リベット

向你靠近

リベット
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
24
評価数
9件
平均
2.8 / 5
神率
0%
原作
 
作画
 
媒体
コミック
出版社
蒼竜社
シリーズ
Holly comix(コミック・蒼竜社)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784883863716

あらすじ

「嫌いだったらキスもセックスもしなくていい。お願いだから俺と付き合ってください」乾武則(いぬいたけのり)に告白された初芝公平(はつしばこうへい)は、自分の感情に自信が持てずにいた。乾が好きなのか、一人で生きるのが辛いのか、寂しいだけなのか、それとも過去の体験が怖いだけなのか。乾と一緒だと、切ないくらい幸せになれる。けれど初芝はゲイではなかった。乾の優しさに甘え、曖昧な態度を取り続けていた初芝は、偶然、別の男と抱き合う乾の姿を見てしまう。ショックを受ける初芝は……。小説「リベット」を原案に、その後の二人がハッピーエンドになるまでの物語を、天野瑰が独自の視点から描いた、オリジナル・ハートフルラブストーリー。ラブな描き下ろしも収録!

表題作リベット

乾,高校教師(HIV患者のボランティア経験アリ)
初芝,高校教師(学生時代強姦されHIVに感染)

その他の収録作品

  • Tender morning

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レビュー投稿数6

原作と原作の間

1冊丸ごと表題作の二人です。

木原音瀬様の小説「リベット」。このコミックはその小説のその後と、カバー下のSSをコミカライズしたものです。小説のカバー下にSSが書かれていると気がついていなかった方にとっては朗報になったコミックだと思っています。とはいえ、小説未読の方にも分かるように描かれていますので先に読んでも問題ありません。

小説のその後ではあるのですが、木原音瀬様が原作を書かれたものをコミカライズしたわけではなく、天野様が創作されたものだそうです。(木原様はネームの拝見はしたとのことですが。)

小説には登場しなかった椎名という強引なキャラがいたからこそ、引きがちな二人がSSのように恋人同士になれたんだなぁと思います。

天野様のこの二人が大好きだという思いが伝わって、読んでいて嬉しくなった作品でした。

1

幸せそうでよかった。

木原音瀬さんの「リベット」の続編にあたるお話ですね。

ちゃんと2人が自分の気持ちと向き合ってくっつくまでのお話。
というか、初芝が気持ちの整理をつける話ってことになるのかな。
乾の気持ちは一貫して「初芝が好き」ってのは変わらないし。
だから、初芝次第。
どんどん進みたい気持ちがないわけではないけど、初芝の気持ちを一番に考えて。
時に暴走しそうにもなるけど、その後は死にそうなほどの自己嫌悪に陥ったり。
どれだけそばにいてもどこか自信がなさそうな乾がなんというか「人の良さ」みたいなのが出てます。
今回登場の乾のところの教育実習生・椎名。
彼がいることで上手くまとまったようにも感じられます。
彼がいなかったら、2人は平行線のままだった可能性も。
椎名が横恋慕の邪魔者になっていくのかと思いきや、意外といい人物で。
それもこれももしかしたら乾の必死さを目の当たりにして、その真剣さにやられたからかもしれませんが。

描き下ろしは木原さんの小説版のカバー下に書かれていた2人の未来図。
ラブラブですごくほほえましくて。
マンガで読んでもやっぱり初芝がとても幸せそうで続きよかったです。

2

小説の続きを・・・

こちらは、小説のリベットの続き、その後のお話です。
コミックは、BLだと思います(笑)
小説の最後で「俺のことを恋人にしてください」と乾武則に泣きつかれた?初芝公平。
でも、初芝はゲイではない。
なのに辛いから寂しいから乾に頼る自分を相変わらず初芝は許すことができません。
でも、もう、心配で心配で心配で好きで好きで好きで初芝を放っておけない乾。
ぐるぐる回りっぱなしです。

そんなとき、でた・・・乾が担当することになった教育実習生、椎名(しかし・・・本当に実習生か?と思うほどトウが立っている・笑)
椎名がぐるぐる回っているふたりをさらに引っかき回します。
でも、引っかき回されて良かった?
ちょっとだけ初芝は自分の気持ちに気づきます。

でもね・・・まっすぐ乾にいけないのも初芝なのです。色々、色々、こだわるし、意地もはるし・・・。
せっかく、椎名がふたりの背中を押したのに・・・。
結局、乾の身に一大事が起こるまで初芝は自分の気持ちに正直にはなれませんでした。
そして・・・。

小説のカバー下に、乾が「俺のことを恋人にしてください」と泣きついてから3年後続きのふたりが書かれています。

コミックの最後は、そのお話が漫画化されています。
きっと、ふたりは、幸せです。
初芝が低空飛行でも少しでも長く安定した生活をおくることができればいいな・・・と思います。
目標、60歳に到着して、行き過ぎることを祈るばかりです。

2

小説とは別の作品

木原さんのリベットとは別作品として読んだ方がいいかも
マンガ自体は面白かった。

オリジナルキャラの椎名くんが良い味出ていました(イケメンハゲ)
作風がコミカルなので、小説版の重さ暗さはありませんでした。
爽やかな感じなのでリベットを読むのを迷っている方や予習には良いかもと思いました。
このコミックスだけでも充分楽しめます。


個人的にこの漫画家さん天野瑰先生のファンなので
コミカライズより十八番の軍隊モノをぜひぜひコミックスで出版して欲しいです!
「寂寞を棄て春を待ち」シリーズは名作なので何卒お願いしたいです!

2

木原作品が苦手な人にもお勧め

ノベルスの続きを違う作者がコミックで……と言うのは珍しい企画です。
雑誌ergoもずっと読んでいたので再読ですが、違和感なく読めました。
乾と初芝の未来ならたぶんこんな感じで間違いないと思っていました。

それほど突拍子もない展開でもなく、恋に焦れたカップルならありがちな展開と言えましょう。
誰でも幸せになるまでには不安はあります。
新しい恋に飛び込めないのも珍しいことではありません。
オトナになって社会的な縛りもあれば、ましてや男同士で病気のこともある。
すんなり受け入れる方が考えなしの馬鹿者です。
それでもハッピーエンドを迎えるのはおとぎ話だからこそ。
そんなところがBLを好きな理由です。
現実にはこうはいかないでしょう。
でもどんな困難も二人の愛の力で乗り越える醍醐味がBLの中の恋愛と思っています。
ハッピーエンド主義なわけではないですが、やはり幸せになるのは嬉しいものです。

描きおろしもとても良かったです。
木原作品苦手な人にもこの作品はお薦めです。

1

初芝・ガンコ・公平

HIVに感染した主人公・初芝先生と、彼をひたむきに愛し守ろうとする後輩の乾の小説「リベット」のその後が描かれた作品です。

自分自身の思いがどこに向いているのかを未だはっきりさせられないでいる初芝と、ただ与えてくれるだけで何も求めない乾の間に、椎名という教育実習生が登場します。
椎名は初芝の事情もおおよそ知っており、学生のくせにいちいち棘のある言葉で乾をイラつかせます。
しかし、この椎名がかき回してくれたことでひと騒動起き、初芝は自分の本当の気持ちに気付くのです。

ところが、これまでも散々後ろ向きだった初芝は、せっかくいい所まで進んだ関係をまた閉ざしてしまうのでした。
自分の弱いところを認めたくない。
乾がいないと生きていられないような自分は許せないのです。

そんな二人を見ていられない椎名は、やはり棘のある言葉でそれぞれの背中を押すのですが、初芝もおおよそ頑固でして・・・最終的に乾の方が生死をさまようことになって初めて、自分の気持ちに正直になれたのですから、頑固にも程があるってお話です。ツンデレというよりガンコですよね。

HIVという思いテーマが根底にあり続き、初芝も時々体調を崩すものの、基本前向きに生きているので悲壮感はありません。
いい意味で木原節なところは踏襲していると思いますが、痛いお話でもありません。
椎名の棘も相手を思うからこそと思えば可愛いものです。

描き下ろしはラブラブな二人。
自分の気持ちに正直になれたら、ラブラブじゃないはずがありません。
ちなみにゴムは必需品。大丈夫、まとめ買いしてあるから。って、乾くんたら!

豆知識を一つ。潤滑剤にローションはOKですが、クリームやオイルはダメですよ。ゴムが劣化して穴が開きますからね。

3

久江羽

弥七様

コメントありがとうございます。
ergoで5回連載されたものがまとまった作品です。
描き下ろしは小説のカバー下ショートストーリーの漫画化です。
コミックスのカバー下には木原さんのコメントも載っています。

初芝にイライラさせられますが、心温まるお話だと思います。
天野さんの創作キャラ・椎名が意外にもいいヤツなのでおすすめです。

弥七

「リベット」のその後が読めるんですね! 「ergo」で連載していた作品でしょうか?(「ergo」は1しか読んでいなくてよく知らないのです) 買いたくなりました。

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