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表題作告白

寮長でもあり生徒副会長でもある 寒河江崇行
可愛らしい後輩 水谷彼方

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

彼を見た瞬間、胸の奥がきゅっと熱くなった…。由緒ある男子校・鷹ノ峰学園に入学した彼方は、桜の下で恋に落ちた。相手は、黒い噂の絶えないクールで毒舌な生徒会副会長・寒河江。少しでも彼に近づきたくて、彼方は生徒会の雑用係になる。けれど寒河江は彼方の存在を無視し、向けられる言葉は叱責ばかり……。叶わない恋とわかってる。でも、好きでいていいですか――。不器用で一途な学園ラブ。
出版社より

作品情報

作品名
告白
著者
可南さらさ 
イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
告白
発売日
ISBN
9784877249823
2.9

(21)

(1)

萌々

(6)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
9
得点
55
評価数
21
平均
2.9 / 5
神率
4.8%

レビュー投稿数9

王道たる全寮制学園もの

ストーリーは割愛させていただきますが、すごいベタベタでコテコテだけど…
私は好きだなぁ。

受けの彼方が健気で一途でとにかくかわいい‼
彼方と一緒に胸がきゅんきゅんしちゃうくらいにかわいい‼

乙女より乙女ですが、片思い一直線で全くぶれないから最後まで安心して読めました。
天然で健気で純情キャラではあるけどあまりバカっぽく感じさせず、攻めの寒河江の言葉が足りなすぎるためにぐるぐると思い悩むのに同情を誘われました。

寒河江はマイナスなイメージからのスタートで、しかも皆の前で見せしめのように冷たい言葉をなげつけておいて、強姦未遂の恐怖体験直後に甘い言葉一つもなく最後までいたした時にはそれはないだろうと思いもしました。甘い言葉に不器用な彼なので気持ちにブレない彼方だったから成立した恋愛だったのだろうとも思います。
でも、その時のことを彼方は 『先輩のやさしさにつけ込んで美味しくたべっちゃったのは俺の方』発言があり脱力しましたが ww

ただ、彼方の兄のはる兄とひーちゃんの話の方がおもしろそうかと。
学園生活当時も現在もなかなか刺激ありそうです。

2

はい!王道

王道の作品の中で、たまに安心して読み返してみたくなるお話です。

切なさもあり、ほっこりもあり、好きだな。

1

コッテコテ

作者さんご自身があとがきで「コテコテを楽しんでいただけたら」と書いているので、そういうものと思って読むのが良いと思います。ザ・ボーイズラブといった感じで楽しかったです。

ちょっとボンヤリしていて危なっかしい受けの子は、お約束のようにレイプされかけます。そしてまたお約束で、攻めの生徒会長が助けに来ます。いや、でもこのお約束がまぁ意外と萌えたりもするんです。

そして、お約束といえば、生徒会というシチュエーションそのものもそうなのですが。BLにおける生徒会というのは、どうしてこうも重要な組織なんですかね?(^_^;) この物語の生徒会も結構なものでしたよ。自分の高校時代を振り返ってみると、生徒会なんてあったかしら?というくらいの存在でしたよ。多分誰も似たような感じですよね。少なくともカッコイイというイメージがなかった。

でも、まぁいいのです……。

仕事がバリバリできる攻め(まだ高校生だが)と、トロイ受けという構図。上手くできないところを教えてもらっていたり、ときにはしかられていたり……。王道は王道で、確実に萌えどころというのがありますね。それと、挿絵で、生徒会長がメガネなのもポイント。どこまでも外さないコテコテです。

そうそう、あとがきには、かなり昔の作品であることが書かれていました。同人誌に書き下ろしを大幅に追加してできたリメイクなんですって。








3

学園モノ→定番行き

全寮制男子校生徒会モノ・・・
コテコテでしたよwコテコテ。

入学式にうたた寝してたクールな副生徒会長に
一目惚れしちゃう一途なかわいい1年生v
またこの副生徒会長がメガネでツンデレwww
頭もキレるけど、武道もたしなむという・・・どこまでもコテコテw

天然で、ぼんやりでどんくさい小型犬受けが
一途に一途に攻めを追っかけていくんですよ。
でっかいお目目で、ぷるぷる震えながらw←チワワかよ!

ずっーと攻めは冷たいんだけど、ただのツンデレだしw
そうこうしてる合間に、あて馬に無理矢理犯されそうになって
危機一髪助けに入った攻めは超強ぇw
襲われそうになったばかりというのにヤっちゃうんだぜ?
純情一途な受けには酷じゃね?と思うんだけど
すんなり受け入れちゃうんだよ。このチワワ只者じゃねぇなwww

付き合うようになってからも
お決まりの噂に振り回されたり
交際を反対されたり・・・

もぅどこまでも学園モノの定番線路から
脱線することのないしっかりとした走りっぷり。
定番とはいえツンがデレるのは、読んでいて楽しかったですv
しかし2回は読まないな。うん。

3

どこまでも王道

男子校、寮生活、生徒会というまさに学園物BLの王道設定。
頭良し、顔良し、喧嘩強し、そして毒舌クールな寒河江×可愛い容姿で天然・健気で皆のマスコット的存在の彼方。キャラクターも期待を裏切らず王道。さらにストーリーもこれまたお約束展開です。全てにおいてコテコテなラブコメでした(笑)
可南さん自らあとがきで「コテコテ」と公言していらっしゃいますので、王道な展開を楽しみたい時におすすめです!

冒頭部でいきなり告白っていうのは中々面白い!振られても諦めずに片想いし続けるのがすごいな~。一途な彼方が可愛らしかったです。
本編後半から寒河江のデレが加速。初エッチ後の寒河江視点ではお前誰だ!ってくらいデレデレ。
でもハッキリと「好き」だと伝えていないので、彼方が勘違いしちゃってます。目を覚ましてすぐに自室へ帰ろうとする彼方に焦る寒河江が良いですね~。

続編は付き合いだした二人の話です。ただ、彼方は相変わらず同情で付き合ってもらっていると勘違いしてます。本当に天然さん。
年上の幼馴染の響が教育実習生として現れたことで、寒河江の機嫌が露骨に悪くなります。彼方は響よりも学校新聞の方を気にしちゃってます。寒河江は彼方への告白の言葉を完全に間違えましたね。「好き」ってストレートに言ってればこんなことには(笑)
最終的には誤解もあっさり解け甘々なお二人でした。
寒河江が嫉妬深いのが萌えでした。彼方が坂田に唐揚げもらうのも見てたのね。
立佳×響のCPが気になるー!ドSなお兄様に攻められる響が見たいです。

1

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