…見つけてみませんか? 永遠に忘れられない恋を。

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表題作天使のカノン 迷宮へようこそ

学芸員の堤先輩
霊感の強い大学院生、学芸員の卵 成瀬泉

その他の収録作品

  • シフォンの囁き
  • 天使のカノン
  • SEASON
  • WHTH YOU

あらすじ

愛され大切にされた骨董品には、恋がある――。骨董品に関わると不可思議なモノと出会って、事件に巻き込まれてしまう大学院生・成瀬泉。学芸員の堤先輩と訪れた茶碗愛好家の集まりで、亡くなったばかりの青年の形見であるアンティーク・オルゴールに触れた。その晩、成瀬は不思議な夢を見て…。おっとり系の後輩・成瀬と、やり手だけど彼に振り回されてばかりの堤先輩――ふたりが訪れるところ、恋にまつわる事件あり! 骨董品ミスティック・ラブ第二弾、初単行本化。
出版社より

作品情報

作品名
天使のカノン 迷宮へようこそ
著者
ビリー高橋 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMIC BUNKO
発売日
ISBN
9784877249908
5

(1)

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萌々

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

なんて魅力的なんだ!

1巻と同じように、かすかに匂いがするラブでも楽しめたと思うけど、今回はお互い相手を好きなのをはっきり自覚しているので、だいぶ萌えがプラスされています。とはいえ、エッチシーンなんてありませんけども。フレンチキスは一回だけしてます。ボーイズラブの“ラブ”がようやく生まれました。

こういうこと書くのは完全ネタバレで、しかもこの話、ネタバレしない方が楽しめるタイプだと思いますが、このフレンチキスシーンはとんでもなく萌えだったので記録したい気持ちになりました。花火を見てるとき、先輩が突然! こんなの萌えないわけがない!ってくらいの、すっごいロマンチックなシーンでした。

ビリー高橋さん、もはや尊敬してしまいます! 

エッチシーンゼロでこんなにもドキドキするお話を描かれるなんて!

そして、私はたまに、ラブシーン以外の部分を読み飛ばしたくなることもあるんですけど、この作品は違いました。ミステリーやファンタジー、アート関連の描写もとてもおもしろいのです。あらゆるエピソードは一体となって、物語の世界を構成しているって感じがしました。

ただ一つ、この本が残念なのは、あとがきがついていないことです。

そして、せっかくこんなに心を揺さぶられる作品に出会ったのに、
もうビリー高橋さんの作品を読むことはできない。それがすごく残念です。
って、別に何も知らないけど、もう何年も新作を出されていないのと、情報が無さ過ぎるという理由から、そんな寂しさを感じています。




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