シナプスの柩 I

シナプスの柩 I
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神25
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

159

レビュー数
9
得点
151
評価数
33件
平均
4.6 / 5
神率
75.8%
著者
イラスト
作品演出・監督
鈴本雅美
音楽
宮本空
脚本
月原真
原画・イラスト
佐々木久美子
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
サイバーフェイズ
収録時間
78 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
フリートーク
あり
発売日
価格
¥3,000(税抜)  ¥3,240(税込)

あらすじ

天涯孤独の身である桐嶋水斗は、心臓外科の権威・長山の援助を受けて医師となった。だが、その人生は才能と身体で長山に代償を払うだけの悲しい日々。そんな時、水斗の前に、NYから帰国した敏腕外科医・樋口洋一郎が現れる―。最後の望みを絶たれ、絶望の淵に立った水斗。彼が選んだ人生の結末は―!?リンクスロマンスより華藤えれな原作の話題作がドラマCD化!!(帯より転記)

表題作 シナプスの柩 I

樋口洋一郎 → 小西克幸

桐嶋水斗 → 野島健児

その他キャラ
海堂[千葉一伸]/ 長山教授[うすいたかやす]/ 小笠原[前島貴志]

評価・レビューする

レビュー投稿数9

こんなに泣いた作品は初めて

原作未読です。
小西克幸さん×野島健児さんのコンビが他作品で好きなものが多く、キャストで手に取りました。

私は1.2と続けて聴いたのですが、もう涙なしには聞けない。
心臓がギュンってなる感覚、久々です(笑)
こんなに泣いた作品は初めて、とタイトルに書きましたが、こんなに素敵な作品に久々に出会ったなと思いました。
全部聞いた後で、「いい作品だったな。もう一回聞きたい」ってなります。絶対なります。
ただ、エッチシーンがこう...丁寧なのでエロだけを求める方にはそんなにオススメじゃないかもしれません。
ちゃんとありますけどね!素敵なのが!!
お話がとてもしっかりしているので、本当にオススメです(^ ^)

2

神としかいいようがない

この作品は…神です。

NY帰りのエリート心臓外科医×薄幸の美青年医師を、小西さん×野島さんの鉄板ペアが演じており、ぶっきらぼうで不器用ながらも心優しい攻めと、重圧に耐えつつもいつかNYに行くことを目標に耐える受けという役を見事に再現しています。
ただ、シナプスの棺Ⅰでは、ひたすら両者はすれ違っており、攻めの優しさや、受けのけなげさは、はっきりとは描かれません。攻めの優しさ、器の大きさというのは、Ⅱの最後まで聞くと分かります。ただ、そういった攻めの性質がちらっと見えるぶん、水斗(受け)が、NYに行けなくなり、院長と援助交際(?)をしているところを見られ、その悪事の片棒を担いだと疑われたときのその絶望加減との落差が大きかった・・・。水斗が可哀そうで、せつなくて、思わず涙がこぼれそうになりました。

非常に重厚で聞きごたえのある作品です。

0

展開の無軌道っぷりはかなりイイ!

コレの面白さはといったらストーリーがどう転がるかわからない不安定感でしょう。
「医龍」や「ブラよろ」のようなリアリティはまるでない医療モノ(笑)なんですが、
しかも、記憶喪失に退行といったありきたりすぎる展開を持ちながら、
なんでこう先が気になるのか…。

お約束の連続でなんとなく聞き流してしまう「空気BLCD」も多い中、
なかなかひきつけるものがあります。

医療モノでBLでありながら、その経過はまるで童話。
どこが落としどころになるのか、「Ⅱ」も気になるところです。

さて、小西克幸さんですが、大変好感が持てる…。
「ブルーサウンドシリーズ」もそうですが、ときたまこの方は炸裂萌えを起こす…w
野島さん…野島さんは…なんつーか、嫌いじゃないんですけどね決して。
ただこの人が主役を張るとなんとなく印象薄いんですが…。

意外なところで、長山教授役のうすいさん!
コテコテに悪人で気に入りましたw

1

医療モノ

原作未読です (ノ><)ノ
物語は、なかなか真面目な雰囲気で進む。
演技が自然で聴いてて気持ちいいBGMは静かで綺麗。

個人的に、小西さんの声は、違うキャラクターの
イメージが強すぎて毎回、少し違和感を感じてしまうのですが、
今回は全く感じなくて、すごく嬉しい。お話にスッと入り込めた。

野島さんは、幼児退行してすぐは喋りかたが
棒読みチックで実にリアル。

小説が原作のCDは、骨組みやキャラがしっかりしてて
好きなので、よく聞くけど「記憶喪失」「幼児退行」の設定多いな。

1

いい作品だが、音声ドラマとして決定的な不満あり

シリアスかつどこかロマンティックな雰囲気漂う医療モノ小説のドラマCDで、他レビューを読んでもわかるように、非常に人気も評価も高い作品である。
ただ医療モノというだけでなく、どろどろとした人間関係、記憶喪失・幼児退行、子育てモノ(若干の性教育含む)と、様々な要素がありながら決して散漫な印象はない。

メインは野島健児さんと小西克幸さんという安心のペアであり、小西さんは尊大なところのある天才心臓外科医というまさに得意分野といえる役どころ(後半の子育て部分でちょっとあわてたりするあたりの変化がまたいい)、対するのじ健さんは自分の置かれた状況に絶望する研究メインの心臓外科医を、他作ではあまり聞けないような少し意志の強さが感じられるトーンの芝居で聞かせてくれる(だからこそ中盤での心底絶望した場面の弱々しさが引き立てられている)。
後半ではのじ健さん演ずる水斗は幼児退行してしまうのだが、声のトーンは大人のままに子供の無邪気さを巧みに表現していて、つくづく技巧派だなぁと唸ってしまう。
ナレーションの担当も前半はのじ健さん、後半は小西さんで非常にバランスがよく聞きやすい。
長山教授役のうす続きいたかやすさんの何とも言えない人間的な厭らしさ、海堂役の千葉一伸さんのひたすらに甘く優しい雰囲気も素晴らしい。

しかしドラマCDとしての完成度を考えると、私は本作を手放しでほめることはできない。
それは本作の重要な要素の一つである「医療ドラマ」の側面が、少々疎かだからである。
といっても、物語のベースである大学病院や学会の雰囲気が前時代的であるとか、学会・論文発表のあり方が現実的ではないとか、そもそも水斗が医師であるにもかかわらず外科医である樋口に「死んだら解剖して下さい」と言うなど絶対あり得ない(解剖を専門としない外科医にこんなことを言うなど、どう考えても異常)とかいうことは、原作側の問題であるからここではあまり重要視しない。
リアリティの有無と物語の良し悪しは必ずしもリンクするものではないからだ。
ここで私が取り上げたいのは「音声ドラマ」としての側面であり、医学用語の明らかな読み間違い(アクセントや区切りの間違いも含む)が多すぎることと、手術中や集中治療室の場面のモニター音や人工呼吸器作動音が状況にそぐわないことの2点である。
もっとも後者については実際のところ、医療従事者であってもモニターを直接見ずとも音で聞いて判断する習慣のあるごく限られた職種の人以外にはおそらく全く気にならないであろう。
だが読み間違いの多さはひどすぎる。
声優さんたちが真面目に丁寧に演技しているのがわかるからなおさらである。
たとえ素人がちょっと聞いたくらいではわからないことであったとしても、原作を脚本に起こした時に、不明な用語はきちんと洗い出しておいて欲しかった。
本CDのような雰囲気の作品はなかなか少なく、出演者の演技や落ち着いたBGMなど全体としての出来がいいだけに、あまりにも惜しいのである。

逆に、医療に明るくない人が重厚な雰囲気を求めてこのCDを聞くならば、かなり満足できる作品であろうことは間違いない。

5

傑作です

ずっと一人で生きてきた水斗(CV.野島健児)。恩人ともいえる長山には学費の援助の代わりにに愛人として身を注ぎ、長山のバカ息子のために自分の研究論文を与えています。

そんな暗い暗い闇の中で地面を這いつくばり、息もできないような生活の中に一筋の光を与えたのがNYから赴任してきた天才医師・樋口(CV.小西克幸)。樋口の存在は少しづつ頑丈だった水斗の心を解きほぐしていきます。

しかし、自分の一番見られたくない姿を樋口に晒してしまし、救いの手も掴めなく極限地帯まで追い込まれた水斗。助けも求めきれない水斗があまりにも悲しく、涙が出そうでした。

死を選んだ水斗は奇跡的に命を取り留めますが幼児返りをし、以前の水斗とはまったく別人のようになります。それでも樋口は水斗を守れなかったことを悔い、これからはずっと一緒に生きて行こうと決断します。

とにかく、ノジケンの演技が素晴らしかった。すべての水斗の苦しみ、悲しみ、絶望感がビシビシと聴き手にも伝わってくるような演技。後半の演技もコレまたすごい。純粋で無垢なほぼ5歳児の水斗を上手く、可愛く演じてくださっていて、シリアスなのにすこし心がホ続きッとするような感覚で聴けます。

こにたんの樋口もカッコよくてこにたんヴォイスにとことん酔いしれておくれ!!

1

何度聞いても心に沁みる。何度でも「やっぱりいいな」と実感する。

原作を読んでいない方には是非2枚揃えてから聞いていただきたい。
焦らしプレイ(?)が好きな方はコレを聞いてから、また2枚目を買いに走ってもいいと思いますが(笑)

のじーが演じる水斗はクールというかちょっと人生に疲れた部分のある男。
学費などの援助のために長山に関係を強要されても拒めず。
その甥の名で研究を発表させられたり。
そんな生活からなんとか脱却しようとしていて。
そのために赴任してきた樋口を利用しようと考えていたのだけれど。
いつの間にか惹かれていって。
それは樋口にしても同じようだったけれど。
それぞれの思惑で近付いて。
水斗の「死んだら、その指で解剖してください」っていうのがすごい切ない。
そこに込められている想いが切ない。
そんなふうに惹かれているからこそ、自分の問題に巻き込んではいけないと最後の最後で突き放す水斗。
突き放して頼れるものもなくなって。
自分を支えることもできなくなって。
身を投げてしまうところがまた切ない。
それまで、こういう展開のBLを聞いたことがなかったせいかこれは衝撃でした。

水斗は奇跡的に軽症で助かるんだけ続きど、なかなか意識が戻らず。
戻った時には5歳児くらいの知能しかなく。
今までの記憶もなく。
容姿は大人なままなのに喋り方が完全に子供になってて。
音だけで聞いてるとホントに容姿まで子供になってるんじゃないかと思ってしまうほど(後日、これを言ってるのは大人なんだという認識のために書店に挿絵を覗きにいってしまいました/爆)
この子供水斗ののじーの喋り方がまたかわいくって。
疑問文みたいな喋り方とか「なんで?」「どうして?」がいっぱいだったりとか。
やっぱ役者さんてスゴイなーと思ってみたり。

後半、樋口は水斗と暮らし始めてからはあまりの水斗の駄々っ子ぶりに手を焼いて男前形無しな部分はあるけど、それはそれでなんだか人間味があってステキだったし。
ラストの樋口と子供水斗のシーンも印象的でした。
水斗が自分の過去を嫌い、封じ込めたのならば、過去の記憶など戻らない方がいいと思っていた樋口だが、その本来の水斗の存在に心を揺さぶられ。
樋口のせつない気持ちが絞り出されるようで。

そんな展開で終わってしまうので、2枚目も買っておいてよかったと心底思いました。

2

良いものはよい、やはり感動するです

医療現場を舞台にしたシリアスな原作が超お気に入りの作品、やっとCDを聴きました。
ただ一言、よかったです!原作と同じ所で涙しました!!

自分にとって水斗は心の奥底に現実から逃れたいとあがいている気持ちをとにかく抑え込んだクールビューティーなイメージでした。
クールビューティーといえば神谷さん・・・だったので最初野島さんの声に違和感を覚えつつも、次第に感情移入。
5階から飛び降り自殺を図り、命は助かるものの記憶を失いすっかり子供に返ってしまってからは、呆けたようなあどけない声が、、
これが野島さんの声によくはまって、キャスティングは正解だったのねと納得しました。
水斗を縛り付け、追いつめる長山教授のうすいさんが、まるで悪代官みたいで雰囲気にぴったりでした。
樋口の声は小西さんですが(実は小西声ファン)美声すぎます☆
しかし、水斗が記憶を失ってから逐一面倒を見るたびにうろたえる場面が多々登場するのですが、そのうろたえ方が愛らしくてよかったです。

原作を読み返さずにCDで聴きましたが、読んでいなくてもきちんとわかるように、ポイントは抑えてあったと思います。
この先続きの展開、色々な人間関係の理由など明らかになるのは二巻になりますので、これは二本聴かないと一本では未消化になってしまいます。
前半は水斗、記憶を失ってからの後半は樋口の語りで進んでいきますので、存分に声を堪能してください。
オペのシーンではマスク二枚重ねで録音したとか、本編がシリアスな分トークははじけた明るさでほっとさせられます。

3

のめりこむように

ほぼ全編に渡って野島健児(桐嶋水斗)と 小西克幸(樋口洋一郎)の二人しか登場しない。
前半、水斗が窓から飛び降りる所までは、水斗のモノローグ+樋口との会話。
後半水斗が記憶を失ってからは、ほとんど樋口のモノローグ。
原作そのものが、静かに坦々と不幸が進んでいくお話で、それを、このお二人の声で静かにじっくりと聞かされちゃうわけだから、もう、息をするのも忘れちゃう位、のめり込むように聞いた。
そして、お話の展開に集中するあまり、BL的なえちシーンがほとんど印象に残らないという、それでも、凄く満腹という、ある意味BLCD的にはどうよ?だけど、とっても聞き応え有ってよかったわ。
これの2巻が12月にでるけど、子供水斗と樋口、どんな感じで一つになるんでしょうね?
でも、これって原作読んで、最終的ハッピーエンドになるとわかっているからいいけど、お話が、あそこで、あのまま終わってしまうのは、かなり切なさが後ひいてつらい。
だからこそ、ハイテンション小西でスタートするキャストトークが、あの位の分量で付いていてくれると、とってもホッとする。
あれなかったら、沈んだ気分のままで、ちょっと立続きち直れへん

3

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