ボタンを押すと即立ち読みできます！
長男ｷﾀーー！
ペットじゃないに出てきた上総・弥の長男、鷹篠一族の若き当主
隆人と鷹篠家の使用人・清の息子・春樹の愛人契約物語！
使用人だった母が病に倒れ、高額な医療費を当主・隆人が払うと言うが
断固として受け入れない春樹。
何年かかっても医療費を返すと聞かない春樹に隆人は
女を一人切ったところだと、愛人契約を持ちかけてくる。
春樹は母のため稼がなきゃと愛人契約を承諾。
隆人によって馴らされていく躰・・・。
隆人が好きだと気付き始めたころ、隆人が襲われ
入院することに！
隆人に会うこと出来ないでいる春樹の元に
弥カップル参上ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!
いつ見ても弥は結城オンリーラブすぐる((´^ω^))ｩ,､ｩ,､
それから色々あり無事に結ばれます･゜ヽ( ´∀｀)人(´∀｀ )ノ･゜ﾟ･
無愛想ながらも春樹溺愛な隆人がかわいい笑
弟・翔也×地学教師・豪徳寺の番外編もよかった！
素直じゃないツンツンな先生萌えぇ'`ｧ,､ｧ(*´Д｀*)'`ｧ,､ｧ
シリーズ三作目
今作は鷹篠家の長男・隆人と使用人の息子春樹の話です。
今回も体格差萌えが美味しかった！
今までシリーズを読んできた隆人の印象は、上総との間に見せる溝の深そうな確執と、かなり俺様で傲慢で勝手そう。
上総も長男、隆人も長男…？と思っていたら、実は愛人の子である上総の方が少しだけ早く生まれている、というのが今回の話で分かりました。
上総が本当なら長男で、隆人が次男ってことになるようですが…『本家』では隆人の方が長男ってことで収まってるよう。そんなこともあり同じ年だからよけいに敵愾心も強く、嫌っているのだろうなと。
お話は鷹篠本家に長らく務めている春樹の母が病気に倒れ入院し、その入院費等を隆人が支払うという話から始まります。春樹は隆人に支払ってもらうなんてとんでもない！何年かかっても返済しますと言うけれど、返せる金額ではない。どうやっても返します！という春樹に隆人はでは自分の相手をしろと持ちかける。
ようするに愛人になれということで…。
も、隆人が春樹を抱きつぶしちゃうんじゃないかってぐらいのご無体ぶりで、実際に春樹はよれよれになっちゃって気を失ったりして、体格差考えて可愛がってあげなよ！自分本位め！と思うのですが、それでも春樹は健気に隆人が休日出勤し、あまり休むこともせず仕事をしていて大丈夫かと心配したりする。
自分よりも、隆人なのですよ。
健気だなぁ。
子供の頃から春樹は鷹篠家に母の手伝いをしに来ていて、隆人をこっそり見ていて、けれど目があったり振り返ったりすると春樹はピュっと逃げてしまう。なんで逃げちゃうんだろう？でも来るたびに見てしまう。
実はそんな春樹を隆人も見ていてということもあったりして。
お互いに恋愛感情はきっとその頃はまだなかったと思うけど、なんとなく気になる存在だったのかな？と。
気持ちが通じ合ってからは隆人がもう春樹を溺愛しちゃってて、しかし、春樹の立場をはっきりさせなかった為に使用人たちに『愛人ふぜいが』と辛くあたられて可哀想でしたが、最後はちゃんと隆人が締めて一件落着でした。
□王子じゃない！
鷹篠家末っ子の翔也と教師の豪徳寺との話。
学校でのキングだプリンスだプリンセスだというちょっと古臭い設定や、翔也を追いかける追っかけの可愛い男子生徒達が姦しい女子高生みたい。
学園祭で称号持ち生徒の恋人役をみんな狙っていて。翔也もプリンスの称号を持つから、追っかけの生徒がいっぱい、なんだかちょっと昔の学園もののパターン踏襲って感じです。
豪徳寺は昔の恋人に酷い目にあわされたトラウマがありその教師が追いかけて今の職場に赴任してきて、また関係を迫られて、縛られて襲われて。
そんな所を翔也が助けてくれるのだけど、数日前に見た眼鏡無しの泣き顔に心を鷲掴みされていたようで、縛られたまま抵抗できない豪徳寺を達かせてしまう。
翔也の行動は好きな子というか、興味のある子の色々な顔を見てみたいから苛めるって感じで、今まで出てきた兄弟たちからすると行動が少しばかり子供っぽいです。
まだまだ成長の余地アリな、恋は始まったばかりこれからこれからって感じの話でした。
兄弟総出のキラキラした短編も収録されています。
レビューを書く
