おまえには、一生 振りまわせれていてやるよ。

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表題作千の夜を越えて 迷宮へようこそ

学芸員の堤先輩
霊感の強い大学院生、学芸員の卵 成瀬泉

あらすじ

永遠を知る骨董品には、恋を叶える力がある――。骨董品に関わると、なぜか不可思議なモノを見てしまう大学院生の成瀬泉。堤先輩に付いて英国に留学するか、迷っているときに、新任の助教授・松永と出会う。松永宅でうっかり秘蔵のスケッチを見つけてしまった成瀬は監禁されてしまい…!? おっとり系の後輩・成瀬と、彼に振り回されつづけるヤリ手の学芸員・堤先輩――恋が進展しつつある二人には、今日も骨董絡みの事件の香り。骨董品ミスティック・ラブ、ついに終演!
出版社より

作品情報

作品名
千の夜を越えて 迷宮へようこそ
著者
ビリー高橋 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMIC BUNKO
発売日
ISBN
9784877249915
5

(1)

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萌々

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

一生忘れられない萌えをくれた作品!! ってちょっと大袈裟か

ビリー高橋さんの『迷宮へようこそ』シリーズ。
この巻で最終回です。

1巻の、どこか不思議ででも楽しいワクワクする雰囲気はそのままに、
2巻ではなんと二人がナチュラルに突発事故みたいにキッス!
堤先輩がカッコ良すぎでした。
そして期待の3巻はどうなることかと思ったけど、
悩む成瀬くんが超カワイイ! しっかりボーイズラブしてました~!

心配していたのは、匂い系とか、アッサリ系(朝チュン系?)って、
仲の良い二人を見て、自分の中で妄想するのが楽しくて、
そのもどかしさ自体魅力みたいなとこがあるので、
二人がくっ付いちゃうと、それはそれで、がっかりする時があります。
安売りされた感覚。

だから、このビリー高橋さんの話もそうならなきゃいいってずっと思ってました。
今のままの雰囲気が大好きだけど、でもくっ付いて欲しいような(欲しくないような)。

それがこのお話は、実に自然な形で、ラストまでいきました。
成瀬くんと堤先輩は、
性の対象である恋人同士である前に、お互いがかけがえの無いベストパートナーですね!
二人とも、人として素敵すぎますよ!
彼らは男性同士ですが、なんかもうこの関係は理想です。

初出しは2002年という、結構前の作品ですが、
今回読むことができて本当に良かったです。





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