君といたい明日もいたい

kimi to itai ashita mo itai

君といたい明日もいたい
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×25
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
68
評価数
21件
平均
3.4 / 5
神率
19%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784044550011

あらすじ

唯一の家族である父を水没事故で亡くした大学生の恵多。そのショックから部分的な記憶を失い、水たまりを見ると時々、身体が動かなくなる発作を起こしていた。
そんな恵多を優しく見守る、叔父の章介の愛情を恵多は嬉しく感じていたが、ある時、それが全て父の会社を乗っ取る策略であると知る。
詰る恵多の口を封じるかのように、静かな激情を漂わせ、無理やり身体をなぶる章介。
いけないと思いながらも身も心も焼き尽くす、強い快感に支配され…。

表題作君といたい明日もいたい

叔父

評価・レビューする

レビュー投稿数5

記憶喪失もの

今まで読んだ沙野さんの作品の中でこれは甘めな作品だな~という印象。
記憶喪失ものには付き物のトラウマ。そしてある瞬間に浮かび上がってくる記憶の断片。
最初はわくわくしていたのですが、須藤の存在が出てきた時点でちょっと展開が予測できてしまい楽しみが半減してしまいました。なんというか、須藤の胡散臭さが全開なんですよ(笑)

あとあらすじを読む限りでは、詰る恵多を前に章介が豹変して嫌な男になるのを想像していたのですが、全然違いましたね。
無理やりなぶるなんてとんでもない!恵多に対する抑えきれない愛しか感じられませんでした。
最後まで読んだ後にこのシーンを読み返すと、章介が我慢できなかったのも頷ける!むしろよく3年も我慢したよ…
もっと辛いのは恵多と須藤が章介の目の前でキスをする所。
恵多の腕を握る描写では視点は恵多でありながらも、章介の辛さが痛いほど伝わってきます。
愛する恵多が目の前で他の男とキスする姿を見せられるなんてキツイな。
しかもこの時の章介はこの行為に憤慨するのではなく涙を流すんですよ。それがまた切なくて!
でもこの作品の中で一番好きなシーンです。

続きはともあれ恵多が記憶を取り戻せて本当に良かった!元々、恋人同士だったという事もあってラストは甘々です。
まあ全体通してみても結構甘めかと思いましたけどね。
読む前に想像していたよりも全然ヘビーじゃなかった!須藤が小物すぎるからか焦燥感もあまり湧かなくて(笑)
でも面白かったです。章介の過保護さにも萌えさせられましたし、満足!

1

叔父×甥

実の叔父×甥で、沙野さんお得意のシリアス。記憶ソーシツもの。
水とセックスに関係するものを見ると動けなくなる発作を持つ恵多ですが、意識も感覚もあるけれど動けないという特殊な状況でのエロスはさすがです。じゅるり。

攻の章介の執着が光っていた。
こんなに大好きなのに離れようとするなんて……切ないです。
彼に関してはここまで執着攻なのに、ちょっと抜けているというか策士になりきれないところが面白い。
香水のくだりとか(笑)

これから二人で幸せになれるといいよね。

2

いろいろ無理だった

叔父と甥という関係が微妙。
これ、絶対に肉親じゃないとダメだったのかな?
ダメだという設定上の理由はあるのかもしれないけど、その禁忌感があまり生きていないかも。

いろいろ、おいしいシーンがあって、設定や展開も謎めいていいんだけど、なんとなく乗り切れなかった。噛み合いそうで噛み合わないかんじ。攻めである叔父のキャラクターも好きになれなかったせい?

ラストも、ハッピーエンドでいいんだろうか?
どうも、しっくりこない。

沙野さんは、初期は好きだったんだけど、最近、手に取るものすべて全滅。
でも、おそらく最近のほうが自由に書いている気がするので、出始めのBLという枠組みの中になんとか収めていたようなかんじは、無理をしていたのかも、と思うので、もう合わない作家さんなのかなと思う。
残念。

2

何でもないことがエロいって…

沙野さんのお話ということで読み始めたせいか(どんな?!)、いきなりの何ということのない朝の描写が、これでもかっ! とめちゃめちゃ淫靡に感じちゃったんですけど。
ただ歯磨きをチューブから出して歯磨きするというだけなのに!

普段の生活は、叔父と甥で穏やかな毎日を過ごしているわけですが、恵多は水たまりを見ると発作を起こしてしまい、その発作も2ヶ月に1度くらいの頻度で起こっています。
多くは風呂場で起こすので、倒れた恵多を運び出し、身体を拭くのは章介の役目。
その身体を拭くシーンが、これまた淫靡なムード満点なんです。ただただ身体を拭いているだけなのに、『もどかしエロ』(あとがきより)なんですよ。
このもどかしエロも1回だけじゃなく、何度かあってその度にエロ度も上がっていくからたまりません。
直接的なエロじゃないのに、こんなに萌えちゃうって、この辺も上手いよねぇ~って感じました。

自分自身の記憶が曖昧なため、何を信じていいのか解らない。
須藤が恋人だと思っているから、須藤のことを信じようと思うのですが、身体は素直に反応しない。身体が反応するのは、章介なんですよ。
章介も続き須藤も「あいつを信じるな」と言うし、だんだんと追いつめられていくんですよ、恵多は。

ホント、この辺の展開が焦れったいやらモヤモヤするやら、須藤もいいことしか言わないし、章介も何も話さないし、肝心の恵多の記憶はなくなってるしで、何が正しくてどこが間違ってるのかが、最後の最後まで解らなくて、サスペンス方面でも上手く仕上がってました。

それと、章介ですよ。
あとがきによると、女が切れないと恵多が思っている香水だとかピアスだとか、章介が小細工をしているらしい。そうまでして恵多への思いを封じ込めて、我慢に我慢を重ねて同居していたって、どんだけ想いが強いんだと。
恵多が可愛すぎて、記憶がないことへの追い打ちをかけることも出来ず、だからこそ章介自身も身動きが取れなくなっちゃって。
逃げ出した恵多への執着度もすごかっただけに、余計恵多の不信感があらわになっていって、気の毒と言いましょうか、周りが見えてなかったと言いましょうか。
すべて想いの深さだというのは、わかるんですけどねぇ。

1

記憶喪失

叔父×甥。
近親もの好きなんでこれは萌えましたw
恵多は父を事故で亡くしそのショックで昏倒し頭を強打し、部分的な記憶を失ってしまいます。またその後遺症からか、気持ちが不安な時に溜められた水に接すると頭痛の発作が起きてしまいます。
そんなとき助けてくれるのが、叔父の章介。章介は倒れた恵多に優しく接しますが、恵多には章介に密かに秘めた想いがあり、それがバレそうになり恵多は家を飛び出してしまいます。
そして恵多は過去に自分と付き合っていたかもしれない男・須藤に恵多が章介に騙されていることを聞かされます。

受けが部分的な記憶喪失で水たまりを見ると頭痛の発作を起こしてしまうというおいしい設定w
さらに叔父×甥!歳は一回りも離れてますw
恵多が引っ越したあとの章介の行動がストーカーっぽかったw
二人で暮らしてる時も章介は恵多に対してかなり過保護でしたw二十歳すぎてるのに外泊禁止って!w
須藤は最初いい人っぽいと思ってたんですがなんか怪しい。
章介と須藤どっちを信じればいいかわからなくなってきましたね~
二人とも「あいつは信じるな」とか言うし、お互い憎みあってる感じだし(・ω・;)
また恵多がちょ続きうど重要な部分の記憶がないんですよねー
結果、恵多はちょっと危険な目にあってしまい。

ていうかこの小説の冒頭、ただ歯ブラシに歯磨き粉つけるだけのシーンなのに妙に卑猥だったw
お風呂で倒れた恵多の体を章介が拭くシーンもなんだかエロいw
表現がエロいというか書き方ひとつでこんなに卑猥になるんだなあとw
エロもよかったです。特に恵多が越してきたアパートでのシーンがw
壁薄いから恵多は声出さないようにするんですが、章介は逆に両手掴んで声あげさせようとするのが良かった(*´д`*)

最後はなるほどと思いましたね。
恵多が記憶喪失になったことは章介にとって辛い出来事だったでしょうね…。最後記憶はちゃんと戻りますけどね!
章介がしてきたことにはちゃんと理由があったんだなあと。
ハッピーエンドでよかったです!

3

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