ドアをノックするのは誰?

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ドアをノックするのは誰?
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
31
評価数
9件
平均
3.4 / 5
神率
11.1%
著者
イラスト
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
インターコミュニケーションズ
収録時間
77 分
枚数
1 枚
ふろく
ポストカード
フリートーク
なし
発売日

あらすじ

甲田は大学助教授だが、かなりの遊び人。興味本位で美貌のサラリーマン・頼久に交際を申し込む。しかし思いがけないほどあっさりとOKが出て、トントン拍子に同居生活が始まると、すべてを捧げて尽くしてくれる頼久に甲田はメロメロに。
三歩下がって、三つ指突いて、女遊びに文句ひとつ言わずに家を守る―。『妻の鑑』のようでありながら、スルリと腕をすり抜けていく頼久に、甲田の心中は複雑で…。
両想いなのにどんどんズレていく、ちょっとおかしくて切ない大人の恋物語。(メーカーより)

表題作 ドアをノックするのは誰?

甲田尚臣 → 成田剣

最首頼久 → 平川大輔

あて馬
富永肇 → 野島裕史
その他キャラ
最首篤志[寺島拓篤]/ 根本晃延[楠大典]

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レビュー投稿数3

ぶっちゃけ変化前の受けのほうが好き

良妻賢母を絵に描いたような、優しくて尽くしまくりの美人受け。しかも夜は淫乱。
そんな受けにメロメロになってしまうイケメンオッサン41歳が攻めです。
でも生活をするうち、「恋」されてないことに気づいて攻めは耐えられなくなる。
美人受けが欲しかったのは「とにかく尽くせる相手」だったんですよ。それまで育ててきた弟妹が巣立った寂しさを、他の人に尽くすことで埋めようとしていた、という。
微妙にズレたやり取りをしてる二人が非常に面白かったです。
若干シュールなこういうコミカルさって大好きなんです。

ただ、「受けが攻めに恋して嫉妬という感情を持つようになる」「他人の幸せじゃなく自分の幸せを求めるようになる」という、これまた絵に描いたような幸せな愛のカタチを手に入れることになったら、途端にこの二人のやり取りに興味そそられなくなりました。
だって「普通」なんだもん!
普通である必要ってあったのかな、と。
たしかに素晴らしいハピエンなんだけど、せっかく面白い二人なんだから、「ズレを内包したままで互いを受け入れる」みたいなイビツなハピエンでも良かったのになと。受けが攻めに恋してしまったことを曖昧にボカし続きてコメディタッチで「攻めが、永久に自分の片思いだと思ってトホホとなってるオチ」とかさ。
なにより、前半のヘンテコな受けのほうが面白くて好きなんですよねぇ。
面白かったんですけど、微妙に残念にも思いました。

あと平川さんの美人嫁っぷりは最強でした。

0

思わずもらい泣

自分が持っている社会人向け講座を聴きに来てくれた中のひとりで、ちょっと気になった頼久@平川さんを、甲田@成田さんが食事に誘い、口説いているところからスタート。そんな簡単には……と思っていたのに、案外すぐに交際にOKした頼久。
頼久の家に招かれ食事をごちそうになり、そのままベッドへ……。初めてなのに、敏感な頼久に身も心もベタ惚れになっていく甲田。

もうねぇ、最初っから平川さんは「本物の頼久がそこにいる!」って感じでびっくり。高校2年生の時に両親を亡くし、小さな双子の弟・妹を必死になって育て上げ、その双子も就職や結婚で自分の手元を巣立っていき、喪失感でいっぱいだった頃に甲田@成田さんに出会った……と言うような、頼久の寂しさだとか心の平板さだとかを、実にうまく表現してて。
頼久にメロメロな甲田が、何をしても動じないんですねぇ、甲田には気の毒だけど。
「先生の幸せが私の幸せです」って、あり得ない心情を蕩々と語り、甲田を唖然とさせちゃって。
「君は僕が好きか?」と頼久に聞く甲田が、何とも切なくて。「好き」って当然答えてもらえるものだと思っているのに、望む答えは返ってこないんですよ。続きそりゃ、誰だって「ダメだ」とあきらめます。

それが後半、弟・妹の巣立ちを現実として感じたあと、甲田への愛を自覚したあたりから、だんだんと感情の振り幅が大きくなっていくわけですが、その感情は当然『切ない』というものが一番大きくて、私はボロボロ泣いちゃいましたよ。
妹の披露宴(妹の頼久に対する手紙がこれまた涙を誘うのよ)に甲田が迎えに来て、その甲田の姿を見つけた頼久の喜びやうれしさを感じたときが一番泣けたかなぁ。

甲田と悪友・根本@楠さんが行っている京都へ、新幹線で乗り込む頼久を書いた書き下ろしのお話も、このあとCDになってました。

それまでは貞淑な妻だった頼久が、一転強妻になっちゃうわけですが、そんな妻ぶりをこれまた平川さんが見事に演じてらして。そんな頼久の強妻ぶりや、たじたじになっている根本や甲田に、めっちゃ笑えました。
根本に「悪い遊びに誘わないでください」と釘を刺したあと、甲田と2人になったとたん、恥じらって真っ赤になっている頼久の様子が手に取るように感じられて。その辺も「さすが!」と、またしても平川さんに惚れ直す私。

0

77分間タップリ楽しめます

平川ボイスを堪能できる作品です。

高校生の時に両親を亡くし、双子の弟妹を一人で育ててきたものの、彼らが自立し生き甲斐をなくしてしまった頼久と、自他共に認める博愛主義・享楽主義者の甲田のお話。

社会人講座の講師だった甲田が受講生だった頼久に交際の申し込みをしたことからお話が始まります。
生き甲斐をなくして気落ち気味だった頼久は先生の世話ができることを喜び、恋愛感情など持っていないのに身体の関係込みのお付き合いを受け入れます。
一々真面目で気が利き、家事全般も難なくこなす頼久はまるでロボットのよう。
挙句の果てにエッチの条件まで箇条書きで提出してくる始末。
甲田の悪友根本には“尻に敷かれた結婚生活”とからかわれるほど。
それでも気丈な未亡人のような頼久にメロメロの甲田だったのですが、頼久の後輩・冨永が現れてかき回されることに・・・

頼久の方も、妹の結婚や弟の内縁の妻のことなど、手を離れてしまった二人のことで心の傷が一層深まるのです。
冨永では癒されない、先生でなくてはダメだとやっと気付く恋心。
ロボットのようだった頼久が、血の通った人間に変わっていきます。
続き

で、どの辺が面白いかといえば、初めの頃の頼久がエッチも含めすべて事務的にこなしていこうとする姿と、その後の変化が楽しいところでしょうか。
本性がわからないくらい色々な顔を見せてくれます。(自分を失くしてしまっていたというのが正しいと思いますがいかがでしょう?)
天使のように優しくもあり、冷たく切り捨てるところは悪魔のようでもあり、弥勒菩薩にも鞭を振るう女王にもなってくれるらしいし。
その変化をしゃべり分けているのが平川くんです。
一番に言えることは、頼久は結構嫉妬深くて魔性だということ。

甲田は成田さんですが、積極的で甘い言葉を並べ立て、私に言わせれば歯が浮くような気障男なのですが、それがぴったりはまっております。

根本(CV.大典さん)は渋いし、弟のあっちゃん(CV.寺島くん)も後輩の冨永くん(CV.野島くん)もみんなかっこよくてうれしいし、女性のキャラもみんないいポジションを取ってくれています。
なかでも甲田の元カノ・亜由美ちゃん(土谷麻貴さん)はグッジョブです。

ただし、ビジュアルに関しての細かい解説はそれ程入っていないので、頼久が凄い美形だということはそれ程アピールされていません。それでも一向にかまわないと思いますが。

ちなみに私は、原作の小説は未読です。買ってはあるんですが・・・

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