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表題作JUNGLE BOY 1

湖西俊介
滝本翠

作品情報

作品名
JUNGLE BOY 1
著者
中村理恵 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋田書店
レーベル
ボニータ・コミックス【非BL】
シリーズ
JUNGLE BOY
発売日
ISBN
9784253093958
4.2

(4)

(2)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
17
評価数
4
平均
4.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数3

学園生活と寮生活と・・・

最初にこの本と出会った時は、学生寮(男子寮)もの(ここは○○ーンウッドとか・・・)が元々好きで、そんなノリの本を読みたい!!!という事からでした。
BLを求めて手に取ったわけではなかったのですが、まさかのBLエピソードがちゃんと用意されていて、(当時は)とてもドキドキして、更には予想外のギフトがとても嬉しかった!!!!そんな作品でした。

1巻では、個性的な面々とにぎやかな寮生活の始まりがメイン。
でも、最後の方でBLエピソードにつながる今後の大事な伏線が描かれています。

未だに大好きな作品なのですが、読み返す時は、湖西と翠のお話が大きく動き出す後半部分からと、2人のラブエピソードが描かれた番外編(「君の手を離さぬように」)だけを読む事が多くて・・・今回久しぶりに1巻から読み返したのですが、思っていたよりも最初から湖西と翠が大活躍していてビックリ(?!)でした。
それに、翠のキャラがはじけていた(笑)

0

狂乱の学園

ケニアでのびのびと育った素直が、突然東京のコンクリートジャングルの中に放り込まれ、慣れない環境に戸惑いながら成長していくという物語。
同性のカップルは出てきますが、作品そのものは少女漫画でおそらく非BL作品だと思います。
しかしとても感動して何回か読み返してしまいました。

登場人物が非常に多く、彼らは恋愛もしますがテーマは友情だと思います。
なんというか、全巻読み終わったときにはもう学生をやり直せない悔しさとか、今からこんな素敵な友人をつくることはできないだろうなぁという彼らへのうらやましさでいっぱいになりました。
なので、この評価は純粋にお話のよさとしての評価です。
NLカップルもとてもよい作品なので、BL・非BLを問わない方であれば是非!読んで欲しい!とオススメしたいです。

神評価をつけてもいい、と思ったのですが、この巻はまだ序章ということで…
素直は人間の汚いところなど知らずに育ったかのような、純粋で天然な高校生。
でも都会の学校になじめず、ノイローゼになりかけていたところを変人ばかりが集まるという全寮制の学校に入れられます。
この学校には「九曜」と呼ばれる生徒会に代わって学校を統治するメンバーがいるのですが、それが誰かは皆には知らされない。

素直と同室の宇都宮は「九曜」の候補にされるのですが、この同室の宇都宮の存在がこの作品ではとても大きいです。
彼と素直の友情物語がメインなのですが、イイコの素直に変わってお話を動かすのは最初から最後までずっと宇都宮。
この子がもうキャラクターとしてほんっとうに魅力的です。
親に反発して見た目はヤンキーなのですが、根は真面目。
そして不運でからかわれやすく、単純でお人よし。

どこかテンポのずれた素直とケンカしながらも出会ってよかったという関係になっていくのがとても面白く、また周りのメンバーもとても魅力的です。古い作品ですが、もっと早く読んでおけばよかった!と思った作品でした。

1

学園モノの秀作

基本設定はよくある学園(寮)ものを踏襲しているのの、”様々な愛の形”を描くのに成功している秀作です!

当時の中村理恵さんはBL色のある作品をいくつか書かれております。
この『JUNGLE BOY』のなかでも存在しており、彼らの話がかーなーりメインに据えてあるのです。
しかも特別BL好きじゃない女子にも「この二人の話はよい」と言わしめてしまう、
まさにBLの入り口として大オススメの1作です。

それにしても、描写が強くなければどんな関係でもOKだった当時のプリンセス系、
大好きでしたねー!

さてお話はというと、アフリカで育った素直君。
探検家の父が行方不明となり、母のいる日本にやってきたのですが、日本に高校に通うものの文化の違いで馴染めない為、全寮制の高校に編入。
そこは変人たちの通う学校だった・・・。

個性あるキャラクターが”変人ばかりの学校”ということで、無理なく画面を賑わしてくれます。
ちょっとベタな展開多しですが、そこそこ笑えてしっかり切なくさせてくれる、少女漫画の良さがたっぷり詰まっています。

BLとしての要素も、1巻からすでに入っており、
理事長と秘書の関係も怪しいし、
寮長・副寮長コンビはもうすでに怪しさ満点。
男前な副寮長・湖西の切ない気持ちが2Pで十分語られております。
この描写の素晴らしさと言ったら!!
必見であります。

2

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