くちびるの封印

くちびるの封印
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
14
評価数
6件
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784344817142

あらすじ

高校では優等生の悠紀は、出会ったばかりの大人な男・瑛太と発作的に体の関係を結ぶが…。せつなく甘いデビュー作、文庫化。
出版社より

表題作くちびるの封印

サラリーマン:鷹宮瑛司
高校生:芳条悠紀

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

タイミングもあるんだろうなと

1998年アイスノベルズを加筆修正されて文庫化したものだそうです。あとがきの後にショート12ページがあります。 

表題作は、家族の愛に飢えている二人が出会い、惹かれ合うというストーリーです。
ショートは本編終了後の同居している甘い生活の話です。そうめんであたふたするのが可愛いです!

悠紀(受け)と瑛司(攻め)両方の視点で進んでいくので、惹かれていく心情が分かりやすいです。なので、不倫があんまり得意でない私でもそれほど抵抗がなかったです。

説明しづらいのですが、読後の印象ではピュアという表現が似合う作品だと思いました。運命の出会いというより、出会ったタイミングが良かったのではという気がしました。たぶんちょっとズレていたら続くことはなかったのではと。その繊細な雰囲気が高星先生のイラストはぴったり合っていると思います。

父親の愛情も分かりますし、瑛司は離婚して心機一転という丸く収まるエンドで読みやすい作品です。社会人×高校生カップルがお好きな方にお勧めです。

ただ、瑛司は結婚している状態で悠紀に手を出しますので、そういうのが苦手な方はご注意ください。

0

うえださんのデビュー作(の新装版)

う~ん・・・何と言ったらいいんでしょうか。

私はうえださんが大好きなんですが、正直うえださん作品を読んだという感じがしませんでした。

いえ、これがデビュー作だとすると十分な水準だとは思います。ただ、私の好みではなかったですね。私が(あくまでも個人的に)うえださんに期待するものがなかったというか・・・

ほかの作品のレビューでも書いていますが、私は『うえださんの年の差(年上攻)もの』はほぼ合いません。『年の差(年上攻)』というシチュエーション自体はもう堪らなく好きなんだけど。

設定そのものは好みなんです。『年の差』も『健気受』も『切ないすれ違い』も好きなんですよ。
なのに何故!?というくらい乗れませんでした。

と言いますか、設定は好き要素ばかりなんだけど、実際読んだらなんか違ったんです。

『健気受』はこの上なく好きですが、この悠紀(受)の『健気さ』はどうも・・・それどころか『これ、健気かなあ』とさえ考えてしまった。

それに『すれ違い』も、背景にあるのがお互いの家族・親子関係で、それがちょっとしつこいというかうるさ過ぎ。
ラブが霞みそうな続きくらい、親子の問題が目立ってると感じてしまいました。

しかも、結局のところ事実としては『不倫』です。
私は『不倫』は絶対無理とは言いませんが、できればBLでは読みたくない題材です。特にメインCPの間では(当て馬なり第三者との不倫ならまたちょっと違うかな)。

何とも微妙な作品でしたね。

ただ、高星さんのイラストはとても綺麗で素敵でした。

2

悪くない

アホの子好きだし、年の差好きだし、っていう人にはお勧め。
これが文庫化されるとは思わなかったけど、他のアイスノベルスも文庫化してくれると嬉しい。

0

デビュー作の新装版

一回りの年の差カップルなので、瑛司はオトナなんですよねぇ。それがいいような悪いような。
狡さだって見え隠れもしてますし。
それに対して、悠紀は恋の駆け引きすら出来ないコドモ。
瑛司の気持ちが欲しくて欲しくて仕方がないけれど、それを口に出すと関係が壊れてしまうかもしれないという恐怖。
甘えたいのに甘えられない。
カラダから始まった関係だけに、好きだって言えなくて、ひとりであれこれ抱え込んじゃって。
このあたり、かなり辛かったなぁ。

悠紀がこんなにも思い悩んじゃったのは、結局父親にもかなりの度合いで責任があることは間違いがなく。
お互い、自分の中で考えて、解り合えていなかったことが原因ではあるけれど、こんなにも拗れる前に何とかしようと思わなかったのか父!
父への思いが強すぎて、瑛司についフラフラとなったわけじゃないよね、悠紀。
オバチャンはそれだけが心配なんだよ~。
でも、いろいろと抱え込んじゃう悠紀には、大らかでオトナな瑛司がしっかり甘やかせてあげて欲しいなぁ。悠紀も、瑛司のそばでしっかり未来へと歩んでいって欲しいです。

0

流れが…

ストーリーの流れが少しだらだらしていた気がします。
恋愛模様より親子の愛情について書かれていたように思います。
攻めも受けも親子関係に苦労していて、お互いにそのことを話した訳じゃないけど雰囲気などから「似た境遇だ」と感じとり、惹かれていきます。
大人びて見える悠紀ですが父親に自分への興味を持ってほしくて悩んでいます。その葛藤が私にはちょっとだらだらしすぎに感じました。特に進展もなかった気がするし…
健気に頑張っている子が好きな人には楽しめる気がします。

1

デビュー作の文庫化

絶版となっていた、
うえだ真由さんのデビュー作の文庫化です。
11年前の作品ということで、
文章をちょこちょこ直されたそうですが。
ストーリーは全く変えていないそうです。
11年前のノベルズ版をお持ちの方は、
今回の文庫版と読み比べてみるのも
面白いかもしれません。
私は残念ながら、
ノベルズ版を持っていませんが……


ストーリーは高校生とサラリーマン。
年の差恋物語です。
親の愛情に飢えている高校生・悠紀が、
寂しさを忘れるためにサラリーマン・鷹宮を自ら誘い
関係を持ってしまいます。
『一度だけ』という約束が、
二度、三度と続いていく逢瀬。

体から始まった関係から、
いつしか相手を愛しいと思う気持ちが生まれますが。
お互いに事情があるので、
好きだと告げる事が出来ません。

好きという気持ちを見ない振り、
気がつかない振りをして、
自分の気持ちをセーブする、
二人の姿が切ないのです!!


何となく『愛されているのかも?』と
感じていても、それを確認出来ないもどかしさ。
両片思いのすれ違いを
たっぷり楽しめる作品でした。

0

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