デコイ 囮鳥

デコイ 囮鳥
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×24
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

217

レビュー数
8
得点
80
評価数
20件
平均
4 / 5
神率
40%
著者
イラスト
作品演出・監督
鈴本雅美
音楽
カワイ進・Suzys
脚本
月原真
原画・イラスト
奈良千春
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
サイバーフェイズ
収録時間
156 分
枚数
2 枚
ふろく
特典FUN BOOK
フリートーク
あり
発売日
価格
¥4,700(税抜)  ¥5,076(税込)

あらすじ

自分が何者かわからない恐怖、人を殺した負い目を持つ安見は、どこか深い闇を思わせる美しい男・火野という存在に縋り溺れていく。一方、安見が関わった“殺人事件”が引き起こす混乱を防ぐため、関東侠和会の遊撃部隊に属する那岐と加賀谷が動き出す―。英田サキ原作の大ヒットシリーズ「エス」のリンク作、待望のドラマCD化!!安見と火野、那岐と加賀谷。四人の男たちの過去と因縁が交錯。混迷の戦いが始まる―(帯より転記)

表題作 デコイ 囮鳥

火野 一佐 → 子安武人

安見 亨 → 近藤隆

加賀谷 功 → 三宅健太

那岐 顕司 → 鳥海浩輔

その他キャラ
篠塚 英之[三木眞一郎]/ 宗近 奎吾[小西克幸]

評価・レビューする

レビュー投稿数8

ラブ要素は極少、英田サキ鉄板のヤクザもの

冒頭の記憶喪失&拳銃のコンボは何とか耐えたが、
子安→近藤の「眠り姫はやっとお目覚めか?」で吹いた。

安定のヤクザものでキザな男たち。欧米か。

前野さんが張りのある美声でビックリ。
このトーンはイイですね!

エスと同じ役で小西さんと三木さんも出てくる。
なんだか得をした気分。

ラブ要素は極少、事件を追うストーリーは面白い。
犯人と被害者、バディもの、刑事とヤクザ。
英田サキ鉄板の内容。

各2枚組ですが、完全に続く内容で物凄いところで終わるので、
2も用意してから聴いたほうがいい。

フリトで近藤さんがアニメとドラマCDの演技の違いに触れたら、
子安さんが「ドラマCDは二次元の中で三次元の芝居をする」と言った。
そうなんですよね…!!
ドラマCDは声だけの媒体ですが、三次元を作るんですよ!!
よく言う「距離感」の正体はこれですね。
距離感がないと臨場感も出ない。

0

エロがあれば神CDだったのに…。

BLって所詮は男と男のラブコメだよね、話が薄くてつまんない。
何かシリアスで引き込まれるような面白い話ないかなぁ~。

↑と思っている方には、超お勧め!!

CDは『囮鳥』と『迷鳥』の2枚組で、両方あって初めて完成する。
『囮鳥』の方は、火野(子安)×安見(近藤)がメインで、
サブで、加賀谷(三宅)×那岐(鳥海)。

話はヤクザ物で、第一印象はダークでミステリアス。
いや、ヤクザの話というより、一般人と殺し屋の話??
主人公である安見が記憶喪失で、影のある謎の美形、火野に拾われるところから始まる。

↑もうこの時点でドラマに引き込まれる。

さらに、最近は2.5~3枚目役が多い子安さんが、90年代によくやっていたようなダークな美形悪役を演じています。コヤピファンは聴くべき。

近藤さんは、ごく普通の男の役なんですけれど、難しい役どころですね。
子安さん役が強烈なだけによく迫力負けしなかったな……どちらもすごい。
声は、地声系だけれど、決して高音だったり可愛かったりではなく、ごく自然な男の声。
記憶喪失になった時の危うさや繊細さがよく表現できている続きと思います。

鳥海さんは、一見よくある倦怠系キャラなんですが、どこか影がある辺り、いつもとやや違いますね。
三宅さんは相変わらずの低音で、受けをただ待ち続ける無骨な男の包容力を表現した感じ。


とにかく原作を後で買って読むほどすごく面白いんですが、評価が星4つなのは、
子安×近藤の絡みがほぼ無いに等しい…。
いや、あるんだけれど、近藤さんのモノローグがかぶってよく聞こえない。
濃ゆい絡みがあれば120点あげるところだったのにぃ~~~。(涙)

でもさすが子安さん、喋るだけでエロスが漂う。


インターさんなくなっちゃったから、このCDはもう通常の店では買えないけれど、もし興味があって、どこかで見つけたら聞いてみるべき。

ダークで耽美な香りが漂う話が好きな人には超おすすめ。

2

このCD聴くと疲れます・・・

疲れた・・・。
頭も身体もフル回転で聴きました。
全身筋肉痛ですよっ!!
身体に力を入れて聴いている為 筋肉がガチガチになります。
心して聴かないと大変な事になるわよおおおおお!!
魂ごと奪われちゃうわよおおおおお!!
考えすぎて 頭が爆発してるわよっ。
ストーリーが難解すぎて ついて行くのに必死です。
でも 面白い!!
止まりませんよ。最後まで聴いてしまう破壊力の凄さ!!
声優達が 各々の役にズバリ嵌まっていました。
素晴らしかった・・・。疲れるけど・・・。

0

今まで聞いた英田ドラマの中でもっとも難解

原作未読。
ワタクシ、英田サキ先生のドラマCD化作品は原作未読の状態で聞くことにしているんですが。
英田先生といえば、「デッドロック」「エス」「ダブル・バインド」シリーズと、ハードボイルド路線の緻密なプロットに沿った作品が多いですな。
また、人間心理のひずみや精神疾患についての言及も本格的です。
これ、「エス」ともリンクしているわけですが、エスよりも一層、複雑である種難解な展開をしていきます。
ストーリーのドラマティックな展開よりは、4人それぞれの胸のうちがひっそりと語られていき、それがパズルのようにリンクしていく状態。
完全に大人のドラマだと言えましょう。
火野と安見のやり取りはかなり緊張感あります。記憶喪失というモチーフを上手に使って、果たして記憶喪失になる前はどのような関係だったのか、いやがおうにも好奇心をかきたてられる。
絡みらしい絡みはほとんど出てきません。
ゆえになおさら気になる!

さて、そうした緊張感が高い中、那岐の存在にほっとしてしまったり、「エス」でも出てきた宗近のリラックスした様子に安心してしまったり…。こういう構成のうまさはスバラシイ。
続きできれば、「エス」シリーズから通してお聴きになることを強く推奨。

FTで各出演者がむずかしかった、と語っていますがそれも納得。
それでは、このまま「デコイ~迷鳥」へとすすめていきたいと思います。

1

冷たいのに熱い

いいですねぇ。
ドシリアスに展開する男と男のドラマ。ゾクゾクしました。冷たいのに熱い空気感なんです。
この作品は続編の「デコイ 迷鳥」と合わせて一つの物語なので、単体で聴くのは危険です。続きが聴きたくてイーッてなること間違いなし。

なんといっても火野です。欠落したのか最初から無かったのか、情緒の壊れた男。
ダークな魅力の持ち主なんですが、子安さんイイヨイイヨー。シリアス演技にゾクゾクしました。火野には難しい演技が要求されますよね。そもそも感情を込めちゃいけないんだもの。でも狂気じみた迫力は必要だし。子安さんのお声を聴いて、ああ、これだ!と思いました。
安見はイイ感じにぐるぐるしてて良かったです。原作ほど彼の愚かなキャラに違和感を感じなかったのは、近藤さんの演技力のたまものだと思いました。

もう一カップルは加賀谷と那岐(三宅さん×鳥海さん)。
加賀谷の一途さに改めてキュンキュンさせられました。「図体のデカい忠犬」という存在、なんでこんなに萌えるんでしょうか。三宅さんぴったりだよ。
鳥海さんは、ひたすらカッコいい受け。ちゃんと男なのがいい。女を抱いてるのもいい。
この二人はまだデキてな続きくて、食らいつくようなキスシーンがあるのみなんですが、タマランです。

あと、エスシリーズから小西さんと三木さんが、ちょっとだけ登場します。
宗近(小西さん)が落ち着いたシアワセを掴んだ雰囲気で、シリーズのファンとして非常に嬉しい。
あとは篠塚(三木さん)だな。実は彼が一番悲しい男なんじゃないかなと思ってしまいましたよ。後のストーリーを知ってるからかもしれないけど、孤独だよね。

2

火野に血が通うと・・・

小説を読んでいた時は、暗くてドロドロした感じで、なんだか泥沼に引きずり込まれるような感じがあったのですが、声になるとそこまでの暗さはありませんでした。

決して不満なわけではないのですが、火野に血が通っているというかなんと言うか・・・
キャストトークで子安さんが「久しぶりにクールな役をやった」的な発言をされていますが、実際大変クールで隙が無い感じなのに、どこかに甘いような温かいような余韻が…
字には熱が無いですが、人の声には嫌でも熱を感じちゃいますからね。
でも、それだからこそ、安見がいつのまにか火野にぞっこんになってしまった気持ちもわかるような気がしました。

この巻は安見のお当番巻と言ってもいいと思います。
記憶喪失ではあるものの、よく動いてくださいました。

ところで、シチュエーションというか場面設定というか、例えば冒頭の部分や火野の部屋、サンシャインの展望台、墓地での密会などは状況をさらりと流している感じなので、CDしか知らない人は状況を思い浮かべにくいのではないかと思っちゃいました。
小説を音にするわけですから、どこか端折らなくてはならないわけで、キャラ続きクターのセリフを端折るくらいなら状況説明を簡略化したほうがいいでしょうしね。

さて、そのキャラクターですが、皆さん適役でよかったです。
特に、加賀谷の三宅くん。
那岐大好きオーラ全開なうえ、我慢しているんだぜ、でも隙は突いちゃうぜみたいな、那岐の尻に敷かれているようで実は結構好きにしている、外見はクールなのに内面は結構俗っぽい加賀谷が最高です。

ブックレットのショートショートも加賀谷×那岐。
馴れ初めもわかって、加賀谷はワンコで、那岐は変な寝言を言って・・・

2

重厚な世界観でつづられる哀しき殺し屋のお話

原作未読組

いやーっ!!!!!!
すげぇ痺れたっ。
どうしよう、痺れたーっ。
こやっさんかっけぇぇぇー。
近藤さんすげぇぇぇー。
うあああああああ。俺、子安さんと近藤さんをバカにしすぎてたーっ。
すいません、すいません、全世界の子安ファンならびに近藤ファンに平謝り。
こやっさんの本気演技ってすげぇな!
もぉほんともう少しこの路線をやり続けてくださいよー。

「エス」と同じ世界観で描かれる「デコイ」ですよ。
あまりに重厚なシナリオで2回聴いた。じっくり。
音楽もかっこよくてさ、痺れたぁ。
ちょっとこれはかなりあたし好みの作品かもvvv

気が付いたら雨の中、倒れていた自分。
そばには知らない男が死んでいた。
赤く染まった自分の手には拳銃・・・
俺は誰なんだ?
教えてくれよ?俺の名前を・・・
記憶を失った自分を保護してくれた見知らぬ美しい男
男は火野(子安)と名乗り、自分のことを安見亨(近藤)と教えてくれる。
ふたりは“同居人”という関係だった。
“同居人”という関係だけで人殺しの自分を匿う火野(子安)
火野(子安)のかもし出す雰囲気は続き、常人のものではなく恐ろしさを感じるのに
安見(近藤)は、火野(子安)しか頼る術もなく身を寄せつづける・・・

安見(近藤)の殺した相手は極道高仁会の前会長 笠尾という大物。

笠尾殺しの犯人を捜すために動きだす“鳩”と呼ばれる極道関東侠和会の諜報部隊。
隊を仕切るのは那岐(鳥海)と加賀谷(健太)
笠尾の殺害には関東侠和会の仕業とのたれこみがあり事実確認を調べ
組同士の抗争になるならば“鴉”を発動しなければならない・・・
“鴉”は“鳩”の裏の顔。武力抗争の精鋭部隊というねw

物語は、火野(子安)×安見(近藤)
那岐(鳥海)×加賀谷(健太)という2局面で構成されていて
二つがどう交わっていくのか・・・そこが聴き所。

こんな重厚なBLシナリオなかなかないよーっ。
すっげーおもしれぇぇぇ。
とりあえず、本気のこやっさんと本気の健太すげぇよ。
近藤さんも難しい役どころを演じてましたよ。
鳥さんのへたれじゃない受けってのもほんとかっこいいよねぇー。

ちらっとでてくる「エス」のメンツ。
英田さんのシナリオって脇って言い切れるキャラっていない気がする。
ひとりひとりのキャラがそれぞれ背負っている何かがあって
世界はそのひとりひとりが交わって出来上がっている!
だからキャストがこれだけのメンツじゃないと演じきれないんだと思う。

2

交錯する関係。

「囮鳥」「迷鳥」で1つのお話が完結するので、今回は前編て感じです。

えーと…いきなり個人的なことですが、鳥ちゃんの那岐が相当に好きなタイプですv
見た目チャラいというか軽い感じで口調とかものらりくらりっていうか。
ホント好きなタイプなんですよ、こんな感じで受ってのが!!
って、今回のCDではそんなシーンはないのですが。
まだまだ那岐の心の問題?が解決してないのでね。
そういう空気にはならない。
加賀谷が火野の件で何も話してくれない那岐に苛立ってキスを迫るシーンがあるんだがそこのやりとりがすごく好きだ。
チューだけはちゃんとしてます。
「世界が今日で終わるなら加賀谷といたい。それが無理なら1人でいい」みたいな那岐のセリフがあって、それがすごく好きかも。
過去に加賀谷のことを拒絶してしまったこともあるけど、那岐にとって加賀谷が特別な存在であるのは確実で。
あー、那岐いいなぁ…。

その相手となるのが加賀谷ですが。
結構、那岐に振り回されてるような印象(笑)
それでも離れられないんですよねー。
普段は低音の落ち着いた声してるんだけど、↑のシーンでは苛立った続きりもするし。
その前に自分のベッドに那岐を連れて来て寝かせるシーンがあったんだけども、髪をいじられてくすぐったがってる?加賀谷がなんか可愛かったですん。

安見は一番正当な主人公になるのかな。
安見を中心に事件は起きてるので。
安見は記憶を失くしてるから自分を取り巻く環境がよく飲み込めなくて。
自分と火野の関係を知り合いに告げられて、そこからまたそういう関係も持つようになって。
自分の正体がわかり始めてぐるぐるしだすって感じですね。

火野はとにかく4人の中で一番妖しい空気を持ってる人。
「便利屋」と称する殺人行為やらを仕事にしてて。
人を殺めることになんの感慨も痛みも感じない。
キレイな男ということで子安さんは演じるのに苦労したらしいです。
火野の独特の妖しさとかキレイさとかを出すってことで、思ってたよりは若干線が細かったかな。
でも、自分の信念みたいなものを持って仕事してるのでただ細いだけの男ではないし。
たしかに難しい役ではあるように感じました。

ブックレットのSS「眠る男」は加賀谷と那岐の物語。
というか、加賀谷の心情のお話でした。
那岐との出会いと、今の関係と。
恋人か相棒かなら、最終的に相棒であることを選ぶだろう加賀谷の気持ちと。
そうはいうものの募っていく想いにジレンマを抱く加賀谷には幸せになって欲しいなーと思いました。

あと、ものすごく個人的な感想なのですが、那岐の情事の相手が自分と同じ名前でいろいろ嬉しいような恥ずかしいような…1人でニヤニヤしてしまいましたー。

4

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