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富士見二丁目交響楽団 外伝 野生のアマデウス

fujimi nichoume kokukyougakudan series

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表題作 野生のアマデウス

生島高嶺 → 矢尾一樹

八十川空也 → 山口勝平

桐ノ院圭 → 増谷康紀

守村悠希 → 置鮎龍太郎

あらすじ

(原作・秋月こお/画・西炯子)天才ホルン少年ソラくん(山口勝平)と、タカネ(矢尾一樹)の、キケンな親子愛 もちろんゲストもお二人(そこまで喋っていいの?)。実演はナント『SHOTAの寿司』(市東亮子)!

作品情報

作品名
富士見二丁目交響楽団 外伝 野生のアマデウス
媒体
CD
作品演出・監督
岩浪美和
音楽
高野ふじお
脚本
三ツ矢雄二
原画・イラスト
西炯子
オリジナル媒体
小説
メーカー
マガジン・マガジン〈CD〉
シリーズ
寒冷前線コンダクター 富士見二丁目交響楽団シリーズ
収録時間
75 分
枚数
1 枚
ふろく
SECRET TALK CD(収録時間72分)
発売日
JANコード
4571278170222
4.8

(5)

(4)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
24
評価数
5
平均
4.8 / 5
神率
80%

レビュー投稿数2

富士見15周年かー

今月(2010年12月)に富士見15周年記念でドラマCDが出てたので懐かしくなって聞き返しました。

といっても富士見はメインよりこの生島とソラのカップルが好きなのです。
原作は今は脱落しちゃったんですが、このカプが登場する巻だけは未だに読み続けてるって位に好きなのだ!
今作はその生島(矢尾さん)×空也ことソラ(勝平さん)編です。
このジャケ絵は発売当時から不満でした…いや、じゃりん子チエちゃんは好きですが普通に可愛いソラくんが見たいじゃないですか!

本編はギャグじゃないですよー、っていうかもっそい良い話です。
空也は戸籍もなく母子家庭で母の手によって育てられ(戸籍がないので義務教育も受けてない)母の死後に施設に保護されるもそこから逃げ出して野良猫の様に1人で生きているというかなり壮絶な過去を持つ少年、生島はソラと出会い拾って連れてきます。
ニューヨークのスラム街を知っている生島だからこそ、ソラを必要以上に甘やかしたり同情したりしない。
ソラは学も無く当たり前の常識さえも分かってない部分があってある意味動物じみてるんですが、その代わりに天才的な音楽の才能を秘めていて純粋で根はホントいい子。
生島役の矢尾さんはスラングまじりというか、ヘンテコ英語が混じるおもろい言葉使いですがこれが凄くハマってて格好良い、ちょっと駄目男でヘタれてるとこもいいのです。
ソラ役の勝平さんは可愛すぎるーーー!ソラは考えず直感でモノを言うタイプなんですがその感じがよく出てます、あと勝平さんのショタ声好きにはたまりません…萌え死ぬ。
ホルンをやりたいというソラに生島は中古のホルンを買ってやります(生島お金ないから~)練習して吹ける様になったソラが何でも吹いてみろと言われて最初に吹いたのが何と「北酒場」なんですがそこがまたいいんですよー、じーんときちゃいます。
ソラの存在によって、生島も自分の演奏を取り戻すシーンもいいよー。

メインの桐ノ院と悠希の出番は少ないですがフリトにはこちらのメイン組として2人で登場してます。
フリトが長いんだ!特典とかじゃなく普通に本編とフリトの2枚組になってます。
フリトで73分あります……本編とはる位の長さです。
でもおもろいです。フリト部分の3分の2は矢尾さんと勝平さんと司会が監督の岩浪さんなんですが、この3人がもう居酒屋のトークかっていう位にシモネタの嵐、初エッチの話から性の目覚めの話から~エロシーン(男女向け両方)の演じ方等々~声優さんの生っぽい話を聞きたくない人はちょっと引くかも。でも自分的にはおもろかったー笑ったー!
当時彼等が参加していた国営放送の某アニメや矢尾さんが打ち上げで某国民的アニメのフ○さん役の方との話がバンバン出て来ます、フリト無法地帯過ぎ。
さらにオマケドラマとして当時マガジンで連載してた翔太の寿司をもじって「ショタの寿司」を即興で猛烈なショタ声でやってくれます……か、かわうい、こんな寿司屋あったら行くよ!
桐ノ院と悠希組、増谷さん&置鮎さんのターンは矢尾さん&勝平さんを聞いた後だともっそいまともに聞こえます。
葉書のアンケートに答えたりとか色々。お仕事の話とかも出てます。

桐ノ院と悠希、あと生島、この3人の人物関係を把握してたらこれ単体ですっと聞けると思います。
本編とフリトどちらも充実!!
古い作品ですが現時点ではまだ密林等で売ってます、3800円はフリト込みと考えればむしろお徳価格。

1

“んっ”だけでも聴く価値あり!

フジミ外伝、生島×ソラ編です。

生島がソラを拾ってきて、仕事に連れて行き、富士見に誘い、ホルンを与え・・・
(ソラが演奏する、北酒場が聞けますよ)

どうにも野獣でモラルなんぞ無いような生島が、ソラにかかわることでは結構いいお父さんぽくなるという部分と、年相応に見えないくらい幼い外見のソラが生島を愛してしまうところに、心動かされます。

自分の生い立ちと重なるソラの壮絶な半生に、じっとしていられない生島の気持ち。
感謝や愛を奉仕することで返そうとするソラの哀しさ。
微笑ましいし、涙も誘われるし、とにかくたいしたセリフもないソラの一言一言(“んっ”って返事する部分まで)が心に残ります。

言葉にするとこの程度の感想になってしまいますが、とにかくソラ(CV.山口勝平ちゃん)がいたいけで、可愛くて、哀しくて、幸せです。
フジミシリーズで一番好きな作品です。

おまけのトークCDはまじめな勝平ちゃんのシモ話。
真面目にきちんとでも笑っちゃうお話をしてくれます。

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