じゃじゃ馬慣らしは大人の楽しみの一つだからね

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表題作アラブの王子は猫科の獣

ナーヒド,24歳,モルタージャ王国第二王子
園辺唯,18歳,大学一年生

あらすじ

危ないところを金髪美系の青年に助けられた大学生の唯。
ところがその青年は王国の第二王子。
気に入られた唯は離宮で愛妾に!?

父の単身赴任先モルタージャ王国を訪れた大学生の唯は、バーで強姦されそうになったところを金髪の美青年に助けられる。エメラルドグリーンの瞳に仕立てのいいスーツ、素人とは思えない腕っ節の強さで暴漢たちを叩きのめした彼は、ナーヒドと名乗った。意外にも人懐こい性格のナーヒドに心を許した唯だが、酒に酔わされ、目覚めると媚薬を使って後孔を嬲られていて…。実は王子だというナーヒドの離宮に軟禁された唯は愛妾として扱われることに反発するものの、なぜか彼を見捨てられない。それは与えられる快楽が甘すぎるから? それとも――。
出版社より

作品情報

作品名
アラブの王子は猫科の獣
著者
矢城米花 
イラスト
砂河深紅 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576090870
2.2

(5)

(1)

萌々

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中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
7
評価数
5
平均
2.2 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

ちょっと違うアラブの王子様物

アラブの王子物ですがいつもと違うスパイスが効いているので、アラブ好きにはお勧めです。
矢城米さんが力を入れているので、受けがオークションにかけられて、ドクターフィッシュで身体全体を責められるシチュは必見です。

第二王子・ナーヒド(24)陽気トラウマ攻め×大学生・園部唯(18)ヤンチャ受け
父親のいる国にやってきて、いきなり輪姦の危機かと思いきや、王子に助けられます。
一難去ってまた一難で、薬を盛られて無理矢理に。
寝ている間に王宮に連れていかれていて、愛妾な存在にさせられて……。

唯の危機感のなさと、真剣にナーシドを憎んでいる感じがないので、軽く読めます。
陽気なナーシドの掌の上で、言いように踊らされているという印象でした。
ナーヒドは第二王子で、戒律を破っているし、いい加減なのに、人からも父親からも好かれている事が憎らしいと兄から嫌われている。
実際に嫌がらせもあって、愛人に危害を加えられたり、軽い毒をもられたりしていて。
第一王子なんだからナーヒドなんかもう放っておけばと思ったのですが、近いだけに気になってしまうのかも。
ナーヒドは兄と確執があって、唯側には不在しがちな父親への複雑な思いと弟への愛情の違いに悩むというのが間に挟まれているので、ただのアラブの王子様物とは少し違いました。
前向きな唯のバイタリティーがよかったです。

オークションにかけられて、人間の手や足の垢を食べてくれる小さい魚(ドクターフィッシュ)に受けが全体をなぶられるシチュが一番印象に残っています。
この魚をこう使うのか!という目の付けどころに、感心しました。
矢城米さんなだけにもっと沢山エロがあってもいいような気がして、そこが物足りなかったです。

エロ:★3 ローションプレイ、衆人公開で、小魚で身体全体を責められる等、変わったシチュ有。
総合:★3 所々、アラブ物の新しさがあったのはいいのですが、ハード目を期待していただけに物足りなかったです。

1

アラブの王子

王道といえば王道なのかな~というイメージ。
矢城先生の作品は割りと好きなもの多いんですが、今回はちょっと「うーん・・」

仕事ばかりで、家庭をかえりみない父に、大学の夏休みを使って会いにきた。
しかし、父は仕事に忙しく空港に迎えに来てはくれたものの、すぐ仕事へ。
治安は安定していると聞いていたので街にでたはいいものの、白人さんに囲まれて危うく輪姦未遂。
助けてくれたのは、まるでライオンのような雄雄しい男。
優しいもてなしに気分を良くするも・・・・!?
というお話。
うま~い具合にほだされてというか、信じて~っていうのが面白い。
でも、日本人らしいといえばそうかもしれませんな((´∀`))ケラケラ
私でもたぶん同じ目にあうww

ローションを使っての初体験はすごく萌w
丹念に溶かしてから~という濡れ場はさすがに上手い。
ただ、全体的にキャラクターがすべて幼い印象に見えてしまったのが残念。
子供っぽいというか、こどもぽいというか、子供っぽいというか。
受も、攻も、攻の兄貴も。
こどもぽい部分ももちろんあっていいんだけど、「年の差」「大学生」なキーワードがあるぶん、もう少し大人~な雰囲気も欲しかったかな。
え?もちろん下半身は大人なのは認めますが。←シモネタカヨ
今後の作品に期待

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