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表題作 我らの水はどこにある

仙頭竜彦 → 小西克幸

阿部至 → 千葉進歩

その他キャラ
千野真治[岸尾大輔]/ 広重明光[成田剣]/ 寺沢征一[藤原啓治]

あらすじ

「おまえが俺のモンになるなら、俺はもうおまえの傍から離れないから。」
山田ユギ原作、芳文社・花音コミックス人気ボーイズラブ作品がドラマCD化!
眼鏡をかけたストイックな年上"世話係"とワイルドな"お坊ちゃま"との純愛を主軸に、一途な男達の想いの行方を描きます。
原作者・山田ユギ脚本監修のもと、原作の魅力を余す所無く再現
山田ユギ描き下ろしジャケット、ボーナストラックにキャスト座談会収録!(メーカーより)

作品情報

作品名
我らの水はどこにある
著者
山田ユギ 
媒体
CD
作品演出・監督
亀山俊樹
音楽
中川孝
脚本
成田良美
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
収録時間
73 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
発売日
JANコード
4996779012558
3.8

(5)

(2)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
18
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
40%

レビュー投稿数3

棺桶にいれてほしいBLCD

何回聴いたかわからないくらい大好きな作品です。
原作そのまま、いやそれ以上の出来栄え!す、素晴らしい!
2次元のユギさんワールドが限りなく耳から3次元の世界に展開されています。

出てくる登場人物がみんなクセがあり、そして愛せるキャラで
そのキャラをこれまたクセのある声優さんたちがそのままに
演じていて、面白くてたまりません。

地元の名士仙頭家の使用人、至(いたる)が小さい頃からお世話していた竜彦が
通っていた高校に退学届を出したまま行方不明になり、
その竜彦を知り合いの探偵と至が探す事になるトコから
話がドンドン進んでいくんですが、竜彦のルームメイトの千野や
千野の姉、探偵の寺沢、千野の元家庭教師広重など濃いキャラ目白押しな上、
序盤コミカルだった展開がシリアスになっていったり、
後半は至と竜彦よりも千野と広重メインに話が動いていったりと、
もしかしたら1度聴いただけではストーリーが頭になかなか入らないかもしれません…。テンポは良いのですが。

至(ノンケ)役の千葉進歩さんは基本美人受け声、
竜彦役の小西さんは低音攻め(高校生なのにw)です。
Hはあまり多くなく、濃くもないです。
ただ、その少ないHシーンでも小西さんの低音俺様攻めが良かった!
でもこんな17歳いねーよ!って気もしますがw

キャストトークが10分ほどあり、こちらも楽しめました。
成田剣さんがおいしいとこをさらっていっている…w

2

面白かった!

面白かったです!
ただ、原作が好きすぎるせいで、若干の不満がなきにしもあらず。ユギさん漫画のCD作品にはこのパターンが多いような気がします。
短編を集めたセレクションシリーズは非常にクオリティの高い素晴らしいものだったんですが、長編になると惜しい感じがつきまとうのは何故だろう。
これは、私が原作を好きすぎるせいでそう思ってしまうんでしょうか。そのへんは原作が未読状態のとき聴かない限り自分じゃ分からない部分かもですね。

ストーリーはユギさんお得意の物語性抜群のラブコメです。コミカルだけど、切なさもちゃんと入っている。キャラが脇に至るまでみんな生き生きとしてて個性的で、すべてのキャラへの愛を感じました。
年下だけど年下とは思えない攻め(小西さん)と、幼いころから攻めの面倒を見てきた年上受け(千葉さん)。
攻めは小さいときかはずっと受けのことが好きだったんだけど、とある出来事がきっかけで会わなくなる。
五年間のインターバルののちに受けは攻めに会いに行くんですが、あんなに可愛かった攻めはすっかり大人の男?に変わり果てていた。
キャラ造型で面白かったのは、受けが守銭奴ということかな。その性格が強調されることはないんですが、完璧になりがちの世話役に若干の人間臭さを付け加えることで、更に愛すべきキャラになってると思いました。千葉さん、とても良かったです。
攻めは攻めで、見た目は大人(てかコワモテのオッサンぽく)でしかも遊び人ぽくなってるんだけど、行動の随所にガキっぽさがにじみ出してるのがいい感じでした。小西さんが17歳役なんですが、キャラ的にぜんぜんイケてました。直情的なやさぐれ演技が非常にカッコ良かったです。
ただ、声優さんの演技はいいんですが、兼ね役の使い方がいまいちだと思いました。とくに攻めの若いころの声を岸尾さんがやってたところ。岸尾さんは攻めの友人役もやってるし、しかもこの友人がかなりの重要キャラなもんで、ここで兼ね役をされるのはへんな感じが。
終わり方もちょっと不満かなァ。でもたぶんこれは原作が好きすぎるせいだろな。

色々書きましたが、面白いのは間違いないです。

2

イメージ違いが最後まで拭えず

原作既読です。

私が所持しているユギさん本の中でも相当上の方に位置する位大好きな作品。
その上、竜彦役に小西克幸さんと知って、これは聴かない訳にいかない!という事で購入に至りました。

作品を読んだだけではただ素通りしていた箇所も、ドラマCDを聴く事によって「あぁなるほど!」という発見が有り、そうかそうかと頷きました。
例えば、千葉さん演じる至が、岸尾さん演じる千野のことを竜彦と「似ている」と思う部分。
原作を読んだだけの状態だと、私は単に言葉そのままを感じて終わっていたのですが、この「似ている」という言葉の裏には、竜彦と千野の幼き日の生活環境や立場等々が反映されているのかなぁ、と。
勿論ドラマCD単体でもコミックス単体でも楽しめると思いますが、やっぱり原作→ドラマCDという流れの方がもっと楽しめるんだなぁと改めて実感〃

……しかし。

「……あれ、至ってそんなに感情出す雰囲気だったっけ」
「竜彦、もうちょっと抑え気味でもいいような……」
なんて思い始めてしまって、肝心要の主人公二人に違和感を覚えてしまいました。
普段なら、そんな軽い違和感なんて吹き飛ぶのですが、今回は珍しく最後まで…という結果に。

全体的には、ユギさんの世界を壊さず進んではいくのですが、どうしても至と竜彦の声だけが最後まで私の中の違和感を残したままでした。
また次聴く機会があれば、次こそは払拭できますようにと願っています〃

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