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表題作征服されざる者

画廊オーナー・ミハイル
多額の借金を抱える滝野櫂

あらすじ

スレンダーな容貌の滝野櫂は、ある画廊で出逢った謎の男・ミハイルのもとで自我を解放し、甘美な快楽に酔いしれていくが…。
出版社より

作品情報

作品名
征服されざる者
著者
あすか 
イラスト
高座朗 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344817364
3.1

(6)

(1)

萌々

(0)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数4

エロ度アップ

経営不振から多額の借金を抱えた父の会社は倒産。父はギャンブルに溺れ、多額の借金をバイトで返そうと頑張る櫂。心の支えは母ですが、その母も末期癌でいつ亡くなるかわからない状態。負担をかけまいと、父の現在の状況や母の病状を全く知らせず、ひとりいろんなことを抱えている櫂は、心も体も倒れる寸前。
そんな時、配送で訪れた画廊で知り合ったミハエルに一目で囚われ、ミハエルの誘いを迷いながら儲けてしまい、ミハエルの裏家業であるカジノで行われるショーに出ることになるのです。
「お金のため」と割り切りショーにも出ます。裸になるだけでなく、ミハエルから躾と称して陵辱を受けるんですが、心までは折れない! 支配されるつもりはないと反発することで、快楽に溺れることを留まっているって感じ。
自分を止めるブレーキにしているんです。
でも、そう思わなければならないほど、ミハエルに惹かれてるってことでしょうね。

ミハエルも、櫂に執着し始めます。ボディーガードも兼ねているセルゲイから「本気ですか?」とたずねられるほど。今まで、こんなに執着することなどなかったらしい。
いろんな修羅場をくぐり抜け、今の地位を気付いただろうミハエルは、いろんなものを切り捨ててきたと思うんですが(そこには両親も含まれているらしい)、その中には自分の感情もあったようで。感情を捨てないと、生き抜いていけなかっただろうなぁ。

櫂、ミハイルの両視点で話が進むので、惹かれ合う様子がよくわかるんですが、櫂は強情だし、ミハイルは自分の感情がなんなのか自覚しないし、まとまるまでに時間がかかるんです。
が、ジリジリさせられながらも、どうなっちゃうのか気になって、どんどん読み進められます。

3

痛そう・・・

多額の借金からSMショーに出演することになった櫂(受け)。
そこのオーナーのミハイルから恥ずかしいこと痛いことなど観客の前で色々されちゃうというわけです。

プレイは鞭や尿道攻め、薬、フィストファックなどハードなものがあり、ショーということから全般に言葉攻めです。

ミハイルが少しずつ櫂に興味を持ちショー以外でも抱くようになっていくところが見所ですね♪♪

エッチ:★★★★☆  色々なプレイがちりばめられていて面白いですが、痛そう!!と思うところもあるので注意です。

1

鬼畜紳士×じゃじゃ馬坊や

SMショーの場面が楽しかったです。
櫂が初めての出演で、まさか挿れられちゃうとまでは思ってなくて焦る様子がいいですね。「俺は誰の物でもない」と虚勢を張りながらもミハイルに惹かれていき、身体は完全に悦んじゃってまぁ・・・。
最後のほうはもう「挿れろ挿れろ」うるさいくらいに調教完了!
ミハイルGJ!!

そうなるまでにミハイルもなかなか素直にならない櫂にあれこれ手を焼いて、愛していることに気付くんです。
個人的には、ミハイルの過去話が気になったので詳しく知りたかったです。本人はあまり触れてほしくなさそうだったけれど。

勝敏さんのツボ、むしろ腐女子っぽくありません!?(自分がそうだからかも)
電流流す直前に邪魔が入って「ちきしょー」な気持ちに共感してしまいました。

1

エロくはあったけど

借金と入院している母の為に金が必要でスレイブと呼ばれ金で舞台の上でいたぶられる櫂〔受〕
そしてそんな櫂に目をかけているミハイル〔攻〕
エロシーンはたっぷりあります、お道具も孔雀の羽で尿道責めから乳首クリップ、拘束、異物挿入とエロ沢山。
ただですねー、ストーリーの特にラスト部分が駆け足過ぎるのと唐突過ぎる。
え、いつ爆弾なんて作ってたの!!って思っちゃうし、実は櫂が借金を倍にしていたというのも途中で伏線を引いてくれてたらラストでもっと生きたと思うんですけどね。
その辺の説明と、展開の練り方が足りないなーと感じました。
とりあえずエロだくではありました。

1

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