世界が終わるまできみと

世界が終わるまできみと
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神12
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
9
得点
85
評価数
20件
平均
4.3 / 5
神率
60%
著者
イラスト
作品演出・監督
阿部信行
脚本
紅郎
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
モモアンドグレープスカンパニー(アブソードミュージックジャパン)
収録時間
158 分
枚数
2 枚
ふろく
番外編ミニドラマ&キャストプチトークCD
フリートーク
別ディスクであり
発売日

あらすじ

中学2年生の速水有理は、父親と弟と3人で暮らしていた。やがて3人は父の友人・高宮の家に身を寄せることになるが、そこには有理と同じ歳の怜人という息子がいた。次第に親しくなり、恋に落ちる2人だったが…。怜人との突然の別れと父の失踪から5年後。大学生になった有理は弟の学と2人で慎ましやかな生活を送っていた。そんなある日、怜人と再会するが―。

表題作 世界が終わるまできみと

高宮怜人 → 立花慎之介

速水有理 → 鈴村健一

その他キャラ
速水学[代永翼]/ 速水晶彦[千葉一伸]/ 高宮信英[小西克幸]/ 高宮康広[大川透]

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レビュー投稿数9

あまりにきれいな立花×鈴村の百合

鈴村さんは癖のある方ですが、それを感じさせない清涼感のある少年声。
言葉選びやBGMも非常に品が良く詩的。
きれいで儚い世界観を大事に作ってある。
朗読のような鈴村さんのナレも気品があり、作品世界を支えることに貢献。

代永さんの5歳児の自然なこと。

立花さんは圧倒的王子様。そんなに柔らかく喋るの…。素敵…。
14歳の王子様に震える…!

体温の低そうな良家の少年二人が静かに心を通わせていく、この別世界!
永遠に聴いていたい…。

有理を弟扱いする怜人の包容力に戦いていたら、「お兄ちゃん」の破壊力…。
立花さんが可愛い…。
「お兄ちゃん、だっこして」
有理もこれで完全に落ちたことでしょう。

「毎日が修学旅行の夜みたいな夏休み」
この表現で、二人が過ごした日々の煌めきが伝わる。
特別な夜を幾度も重ねたのね。
仔猫がじゃれ合うようで可愛い。尊い。
お互いに相手を守りたいと誓う14歳。尊い。
親密な、特別な二人だけの関係。

親愛の抱擁をしてきた怜人に対して「君のためなら強くなれる気がする」「君が好きだ」という鈴村さんのモノローグの儚さと続き強さよ…。

恋心を確かめ合うシーンの立花さん「言わなきゃわからないのかな」
あまりにやさしい…。いつもの凛としたor意地悪な感じじゃない。

少し高めの澄んだ声。清潔な王子様。
「逃げないで?好きだよ」溶ける…。
こんなに幸せで切ないキスシーンは久々に聴く。

両想いになってから情熱的に求めてくるのも
「俺が女の子役なの?」『女の子の代わりにしようなんて思ったことないよ』も完璧。
『受験が終わったらさせてくれる?キス以上のこと』
なんという伏線!期待が高まる構成!
『早く有理がほしい。有理は?いや?』「嫌じゃない…」
じゃあ今!さあ!と思うが、ここはキスまで。

有理の母が病死、家を出る一家、離れることになる二人、有理の父が失踪。
残された怜人の父も事故死、怜人も記憶喪失。嗚呼、なんという悲恋!
それでも有理は自戒の念と、怜人の幸せを祈る子。

2枚組の2部は、大学生になり再会した二人。
「何も覚えていなくても、君は俺のほしい言葉をくれる」
記憶を失っても人の本質は変わらず、怜人の魅力は全く損なわれていない。
何度でも恋に落ちるね!

「昔、君はもっと紳士だった。俺が怖がったら何もしなかったのに」
『中学生のときは紳士でも、今はそうじゃない。有理がほしい。嫌だなんて言わないでくれ』
熱っぽく、宥めるように口説きながら行為を迫る立花さんが色っぽい。
手でしているところでFO。

翌朝『有理が一番嫌がることはしなかったつもりだけど。ほんとに触っただけだったろ』
お互いに「死にそうだった」と告げる気恥ずかしさや幸せ感に溢れる朝。

「あんなふうには泣かせない。傍にいたい」「(過去は)もういいんだ。一緒に暮らそう」ときっぱりと言い、相手の窮地を救う怜人の王子力よ。
泣く有理をあの手この手で慰めて、抱かせてと迫るけど、別れも口にしているのでやはり切ない濡れ場ですね。
一緒にいたい気持ちは同じなのにね。
二人とも泣いちゃっているかな。
百合のようにきれいだけど、何をしているのかわからないし短いのが残念。
ピアノに乗せて立花さんの「大好きだったよ。さよなら…」で終わる。

最終トラックは怒濤のハピエン。
中学生の誓いを守り、一緒に生きていきたいと願い、
それを確認する儀式のように、立花さんの感極まった「好きだよ、全部好きだ…」で始まる濡れ場。
今度は最中に台詞もあり、ちゃんとわかる♡きれいなBLだなあ…。

翌朝、天使が舞い降りているとしか思えない!
光の中でかつてのやり取りを繰り返し、二人に幸あれ♡

特典ミニドラマ。
同人誌の内容らしいが…聴きたいのは二人のBLなので、ここまで子供は要らない。
二人の絡みはよかった。やさしいけどきっちり攻めるのが◎

30分強のフリトは代永さん司会。
2枚組のナレーション、モノローグ、台詞と喋り通しだった鈴村さんはぐったり。
さすがの集中力と演技力。

立花さんは「艶のある声だよね」と音響監督に言われたとのこと。
いつもより抑えていたとは思うけど、あの14歳はエロい。
「慎之介の14歳はテッカテカ」がイミフすぎて愛しい。

千葉一伸「お前、俺のオモチャだろ?」
代永「そうです」
そうです!ありがとうございます!

ここから非常にBL的なサービストーク。ベテランは凄い…。
「やっておきたいことは代永攻め、俺受けで」

総括。
世界観とメインの二人はきれい。妨害してくる存在も許せる範囲。
子供役が代永さんだから聴けるが、かなり出張るので苦手な人もいると思う。
鈴村さんの力量がよくわかる。鈴村ファンと代永ファンにおすすめ。

0

綺麗で透明感溢れる作品

【本編】
タイトルから、悲しいシリアスな話なのかなぁ、とは
想像がつきましたが……
はぁあ、悲しすぎる…(´;-;`)
豪華なキャストさん。丁寧な作品作り。無駄がない。
音楽も綺麗で、さらに作品の透明さを際立たせる。
繊細で、触れたら壊れてしまいそう。
これこそ名作ですよ。神以外の評価はできない。
丁寧に繊細に作られた作品。話の進め方も巧み。素晴らしい。
鈴くんのナレーションもいい味出してる。
なんとも言えない綺麗で繊細な作品。
これは一度聴いてみてほしい作品です。
【余談】
代永くんの学は可愛いです(*´∀`*)

1

文句なし。

感情の起伏に、ムダな強さと派手さがないため
波乱万丈なストーリーも、おだやかで綺麗な余韻をかんじる。

過去の話を、数年後の主人公が、語りだしていく進みかたは
スッと話の中に入れてありがたい。

有理(受:鈴村さん)は、父、弟の3人で暮らしていたが、
ある事情から、父親の友人親子、高宮信英(小西さん)と
高宮怜人(攻:立花さん)二人と同居することになる。
その後、実に人間らしい愛情や弱さから悲しみの連鎖がおきる。

しかし、有理の綺麗なフィルターを通すモノローグやナレーションは、
聞き手に冷静さを与え、悲しみに比べて、とても聞き易い。
さらに、聞き終わってみると悪党が一人もいない。これがまた切ない。

重いシーンに、学が出てくることで
一呼吸、させてくれる。

絡みは、聞くだけなら百合×百合よりですが、
たくましく、芯の強いキャラクターなので女々しさを感じない。

個人的に今回は、立花さんが格好よくて色っぽくてツボ。

ボリューム、聞き応え、全キャスト、ストーリー満足。
お勧めです。

2

透明感が好き

他社で一度発売中止になり、幻の作品になったか~~と思ってたらホントに出てくれてわーいわーいな作品。

有理[受]役の鈴村さんの朗読声がもっそい耳に心地良いので夜寝る前とかに聞くと凄く眠くなります(内容はおもろいんですが耳に心地良過ぎなのですよー←褒め言葉)
2人の少年を主体として、その両親達が絡んで来る繊細な世界観を立花さんと鈴村さんの透明感と優しい声が作り上げています。
がっつり二枚組で構成もしっかりしてるので、脚本的にも気になる点はそう無かったかな。
両親側をもうちょい聞きたかった気もするけど、原作からすればあの位だろうなあ。
原作より有理の弟が可愛くなってたのは○(原作だとちょっと小生意気さが読んでいて鼻に付くとこがあったので)
丁寧にゆっくりと聞ける作品です、大人になりきっていない少年達特有の透明な世界観が好き。
立花さんが攻役だけどこの作品はあまりどっちが攻だとか受だとかは関係ない気がします。
そして朗読が多い作品は上手い声優さんじゃないとキツいなあと再確認。鈴村さんのモノローグはホント耳に気持ち良いです。

2

贅沢な1枚…!

本編も特典のCDも時間いっぱい楽しめるでボリュームたっぷりのCDでした!

鈴村さんスキーにはたまらない…15歳、18歳、モノローグにナレーションといろんな鈴村さんが楽しめて大満足です。
そしてほんともう、おつかれさまです、の一言に尽きます~><

立花さんの王子様、ドぴったりでした…!
甘く涼やかな、でも男らしくもあるという感じで、キュンキュンしっぱなし。。。


学(代永さん)と有理(鈴村さん)の兄弟でじゃれあうシーンがとても可愛くて、あんなお兄ちゃんが、弟がいたらいいな~と微笑ましかったです。
そして気になるのはアダルト組!!怜人パパ・有理パパの関係や、康弘おじさんのエロカッコよさが・・・・・よかったです!出番が少なかったのが残念…。

でもトータルではやっぱり大満足!
ごちそうさまでした!お腹いっぱいです^^

3

音声と、活字の差

2枚組みプラスアルファと大長編。鈴村くんお疲れ様でした。
声としてのセリフ、モノローグ部分、ナレーション、使い分けるのは大変だったと思います。
さらに、それ程大きな差は無いとしても少年期から青年期までですからね。
また、立花くんは始終大人な雰囲気の少年~青年で、運命に振り回されちゃって悟っちゃったんだなっていうところが良く出ていました。

原作の感想を読み返してみたら、相当泣いたようなのですが、CDでは泣くほどではありませんでした。
お話がわかっちゃっているからって言うのもあるのかもしれませんが、運命に振り回され健気に生きようとする彼らに、哀しさより逞しさを感じちゃったからかもしれません。
それでも、学(CV.代永くん)がちょこっと言う言葉にウルっときてしまったのは事実です。小説と音声の差がこんなところで出るんですね。

しかし、お父さんズの出番がやっぱり少なめでしたね。
せっかく高宮パパ・小西さんが優しかったのに・・・
千葉さんの声で速水パパに血が通ったことで、彼の哀しいジレンマも“どうにもならないこともある”って理解できた気がします。

康弘おじさんの大川続きさん、ブラックニクスが入っていましたね。

2

原作読みたくなりましたよ

原作未読です。

お話は二人の少年の数年間を非常に丁寧に心の動きを中心に追ったもので、全体としてやさしくあたたかくきれいな話であったかと思います。印象としてはとにかく繊細である、という感じです。
中盤からの展開は、最近個人的に記憶ネタで非常に優れた作品を読んでしまったということがあり、あまり浸りきれませんでした。(というか2枚組がとにかく長くて、少し集中力が途切れた場面もややありまして…。)

キャラクター&役者さんについて。
実は攻め受けをきちっと分かっておらず聞き始めまして、主人公はどっちなの?と思いながらの序盤でした。鈴村さんの少年役は耳慣れていることもあってか安定感があり、年齢を重ねるに従っての微妙な高低もお手の物という感じでした。ナレーションにモノローグにと本当にお疲れさまです…。
“王子様”怜人くん役の立花さんは、アニメ主役一本、某音声コミックしか認識が無かったのですが、なかなかナチュラルな感じで良かったです。(でもほんの少しブレス音が気になりました。そしてもうちょいガッツいた感があると更に…とか贅沢を。)
代永さんの幼児演技は最初本当にびっくりしました。あ続きれこの声…え?「ここから」演じるの?と。しかしずっと聴いてると少し耳が痛かったです。そしてこの弟くん、やはり末っ子気質というか…自分が兄弟いないせいなのですが、時々イラッとしました。
意地悪オジサンな大川さん。意地悪と言っても、記憶を無くした甥っ子の面倒を数年間見ていたのですから、その辺り感謝されて然るべきではあるのですが、邪魔は良くないですね。豆腐の角に頭をぶつけて…というわけで。しかしその嫌われ者っぷり、聴いてて楽しくなる位でした。大川さんご本人もブックレットコメントで楽しんでらしたようで。
怜人くんのお父さんに小西さん。惚れた弱みでまんまと騙されてしまうお人好しさんです。小西さんの父親役は初めて聴いたと思うのですが、全く違和感はありませんでした。
そして有理と学の父親に千葉一伸さん。魔性の未亡人(?)良かったです。本当に消息はどうなったのか…。

相互して、とても品良く優秀な作品だとは思うのですが、あと一歩ぐっと来なかったのでこの評価と致します。

2

泣きフラグ・゜・(つД`)・゜・立ってます。

原作未読組。
原作が杉原さんですから、ゆっくりとじっくりと
胸をしめつけてくるような恋のお話。

父(一伸)がいて母がいて弟(代永)がいた“世界”

父親の友達(小西)の家で
父(一伸)と弟(代永)と、怜人(立花)と過ごした“世界”

怜人(立花)と恋人同士になった“世界”

有理(鈴村)をとりまく“世界”は、何度も壊れていく。

それはいつも自分たちの力では
どうにもならなくて“世界”は壊れたり、自ら譲ってしまう・・・

失われた“世界”を怜人(立花)のためにもう一度
取り戻そうとする有理(鈴村)
取り戻した先にあるのは、痛みだとしても取り戻そうとするんですよっ。
怜人(立花)は、そんな思いで有理(鈴村)が取り戻してくれた“世界”を
有理(鈴村)を守るために
美しいままとどめておこうと嘘をつく・・・

二人とも本当にやさしい。

長男同士のCPですから、我慢して我慢していつも無理して
“お兄ちゃん”をしてきたというくだり
頭を撫でたり、抱っこしたり、なんてことないスキンシップが
どうしても上の子のほうが足りなくなってしまうのは・続き・・わかる。

少しずつ少しずつ積み上げて作った
ふたりの“世界”を象徴するのが模型の車になるんですが
ラストは奇跡のような“世界”が、音だけなのですが
ぱーっと目に浮かびました。

白いお屋敷に住む王子様のような怜人(立花)
立花さんのボイスは、まさに王子様で
やさしくってせつなくて温かくって時に強さも感じました。

冒頭からラストまで、語りは有理(鈴村)が担当。
鈴村さんの少年ボイスは十八番ではありますが
年齢のブレもなく最後まで素晴らしい出来栄えだった。

弟役の代永くんですが・・・
これは好みの問題なのかもしれないけど
どーしても“作ってる”って感じに聴こえてしまう。
幼稚園児から小学生になった3年という開きも、声、演技ともに
演じわけがあまり感じられなかったかな。

おとぎ話みたいな美しいお話でした。
心が洗われたよ。

2

3時間たっぶりの鈴声、堪能

丁寧に作られた、2枚組で150分を超える本編。
さらにオマケCDに20分弱のミニドラマ、30分たっぷりのトークと
ボリュームたっぷり。

なんだか、久々に、たぁ~~っぷり、鈴声きいたけど、
もう、ずーっと聞いていたい心地よさだった。

鈴は、15歳と18歳の設定だが、役柄の性格上、子供っぽく騒ぐようなこともなく、落ち着いた声で、淡々とナレーションと言うか、モノローグが続く。
この、鈴声が、高すぎず、低すぎず、絶妙!
この声で、キラキラした夢の世界の話と、切ない現実世界の話を、絶妙に縒り合わせ、ずっと耳元で読み聞かせして貰っている感じ。
うっとり、眠くなったりもするけど、これだけの長さのCD、飽きることなく、イッキ聞き。

慎ちゃんの、クリスタル王子ボイスも、キラキラして、いかにも怜人。
この王子様声で、やる時は、なかなか男っぽく、切羽詰まっていいるのが、また、いい。
別に、濃厚な事はしていないけど、有理の事が好きで好きで、結ばれる日を待ちこがれていた雰囲気が、なんだかエロくて、萌えた。
代永君の学はかわいかった、
大川さんの育ちがよくて傲慢な康広や、
続きこにたんの優しい信英、一伸さんのビッチな晶彦も素敵でした。

あとは、チェロを主体にした音楽もきれいだった。



3

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