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表題作 たとえこの恋が罪であっても

アルフレッド → 鳥海浩輔

津田瑞樹 → 野島健児

その他キャラ
エドワード[森久保祥太郎]/ アレク(アレクサンダー・ヴィクター・ステイプルトン[高城元気]/ ジョンソン[宝亀克寿]

あらすじ

母親に施設に入れられ育った瑞樹は、その母親が亡くなりイギリスの父親の元へと送られることになった。
そこには腹違いの兄エドワードと前妻の連れ子であるアルフレッドの2人の兄がいた。
瑞樹はすぐにパブリックスクールに入れられることになり、そこで寮の総代であるアルフレッドと出会う。
アルフレッドは総代として瑞樹に接するが、瑞樹は見知らぬばかりの地で兄に出会い心を許す。
が、瑞樹の母親の良くない噂は評判で、瑞樹はアレクらのいじめの標的にされてしまう。
母親の評判は兄たちにも届いていたので憎しみさえ抱いていたはずのアルフレッドだが、瑞樹と接しているうちに情のようなものが湧いてきてしまう。
そんなアルフレッドの瑞樹への傾きが気になるエドワードは今ならまだ間に合うと瑞樹を陥れアルフレッドの目を覚まさせようと―――。

作品情報

作品名
たとえこの恋が罪であっても
著者
いとう由貴 
イラスト
門地かおり 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
音楽
佐藤啓
脚本
大知慶一郎
原画・イラスト
門地かおり
オリジナル媒体
小説
メーカー
インターコミュニケーションズ
シリーズ
たとえこの恋が罪であっても
収録時間
71 分
枚数
1 枚
ふろく
予約特典:オリジナルポストカード
発売日
JANコード
4523513421354
3.2

(14)

(3)

萌々

(2)

(4)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
40
評価数
14
平均
3.2 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数8

胸のズキズキが止まらない…

初めて聞いた野島健児さん受け作品。好みドストライクで雄叫びを上げそうになったことを今でも覚えています。
この時点では原作未読でした。

あくまでフィクションとして楽しむ範囲ですが、凄く良かったです…!
いじめシーンが思いのほかしっかりとあるのですが、健気な男の子の不幸を蜜の味と思える方にはとてもオススメです。
普通ならフェードアウトしていきそうなシーンをしっかりと聞かせてくれて、大満足!

純真な瑞樹役の野島さんの切なげで傷付いた声は必聴です。
もうそれだけで元は取れた!!!
各所でついつい「泣かないで…」と瑞樹に声を掛けたくなります。

シリアス好きにはたまりませんでした、心がズキズキくる!!!それがいい!!!
なんといってもホテルのシーンはリピートしまくりでした、鬼畜好きな方はホイホイされるべき。
ある種のメインといってもいいはず…!
普通ならそこへ到達する前のギリギリタイミングで救いシーンがありそうなものの容赦ない不幸展開が続きます。

ただメイン二人の恋愛発展については微妙でそこまで心動かされませんでした。
家族愛ではおさまらなかったのか…と思い原作も読んでみたら、モヤモヤ部分が大分スッキリした代わりに、どうしてここをカットしたんだ…2枚組にしてじっくり聴かせてくれれば…と悔しい気持ちに暫く苦しみました(笑)
印象が変わるところも多いので、少しでも興味を持った方には読んでほしいです。

が!!今でも毎晩繰り返し聴いてしまう程にこのCDも大好きな作品です。
原作読んでから改めてしみじみするのですが、キャスト陣の配役ぴったりすぎて怖いくらいです。
この作品に出会えて良かった、ありがとう。

0

カットされた部分が惜しい

CD→原作。
CDだけ聴いたときは、それなりにいいと思っていたのですが、
原作を読んで改めて聴きなおすと、
ずいぶんカットされていることがわかります。

瑞樹目線で話が進むので、瑞樹の気持ちはわかるのですが、
アルフレッドの瑞樹に惹かれていく過程というか、
心の動きが結構バッサリカットされているので、
アルフレッドいつ瑞樹を好きになったんだ??って感じになります。
お守りの件がカットされているのも、残念でした。
お守りはラストでキーアイテムといってもいい働きをしているので。

小説は、どこから読んでも涙腺崩壊だったんですが、
伏線がカットされているため、CDはそれほどではありませんでした。
でも、CDを聴かなかったら、原作を読もうとは思わなかったし、
何より、鳥さんものじけんさんも、
変態オヤジ(ジョンソン)役の宝亀さんも
素晴らしかったので、「萌×2」にさせていただきます。

0

好きだけど、なかなか聞き返せない…。

のじーには不幸気質がとても似合うと思うのですが。
これまでにもいろいろ不幸なのじーは聞いた気がしますが。
これが一番不幸、というか悲惨なのかなぁ。
1回目聞いた時はかなりの衝撃でした。

主人公の瑞樹は施設育ちで、母親が亡くなりイギリスの父親の元へと送られるわけですが、兄弟に会えるのを楽しみにしていた瑞樹とは裏腹に、家族に歓迎ムードはなく。
パブリックスクールで寮生活を送ることになるのですが、そこで待ちうけていたのはルームメイトらからの悪質ないじめ。
それでも、健気にもそんな環境に耐えようとする瑞樹が気になり始めるアルフレッド。
このままではいけないとエドワードがそこに罠をはって…。

とにかく、いじめが凄まじかったです。
それでも、なんとか「あら、可哀想な環境」と思えなくもなかったんだけども。
強烈にインパクト残るのはルームメイトらのいじめではなくて、エドワードの罠の方。
これがもうなんというか…私の許容範囲をちょっと超えちゃってました。
ちょっと地雷気味というか。
「ヒドイ!」とかいうよりも「コワイ!」って感じで。
キャストトークで声優さんたちがこのシーンがあるだけでR指定になるとかホラーだとか言ってました(苦笑)

その後は、それをきっかけにアルフレッドとの仲も悪化していって。
気持ちの行き違いとかが進んで関係持っちゃうけども、瑞樹の方はもう心がボロボロで精神的に追いつけられていく感じ。

元気な時に聞くのはいいけど、弱ってる時とか流されやすい人が聞くと結構こたえるかもしれません…。

お話自体はわりと好きなタイプなので聞き返したいと思うのですが、罠のシーンが結構ネックになってて。
聞く時はどうしてもそのシーンになると身構えちゃいますね。

1

ブックレットが豪華

CDのブックレットって、4PのSSか2Pショートマンガが入っていれば充分豪華レベルですが、このCDのブックレットは、門地さんのマンガだけで8P、その上原作者いとうさんのSSが4Pと、なかなか豪華。
門地さんファンとしては予想外の喜びでした。

CD本編に関しては、やっぱり、宝亀さんに尽きるかな。
本編内でもノリノリだったし、フリトでも「これを機会に…」って、今にも高城さんを押し倒さんばかりだったしな。
そして、エドワードも、アレクも、実にイジワルで憎々しげで、聞いててなんだか苦しくなっちゃう。
こういう陰湿ないじめが続いて、それを健気に耐えちゃう系のお話は、私としてはちょっと地雷。
門地さんイラストの本はなるべく集める方向でいるけど、この原作は探さないことにしよう。

0

いじめがリアルすぎ

原作既読。
母の死によって異母兄のいるイギリスに引き取られた瑞樹(野島さん)が、パブリックスクールに入って散々いじめられる話です。

長男のアルフレッド(鳥海さん)も同じ学校にいるんですが、ふたりがくっつくまでの紆余曲折が凄すぎて、そっちに全部持ってかれた感があります。
いじめシーンは音声になるとそれはもう酷くて、よくまぁここまで嫌な奴が出来上がるもんだ、と逆に感心するレベル。
最後の最後にふたりがくっつくまで、兎に角ひたすらいじめが続くので、結構聴くのはきついかもしれません。

そして次兄のエドワード(森久保さん)に陥れられて変態オヤジ(宝亀さん)に引き合わされるシーンでは、びっくりして顎が外れそうになった(笑)
原作でも大概だったド変態が、ねっとりした声音になってグレードアップしてます。
気持ち悪いを通り越して、もう怖いの領域に……。
暴力描写もリアルで、これは聴く人を選びそうだな、と。

この話の半分以上はいじめと暴力で出来ていて、優しさはほんのちょびっとなので、その優しさに縋りたくなる瑞樹の気持ちが痛いほど分かる気がします。
また野島さんの健気受が嵌りすぎていて、哀れ感が尋常じゃない。

原作が大好きなので期待していたのですが、重要部分をことごとくカットしているがで残念でした。
ふたりが惹かれ合うところも全部ごっそりいってるので、CDでは何故好きになったかが分からない。
後半も急展開過ぎてついて行けないしで、いじめシーン削ってもっと別のエピ入れればよかったのに、と思います。

原作カットの仕方に納得いかない部分が多いのですが、ブックレットが良かったのと、声優さんの好演に萌評価したいと思います。

0

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