「そなた、我の妻にならぬか」

龍の兄弟、Dr.の同志

龍の兄弟、Dr.の同志
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
8件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
講談社
シリーズ
X文庫ホワイトハート(小説・講談社)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784062866224

あらすじ

眞鍋の男、アラブの皇太子に愛される!?
眞鍋(まなべ)組の影の実働部隊に所属する功刀淳ことエビは、一度も失敗したことがない男と言われている。そんなエビに、ある指令がくだった。それは、アラブの皇太子カーミルに誤って売った日本画の贋作を本物とすり替える、というものだ。
 ところが、常識知らずのアラブの皇太子の言動にさすがのエビも振り回されて、恋されて!?

表題作龍の兄弟、Dr.の同志

カーミル 20歳 カラダリ王国皇太子
功刀淳(エビ) 30歳 眞鍋組実働部隊

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レビュー投稿数3

姐さん不在にホッとする一冊

龍とDr.のスピンオフのような作品で、本編の受けで好き好きの分かれる(わたしは苦手)氷川が登場する以前のお話。
ああ、それだけでもホッとしましたし、久々に樹生さんの作品を純粋に楽しめたと思います。

メインは、アラブの王国皇太子のカミール×組の実働部隊の凄腕エビ。(実働部隊は皆、魚介系のコードネーム)
年の差10歳で年下攻めなところは本編カップルと同じですが、キャラは正反対かな?
エビの方が清和くんとまでは行かずともドシッと構えてて、分を弁えていてしっかり者ですし。
そのエビが贋作のすりかえで近づいたカミールと寝ることになるは、嫁になれと言われるは、命張ることになるはで、やっぱりこの苦労性で男に振り回される辺りは清和くんと似通っている…
個人的には攻めのカミールにはまったく魅力を感じませんでしたが、エビのキャラがチャラいようにみせかけて〜の一途ですごく好きです。
清和くんとエビの組み合わせでしたら、どんなにこのシリーズを楽しんで読めたか…(涙

1

こんなアラブものもあり

樹生さん初のアラブもの。
アラブものなんですけど、舞台は甲府だし、忍者や甲冑のイラストは出てくるし、宮殿じゃなく旅館だし。

カーミル皇太子、さすがアラブの王子様です。ってか、電波系というか、話を聞かないというか、我が道を行くというか。
ありとあらゆることが「神の思し召し」で、それが思考の中心で、エビじゃないけど「はぁ?」の連続なんです。
「はぁ?」は恋愛に関してだけでなく、すべてにおいてですから始末に悪い。命を狙われても、犯人をあっさり逃がしちゃったり、全てが万事、そんな感じ。

エビに関しては、20歳にしての初恋ですから、そりゃ純情で真っ直ぐで夢見がちで執着心もあり、その上宗教上堅物で。(これに関しては、エビがたらし込んじゃってますけど)
エビを真剣に愛しちゃってます。「我が妻になれ」って真剣にプロポーズしてるし、周りに仕える人間たちも、あっさりエビの存在を認めてますしねぇ。これ、アラブものの鉄板ですが。
エビも、これにはびっくり戸惑ってますけど、カーミルの事情を知ってしまうと、ついつい肩入れしちゃって、暗殺者が現れるたび身体を張って守ろうとするエビ。
人がいい続きにも程があります。

暗殺事件に関しては、二転三転、そう来るかぁ~で、とりあえず日本では決着がつきましたが、帰国したらまだまだ続くわけで。
エビの件も、カーミルの作戦勝ち。外堀を埋め立て、エビには選択肢を一つしか残さないようにしちゃって。この辺は、アラブの王子様だなぁ~と思わされました。
眞鍋組からカーミルへ嫁入りって感じですね。

このお話に、清和は組長代行として出てきますが、氷川はまだ登場していません。シリーズが始まる以前のお話になるんでしょうね。
あ~だからですか、本編にエビが出てこないのは。
こんな美味しいキャラなんだし、カーミル共々、里帰りと称して絡んで欲しいものです。

1

眞鍋の姐さんの前に男の姐さんがいた!?

今回は眞鍋の龍こと清和くんと姐さんは主人公ではありません。
まだ姐さんが、姐さんになる前のサメの実働部隊の隊員エビのお話でした。
アラブの皇太子が出てまいりましたが、樹生先生の個人的興味満載で舞台が甲府、まるで観光案内の如くで、エビは鎧兜コスプレまでしてしまいました。

清和の恩人の名取グループの依頼でアラブの皇太子カーミルに接近することになったのは、甲府出身のエビ。
皇太子の暗殺計画などに巻き込まれ、エビの男気にホレた皇太子の第一夫人にさせられちゃう!?
おまけに皇太子は10も年下で、権力者にありがちな俺様で童貞だったのでエビへの執着はものすごいものです。
いつものシリーズに比べて、エビが誘い受けなのでエチシーンは積極的にあります。
でも、エビは姐さんと違ってゲイではありません。
任務の遂行のために体を張っているのです。
たかが絵のすり替えに、あの眞鍋の実働隊をもってすればこんなに時間もかかるはずもないと思うのですが、その間に起きる事件や出来事で、エビが皇太子を守ってあげたくなって気持ちが傾いていく過程もじっくりとほしいですから、そのへんは甘く見逃してあげましょう続き

どうも「おむつ物語」(シリーズ後書きに作者が書いている)にこだわりがあるようで、清和くんと皇太子カーミルが似ていると書かれているのですが、口数が少なく権力者で頭はよく絶倫(?)そして10も年上の女房をもらったという部分以外は類似点はなさそう。
むしろ、宇宙人的な部分は姐さん似?
エビはとてもしっかりものですが、世間常識もあり裏の世界の人間で実行力もあるのでむしろこちらが清和似?しかし、旦那の手綱をしっかり握っている部分は姐さん似。
というより、男夫婦であること自体共通点!?
これは是非将来のシリーズでこの二組の対面をしてほしいものです。
きっとエビも姐さんの宇宙人ぶりにビックリするかもしれませんね。
とても面白く、あっという間に読めてしまいました。

奈良さん絵が素敵です~!

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