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表題作天使の復讐

投資家・北條至信
大学生・清水靖也

あらすじ

大学生の清水靖也が花の香りで目覚めると、一糸まとわぬ姿でベッドに横になっていた。愕然とする靖也を迎えたのは、クリスマス・イヴに彼女に待ち惚けをくわされ、時間つぶしに入ったラウンジで相席になっただけの男、北條至信だった。大学生のときに起業し、現在は投資家だと優しく語った北條は、まるで別人のように態度を一変させ、傲慢な態度で「気に入ったから手に入れる」と靖也を凌辱するが──。天使のような容貌に気の強い性格の良家の子息と有閑な富豪とのドラマチック・ラブ&エロス。
出版社より

作品情報

作品名
天使の復讐
著者
小塚佳哉 
イラスト
かんべあきら 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778107796
2.8

(7)

(0)

萌々

(1)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
19
評価数
7
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

嫌よ嫌よも好きのうちの王道

シンデレラストーリーではないですが、BL版ハーレクイン臭漂うエロエロ展開ハッピーエンド物語。
この手のものは今まで手を出したことがなかったんですが、読むと結構はまるかも?

大雑把なあらすじとしては、
主人公靖也(セイ)は天使のような外見ですが中身は悪魔のようと友人に言われる金持ちボンボン。
クリスマスイブに彼女と待ち合わせたホテルで相席になった男性至信に拉致され、強姦。
そのままアメリカに渡り一年半、女のような外見にされ、妻にされ、また抱かれることにも快感を感じているが、いつか復讐してやると狙っている。
そして日本に戻ってきて、色々な事を知り、また事件に巻き込まれ至信への愛を認識してハッピーエンド。

セイは本来女性が好きで、具体的には出てきませんがかなり遊んでいた模様。
しかし攻め様の調教が上手いのか、それとも快楽に弱い性質だったのか淫乱になってしまいます。
何かとおしおきだったり、攻め様のご機嫌を損なわないように受け様が誘ったりして、半分くらいエロまみれで最初自分はヘキエキしていました。
しかしこのままでは終わらないはずと忍耐強く読んでいくと、ありきたりの展開なんですがはまってる自分がいました。
エステサロンのマダムが曲者!と睨んでおりましたが、事件には全く関係なくイイ人で、セイが愛を自覚するきっかけを作る人になっていたのにはビックリしました。~裏をかかれたぜぃ~
至信がセイを誘拐したのは、復讐もあったが一目ぼれもあったようです。
その割にものすごく言葉責めをしておりますよ。
それに催淫オイルやホルモン投与はウソだったりとか、結構意地悪です。
最初この人は女みたいな男が好きな人ではないだろうかと思っていたのですが、そうではなかったとか、後になってわかってくるところが後半引き込まれた理由かもしれません。

至信の復讐物語でもあったので、最後政治家のおじさま方はもっとケチョンケチョンにやられていたほうがもうちょっとスッキリしたかも?

しかし、女装させてるし女のような受け様設定ですからしようがないんですが、イラストの髪型と服装に不満が残りました。

4

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