トリプルキャスト〈2〉君がいないと寂しいよ

トリプルキャスト〈2〉君がいないと寂しいよ
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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
小学館
シリーズ
パレット文庫(小説・小学館)
発売日
価格
¥429(税抜)  ¥463(税込)
ISBN
9784094208344

あらすじ

柏木鷹は中学二年生。
兄の龍之介は二年前に交通事故に遭って病院に入院中だが、意識だけは鷹の中に留まっている。
小学校六年生の時に帰国子女で龍之介のクラスに編入してきた毛利充とは、それ以来、絶対的な信頼関係が続いていた。
二年前のその日、充から自分の気持ちを告白された龍之介は、気持ちが混乱して、その場を逃げるようにして去ったが。
その途中、突然眼前に猛スピードの自動車が…。


鷹の兄、龍之介は高一の時交通事故に遭い病院に入院中。が、心は鷹の中に在る。龍之介は親友毛利の告白を受け入れることが出来ず鷹の体の中へ逃げたのだ。毎日見舞いに訪れる毛利の気持ちに益々彼は追いつめられ…。

表題作トリプルキャスト〈2〉君がいないと寂しいよ

毛利充/18歳/高校生
柏木龍之介/18歳/事故で入院中の高校生

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レビュー投稿数1

過去と未来

トリプルキャストの2巻です。
戸越の件は1巻でひと段落、この巻では鷹の兄、龍之介がメインのお話です。
1巻の続きではなく、龍之介が何故鷹の体に入ることになったのかという回想が続きます。時系列が結構バラバラと飛びます。

大事な親友・毛利に告白されて動揺したまま事故にあった龍之介。すぐ目覚めると言われたのにもう二年も目覚めないまま。
龍之介は毛利と対峙するのが怖くて、弟、鷹の体の中で暮らしています。

鷹の体の中には今三人の人格が同居していることになるのですが、ちょっとネックに感じるのは肝心の鷹のことがこの巻まで読んでもやっぱりよくわからない。
せっかく主人公なのにあまりに表に出てこないので何だか主人公ぽくないといいますか。
このお話、あと一冊で龍之介のこと、戸越のこと、鷹のイジメのこと、すべて方がつくのかな?
戸越と虎のエピソードは、この巻でもやはりせつなくて読んでいて苦しかったです。
戸越と虎はあんなに愛しあっていても一緒になれなかったんだから、龍之介は生きているんだから逃げないで立ち向かって欲しいと思うしそうするべきだと思います。

親友と思って暮らしてい続きた日々を壊したくないと逃げる気持ち。でも本当は友情以上になっていることを本当はずっとわかっています。
ここで逃げるか立ち向かうか、友情と愛情のはざまという物語は学生で親友同士のBLにおいて永遠のテーマかもしれません。
それを本当にじっくり描いている作品です。

ただ、個人的にはやはりカップリング萌えやラブストーリーのドキドキのような普通のBLを読んで感じる楽しさのようなものはほとんど感じられませんでした。落ちついた作品です。読物として面白い、というタイプの作品でした。

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