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
160
評価数
44
平均
3.7 / 5
神率
27.3%

レビュー投稿数13

生殺し状態!

読み終わった感想は、さすが砂原糖子先生!と思いましたね!
もう3回くらい読みなおしてますよwそしてまた後でも読みなおすつもりですw

いままで先生の作品は、個性的なキャラが多かったんですが、今回もまた変わっているキャラ(受け)が。
分刻みでスケジュール通りに行動する――というかなり変わってていろいろと厄介な受けでしたが、かなり萌え!てかこういう受けを待ってましたあああ!(●∀●)大好物なんですよ!恋愛したことがなく、ロボットみたいな感じ、そして恋をすることで変わっていく…もう大好k((はい、自重w
しかも、真尋がいま執筆中のラブストーリーの内容。
それは、最初は違っていたシナリオが徐々に本物のシナリオ通りの展開になっていくんです。
とにかく言いたいことは真尋がかわいい!最初なんだこいつ。みたいな感想持っちゃったけど、段々となな、なにこの生き物的な感じへw

…まだまだ書き足りない、伝えていない部分がありますがここまでで。
てか萌えしか語ってないですねw苦笑

この続きである、ラブストーリーで会いましょう(下)は来月発売なんですが、いまとっても読みたくて読みたくてうずうずしてます。あー早く読みてえぇぇぇええ!!!笑
ノベルズでは(上)(下)出ているんですが、そこまでお金が、うん。なので、我慢して…我慢して!なんとか1か月待ちたいと思いますw

3

自分の事は、自分が一番わかっていない

固く閉ざされている、まひろの心。
いくら自分の気持ちを、自分では認識できなくても、
小説家として売れているって事は、芯には情愛に溢れた豊かな世界が隠されているに違いなくて、

上芝の持っている鍵は、まひろの心を開ける鍵
ちゃんと合っている鍵を持っているのに、どうしてうまく扉が開かない?

続きが、気ーにーなーるーーー

1

下巻は2~3年後に読みたい!

 最初から最後まで気持ち良かったです。普通ではない自分を受け入れてくれる、たった一人の相手に巡り合う―。どこかで諦めていて、自分はこれでいいのだと思い込ませながらの生活。それがひっくり返されて戸惑い、かき乱される気持ち。泣きたくなったり不安になったり、落ち着かないけれど甘酸っぱく何かを期待してしまう初体験の気持ち。

 小説を読んでいるとキャラクター説明や状況説明がまどろっこしくHシーンまでの道のりがとても長く感じる事が多いのですが、この本では2人の心情を追うのがとても面白く気持ち良く、読み終えてしまうのが勿体なくて何度もページを戻りながら読み進めました。

 編集×作家。ありきたりなようで一味も二味も違ったキャラクターと丁寧な心理描写で、視点が切り替わるたびに両方に感情移入してしまいました。
 攻めは御曹司という設定ですが、家に縛られるのを嫌って出版社勤め。世界中を旅し、誰とでも気さくに話す人柄で一般的な感覚の持ち主。
 受けは自分が立てたスケジュール通りに事が運ばないと気が済まない神経症気味の変人。オ○ニーまでスケジュールに組み込んで実行するロボットぶりです。

 ふいに会いたくなる、笑ってほしいと思う、仕事上の付き合いでは満足できなくなる攻め。踏み込まれる事が苦痛じゃない、あれだけ嫌っていた「予定外の事が起こる」ことを期待してしまう、偏見と常識にとらわれない思考回路でただ「欲しい」と口にしてしまう受け。この「欲しい」という気持ちが極限まで高められるじっくりねっとりな焦らしっぷりは神でした。

 ノンケ×ノンケの、頭では理解できない感情をコントロールできずに胸がつまる切なさ。ただ好きという気持ちがこんなにも切ないとは。当て馬など必要としない切なさがひたすら甘く、幸せでした。両想いと分かってしまうのが勿体ない、しばらくこの「好き」という感情に酔っていたい、下巻を読む前にこの巻を何度も読み返したい、久しぶりの感覚でした。

2

担当編集者×作家

大らかで自然体のアウトドア派な雑誌編集者・上柴と、彼が担当することになった、引きこもりがちな変わり者の作家・庭中のお話です。

作家と担当編集者という組合せはBL作品ではよく見かけます。この作品はお仕事と恋愛の絡ませ方に不自然さがなく、最後までバランスが良くて読みやすかったです。

こちらは上巻で、上芝と庭中が出会い、お互いの予想外の行動に振り回されつつ惹かれ合う様子が描かれています。恋愛の機微というものを知らない庭中がとにかく可愛くて、裏表がない分、もどかしくて切なかったです。

陵クミコさんのイラストは好きなのですが、ちょっとこの庭中は可愛すぎかなぁと思いました。三十路どころか高校生ぐらいに見えます。ちなみに表紙イラストでは上柴がなんだか俺様な若社長のように見えますが(これも実はちゃんと理由があります)、作中ではほとんどTシャツにジーンズの爽やかな好青年でしたよ。

距離は縮まったけれど、気持ちが追い付かない二人…。下巻が気になります。

2

私は好きですよ(*´∀`*)
受が少しずつ変わっていく様子が素敵です。
というわけで、「ラブストーリーまでどれくらい?」を先に読んでまして
これも読みたいぞ!と手に入れてから早・・・・・
忘れるくらい前ってどーよな今回。

編集×作家というセオリーな組み合わせでありながらも
今回も変人作家先生に翻弄される編集の図が出来上がっちゃいましたね。
スケジュール通りにいかないと気が済まない受。
私は逆に、スケジュールを組む段階からめんどくさくて放棄しちゃうような
ダメっ子だったりするので、あんまり気持ちはわからないのですが
深く考えなければ、変わり、変わっていく様子がすごく良い。

ただ、言葉たらず故にいろいろすれ違ったりしちゃったりしている訳ですが・・

というかだな、攻はもっと攻めろよ!と思ってしまうのは
たぶん、立て続けにシツコ過ぎる攻な本を読んだ正だろうなと思うのであります。
あんまりシツコイ攻を読みすぎて、こいつがまたアッサリサッパリ簡単に諦めて一歩引いていしまうのがすごく残念でした。
もっと押せ!押せ!押せ!なんだけど実際はそんなもんなのかな~・・

個人的には「隣のアパートのホモ」の単語が好きでした。
悪い意味でなくw

0

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