世紀末……それは人とあやかしが交わる、不思議な時間。

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表題作鏡花あやかし秘帖 鏡花水月

? 「幻想倶楽部」新人編集者 香月真澄 ?
? 視える体質の天才作家 泉鏡花 ?

その他の収録作品

  • 漫画 琥珀の記憶 橘みれい原案 今市子作
  • 登場人物紹介
  • 鹿鳴館の魔女
  • シリーズ作品紹介
  • イラストギャラリー
  • 手毬唄が聞こえる
  • シリーズ作品紹介
  • 聖なる代償
  • 参考文献一覧

あらすじ

時は明治、世紀末。帝都では、様々な奇怪な事件が発生していた。
天才作家、泉鏡花の担当についてから、
あやかしが「視える」体質となってしまった新人編集者、香月真澄。
以来、なぜか出歩けば変なものにとりつかれ、巻き込まれてしまう。
橘みれい&今市子が描く幻想奇談が、カラー満載の豪華版で遂に登場!

作品情報

作品名
鏡花あやかし秘帖 鏡花水月
著者
橘みれい 
イラスト
今市子 
媒体
小説
出版社
学習研究社
レーベル
もえぎDX
発売日
ISBN
9784054041837
5

(1)

(1)

萌々

(0)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

世界観が好きです

とっても自分好みの設定で、
以前から気になっていたシリーズでした。
一話完結なので、話についていけないなんてこともなく、楽しめました。
BL的には、思っていたより、そっちの風味がナイ!
もうはっきり非BLと言ってしまっていいと思います。
そのため攻め受けは予想、というか仮(?)の設定のような感じになります。
が、もうこのままずっとそういうのはなくていいと感じる。
私はもともと、BLでも、はっきりしない関係や、
いわゆる匂い系でも全然楽しめるほうなので良かったです。
作家の泉先生と、新米編集者の香月くん、
この二人の、仕事の良きパートナーであり友人でもあるという関係が、
変わることなく続いてほしい!

ラブ抜きでも、話そのものがすごく面白かった。
先生と香月くんのやり取りは、コミカルなのですが、
物語の“謎”の部分は結構怖かったりも……。たまにヒンヤリとする感覚がありました。
不思議でノスタルジックな、この物語の雰囲気は心を癒されました。

2

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