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表題作 ロマンティスト・テイスト

木槻孝平 → 小杉十郎太

岡野晶 → 石田彰

その他キャラ
青山麻文[塩沢兼人]/ 江原和真[岡野浩介]/ 長谷川奏[柏倉つとむ]/ 但馬雛子[小林優子]

あらすじ

岡野晶は、14歳の時に母に捨てられ一人で生きている。未成年である彼が生きていくためには年齢を偽り、肩肘張っての突っ張った生き方しか出来なかった。今まで勤めていた店を失った彼が出会った「なんでも屋」の木槻。晶がどんなに突っかかっても、面倒見の良い穏やかな彼にいつしか惹かれていき…

作品情報

作品名
ロマンティスト・テイスト
著者
坂井朱生 
イラスト
佐々成美 
媒体
CD
作品演出・監督
岩浪美和
音楽
高野ふじお
脚本
高山カツヒコ
原画・イラスト
佐々成美
オリジナル媒体
小説
メーカー
ムービック(CD)
収録時間
73 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
発売日
JANコード
4961524117796
3.4

(5)

(0)

萌々

(2)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
17
評価数
5
平均
3.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

昔の作品、たまにこういう新鮮な大ヒットがある

石田彰さん出演作品では、『銀の鎮魂歌』以来、イイ!と思いました。
あと、苦手な小杉さんがぜんぜん苦にならなかったです。低すぎない。いつもこのぐらいの声ならいいのになー。

ドラマCDとしては脚本の作り方が異質だと思います。
モノローグでの説明がやたら多いのだ。
それが苦手だという方でも、この作品なら大丈夫だと思う。
ていうか、この作品でモノローグの良さに目覚めるんじゃないかなと思う。
そのぐらいモノローグの多用が生きてる作品だったので。

ストーリーは、地味ながらしっかりしてます。
親に捨てられてトゲだらけの喋り方しかできなかった少年が、懐の深い大人に出会ってじわじわと癒されていく。じわじわなのにテンポよく感じるのは、ストーリー運びが上手いからだ。

あとモノローグだらけの濡れ場のエロさが異常。
石田さんの声で、すぼまりがうんたらかんたらとか、いちいち説明されるからもうもう恥ずかしくて死にそうになりました。
「エロい…エロい…エロい…」とひたすら呟いてたのは耐えがたさを耐えしのぶため。萌えて叫びそうな自分をおさえるため。道路を歩きながら呟いてる私は変人まっしぐらです。
モノローグの隙間に挟みこまれる喘ぎ声もいいなぁ。
もう二度とこんな作品は作られないんだろうな。
同じ原作でも、いま作ればまったく違う脚本になると思う。

聴く価値アリまくりです。
いろんな形を模索してたんであろう昔の作品、当たると新鮮で異常に面白い。(ハズレもありますがw)

3

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