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表題作 小夜時雨の宿

南方修司 → 前野智昭

飯島佳史 → 岸尾大輔

その他キャラ
校長[佐藤晴男]/ 田嶋[下野紘]/ 教頭[滝知史]/ 男子生徒A[久保田竜一]/ 男子生徒B[小田久史]/ 修司の母[幸田直子]

あらすじ

長年付き合っていた恋人に一方的に別れを切り出され、悲しみに耐えながら暮らしていた飯島佳史のもとにある日彼の弟・南方修司が現れる。実は恋人は病によって亡くなっていたのだった。その事実に打ちひしがれる佳史に修司は『病気だと知って逃げたんだろう?』と鋭く責める。何も知らなかった佳史は修司の誤解に戸惑うばかりで…。(メーカーより)

作品情報

作品名
小夜時雨の宿
著者
水原とほる 
イラスト
夏珂 
媒体
CD
オリジナル媒体
小説
メーカー
インターコミュニケーションズ
収録時間
77 分
枚数
1 枚
ふろく
初回特典フリートークCD
発売日
JANコード
4523513925319
2.7

(9)

(1)

萌々

(2)

(0)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
19
評価数
9
平均
2.7 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数4

原作未読です。

で、本編は、きっと多分原作通りなんでしょう。

多分、この作品、原作そのものが好きなタイプのお話じゃないのかな、、
ドラマCDとしては、声優さんの演技には別に何も言うことはないんだけど、、、、、な、感じ…?

岸尾さんは、イラッイラするような女々しい受けを、
前野さんは、ムカムカするようなお子ちゃまで自分勝手な攻めを、
それぞれ、とっても巧みに演じていらっしゃるし、
下野さんの、飯島を慕う生徒役も、ちょっと普段演じるキャラクターとは違ってなかなか新鮮だし、
終始流れるしっとりしたピアノのBGMも、イライラ感を盛り上げるのに大層効果的。
多分、ドラマCDとしては、上出来です。
でも、「中立」で勘弁して下さい、って感じ。

これ、フリトCDが、とっても楽しい。
但し、トークCDは本編CDとは、全くかけ離れたテンションで終始するので本編終了後、すぐに続けて聞くのはオススメしない。
まず、岸尾さんが、本編で隅から隅まで切ない美人尽くしで溜まりに溜まったストレスを、渾身の力で解放している感が満載!
そんなやる気満々な岸尾さんと、こちらも本編とうって変わって素に戻った下野さんが、超自由に唐揚げしているところへ、何とかして絡もうと果敢にアタックする前野さんの右往左往ぶりがかわいい。

2

ん~…

しっとりしたお話でした。
この脚本を書かれた方は、原作小説のしっとりした部分に焦点を置かれたんだなァ。でも、私はこれは違うと思いますです。
だってさ、うじうじと一人よがりに悩んでる受けの、自分に酔ってるかのような眠た~いモノローグをえんえんえんえん聴きたくないのですよ。そこだけを聴かされても、「悲劇のヒロインぶってるナルシスト」という印象しか残らない。イラつくだけです。言えばいいことを言わないことで状況をどんどん悪化させていくってアホすぎる。
この話で大事なのは、ずばりエロスな場面とのバランスだと思います。エロスといっても普通のエロスじゃない。暴力的で一方通行で理不尽なセックス描写です。
うじうじした受けが、誤解した攻めに引き裂かれ、暴力的に犯される場面が原作にはあるんです。その描写、かなり執拗です。夜光花さんニヨニヨしながら描いてるんだろうな~と思いながら、読んでるコッチもニヨニヨ、みたいな。受けにイラついてるからこそ、存分に嗜虐的なセックスを堪能し萌えることができるのですよ。で、そのあとどんどん改善されてく関係に萌えられる。落差が大事。そういう部分がこの作品の面白い部分であり、夜光花さんの萌えのバランス感覚だなと思ったのですが、どうでしょうか。(まったく的外れかもですがw)
こういう部分を取っ払っちゃうと、受けにイラつくだけの眠たい作品になる。
で、このCDは取っ払っちゃってるため、結果的に眠たい作品になっちゃってたような気がします。
あぁ、暴力的な前野さんと、引き裂かれて泣く岸尾さんをがっつり見せてほしかった!
お二人ともすごく良かったですよ。前野さんの攻め喘ぎは素晴らしいし、岸尾さんの美人受け演技は鉄板ですし。

ただ、この原作小説、もともと夜光花さんの小説のなかではそんなに好きな作品ではなかったりもします。攻めの思考も変だしさ。のちに明らかになる事実と前半の行動の整合性が取れてないような気もしたし。
夜光花作品ってなぜか、面白くて評価が高い小説ほどCD化されてないような気がします。
アレとかアレとか、面白いのいっぱいあるのにな~。

2

消化不良気味

原作未読。
破局後に亡くなってしまった、元恋人の弟とうっかり身体の関係をもってしまってモヤモヤする話です。

受もモヤモヤしてますが、聴いてるこっちもモヤモヤしました。
優柔不断で女々しい乙女思考の飯島(岸尾さん)も、強引で我儘な年下攻の修司(前野さん)も、二人とも好きになれなかったので始終いらいらしてしまいました。
ふたりがすれ違っていく序盤のレイプシーンも、あっさりするっとしすぎていて、元恋人の弟に犯されたショックだとかそんな懊悩もないので、重々しさを出したいのか軽くいきたいのか方向性が見えない。

そして、ひたすらじめっとした未亡人受の飯島ですが、最後の方まで成長なくじめじめしていて気持ちが落ち込みます。
ラストでの種明かしまで一体何がしたいの?と問いかけたくなるような修司も、煮え切らなくってモヤモヤ。
駆け足すぎてついていけなかったというのもありますが、結局感情移入できないままに聴き終わってしまいました。

良かったのは、修司の声がストーリーが進んで行くに従って、どんどんと優しげになっていくところです。
心情の変化を丁寧に表現されていて、そのあたりはきゅんとしました。

お二人の声が落ち着いていてしっとりした感じなので、内容が暗く重いのに、なぜかヒーリング系CDみたいになっています。

2

恋人の死後、恋人の弟と身体の関係を続ける教師

つきあっていた恋人(♂)に一方的に別れを告げられ
ひとり悲しく日々を過ごしていたら
ある日、突然元恋人の弟が現れて元恋人が亡くなったことを告げられる。
病気で亡くなっていて、発病したのがちょうど別れを切り出された頃。
発病と別れの時期が重なるため、弟には「病気だから別れたんだろ?」って
詰め寄られてしかもなんだかんだでレイプされるというね・・・
受けのことを嫌いなくせに、なんで男を抱くの?って
戸惑いながらも、受けは教師という仕事柄なのか
身体を差し出す日々を送り始める・・・

元恋人の死
兄の死

お互い大事な人を亡くした者同士セックスしながら傷を癒してるような?
ラストあたりの弟のネタバレは、もうあらかた想像がつくというか
定番すぎて涙するというよりも、やっぱりねー。と淡々と聴いてしまった。

元恋人の弟との恋話って、だいたい同じようなネタになりがちなので
新鮮味にかけました。
この手のお話に免疫がない人は、新鮮に聴けるのかも。

初回特典フリートークは
岸尾さん、前野さん、下野さんの3人です。
インターコミュニケーションズさんの場合は
期限内に通販予約するタイプなので
こちらのフリートークCDは2009年5月10日で締め切られてます。
約13分というフリートークですが
過去最悪の岸尾だいすけでした・・・。
岸尾さんの悪ノリは、いつものことなのですが
これもSっ気のある岸尾さんよりも上の声優さんがひとりいれば
放置したり、冷たくあしらったりされて、それがネタとして
大変おもしろい仕上がりになるのですが・・・
下野さん、前野さんでは、岸尾さんの暴走は止められずOTZ
キツイつっこみもせず、岸尾さん渾身の?KY具合がネタとして活きることはなく
ほんとうにKYな人として残念な感じに収録されて終わってましたw
それをまた、ネタとして楽しむくらいの度量で聴いてみるのもオツかもしれませんw

0

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