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中→高と同級生だった哲(達央)と康平(小野)
康平(小野)は、もう10年、哲(達央)に片思いしていて
高校の時に両親を事故で亡くしていて身寄りもなく
デリヘルの送迎などをしてその日暮らしをしている哲(達央)を心配していた。
ある日、酔いつぶれた哲(達央)は康平(小野)に自宅まで送ってもらう。
迷惑をかけた申し訳なさから「欲しいもん、持ってってよ、何でも・・・」という
哲(達央)の言葉に、とうとう気持ちを押さえきれなくなり
康平(小野)は、哲(達央)を抱いてしまうのであった・・・。
と、いう話なんですよ。
あまりの生活の悪さに康平(小野)が自宅へと哲(達央)を連れ帰り同居することに。
哲(達央)は、天然というかぱや~っとした感じのやさしい子で
康平(小野)に流されて部屋代がわりにカラダを差し出すんですよね。
なんかそこに愛はあるのか?!と、いうあやふやな関係が
達央さんの絶妙な空気感のある演技で、しっくり聴ける。
物語中盤から、康平(小野)の元カノ翠(梶)も混ざっての奇妙な同居生活が
描かれるのですが、奇妙な三角関係をルーズな感じで軽く演出していて嫌悪感がなかったです。
聴きどころは、梶攻めですかね?
女装のオカマ役の梶くんが達央とリバです。
リバってる場面は入ってないですがリバってたという事実は語ってましたw
達央さんは、昇り龍のごとくBL作品にご出演ですが
どのCDも柔軟な演技で、毎回どんな達央さんに出会えるのかとワクワクがとまりません。
フリトは、小野さん、達央さん、梶くんの3人です。
もともと仲良しの3人なのですごくくだけたノリですが
くだけすぎずまとまっていて聞きやすいです。
この中で、ひとりの声優さんと一対一で演じるのはBLCDの現場ならではだと
小野さんがBLCDについて語ってます。
BLCDのお仕事を嫌いな声優さんもいますが
BLという現場の特質を理解した上で、しかもその現場でしか得られない経験を
自分の糧にしているんだなっていうのが伝わりすごく好感度UPしました。
BLのフリトって意外と声優さんの人柄がでるんだよね。
なんかめちゃくちゃBL馬鹿にしてんだろ?的な人もいたり
熱く語ってくれる人もいたり。フリトって奥深いですよ。
ストーリーとしては波乱万丈感のある内容なんですが、主人公の二人のトーンがまったりとしているので、聴き終わってみると全体的に静かな感じを受けました。
それじゃあ二人に不満があるかというとそういうわけではなく、実際に沢村康平(CV.小野くん)はゲイではあるものの地に足が着いたサラリーマンだし、篠原哲(CV.たっつん)は寂しさの塊の厭世観漂うフリーターなので、そんな役なわけです。
特に哲はヘラヘラダラダラしているものの、憎めない優しさが溢れているので、守ってやりたくなっちゃいます。
フリートークにおいて、新しい引き出しを開けたような話をしていたたっつんですが、どんどん上手くなっていますよね。
で、小野くんは私が今まで聴いたCDの中でこれが一番好きな役です。無理が無い、ごく自然な感じで大変聴きやすいのです。
スパイス的な存在として、オカマの翠(CV.梶くん)が出てきますが、彼がはまり役です。
そもそも可愛い系の声なので、聞く前から何の心配もしていませんでしたが、やっぱり可愛かったよ。
自分勝手で甘えん坊で遠慮が無いけど憎めない。いいキャラでした。
繰り返し聞いても飽きない作品だと思います。
(実際、繰り返して聞いていますが全然飽きません。)
初めて聴いたときわがブログでは★4つ(満点は5つ)評価でしたが、繰り返し聞いても飽きないのでこちらでは神評価にしたいと思います。
宮本作品って、今までCD化された事あったっけ?
宮本作品、ストーリーもキャラの心情描写もしっかりしてるし、すごく好き。
でも、CD化するには、お話の長さが合わなかったのかなぁ
そんな中で、このお話はCD1枚分に過不足なく収まってた。
ジャケ絵の短髪が康平@オノD、黒髪長髪がテツ@たっつん
他に、康平の元カノ(彼)翠(女装子ちゃん)が梶君
天然ゆるキャラ、全くのノンケなのに、康平に嫌われたくない一心で、つい受けちゃってるテツ
っていうのを、
「どこまで天然?」
「どこまでゆるい?」
って模索しながら挑戦したっぽいタッツン
タッツン向上心あるし、負けず嫌いだし
おお、こうきたかぁって
たっつんは確実にレベルアップしてるって感心する
梶君のオカマちゃんも、たっつんのテツのキャラといいバランス
康平@オノD も、「当事者なのに、なんか仲間はずれ」感が、狙った訳じゃないだろうけど、とってもはまってた。
収録後トークにも、キャストが若手ばかりって言うのを随分言っていたけど、こうやって世代交代が進んでいくのね。
タイトルどうりでした。
正直、声優目当てで買ってしまいました!
原作は読んでいないです。
攻めの小野さんは本当に落ち着いた演技でした。
怒るときは迫力ありましたけど!!
私の中では梶さんのオカマがつぼりましたねbb
それと、透過性恋愛装置でたっつん受けに目覚めた私は
ウハウハだったり…。
最後の終わり方ものほほん?ハッピーエンド的な感じで
なかなかない感じでよかったと思います。
フリートークは10分ほど?だったかな。
「みんなサンダル」から始まり楽しい雰囲気でした。
あらすじをかこうと頑張ったのですがうまく書けなくて断念しました^^;
分かりにくくてすみません。
キャストがおいしい。それだけで聴く価値があるほどに。
原作より躍動感がある。
小野さんのBLにしてはナチュラルだけど、もっとナチュラルで構わないのに…。
どうしても力んでしまいますね。
普段はあれほど甘い方なのに。
梶さんのキャラは鬱陶しい。それを可愛く思わせるのは梶さんの個性。
梶達、達梶のリバもアリだったと思うよ。
それをやったら更に話はこじれるけど…。
何度聴いても、やはり誰にも共感できない話。
この組み合わせは珍しいけど、各キャストで推すなら別の作品。
3人とも若々しくていいんだけど…けど…という感じ。