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確かにこれぞリーマンものです。古い作品ですけれど、リーマンの生態ってそれ程かわらないんだなって思います。なんとなく絵柄が古い気がするな・・と思うかもしれませんが、サラリーマン職場物が好きな人は必読ですね、確かに。そんな私も各所でリーマンものと言えば!みたいなお勧めレビューや紹介を見ても今まで読まずにすみませんでした!という心境です。
基本1話完結なので、収録の4話でも十分楽しませてもらいましたが、「一生続けられない仕事②巻」に収録の続きがまた大変面白いです。両方1冊に纏まっていれば”神”だったな。
なんとってもかわいくて大好きなのが、表題作ではなく同時収録の『CALL ME』
受け様の河野と、攻め様の広瀬は同期入社し、同じ研修を受けた新入社員同士。
入社そうそうブラジル支社へ配属となった広瀬から、夜中に電話を受ける河野。
寂しいのだろう、と週イチのペースで電話で会話するようになる。
ゲイであり、カレシと別れたばかりの河野は、広瀬と話す内にその辛さも癒え、いつしか広瀬へ好意を抱くように。
そんな時、出張で広瀬が帰国するから、と会う約束をするのだけど。
会いたいけど、会ったら広瀬への好きが確実になりそうで怖い。
もうね〜河野がかわいいったらなかったですね。
会った回数なんて、片手で数える程しかなくても、確実に距離を縮めていく2人。
4回のお話の間で、まずはキスから始まり、フェラ、テレフォンセッ○ス、念願の最後までカラダを繋げる。
と、気持ちはもちろん、恋人としてもレベルアップしていくのに、にまにまです。
ベッドでイチャイチャピロートーク中、広瀬が河野の髪をいじってる姿にきゅんでございました(#^.^#)
広瀬のイケメン度ましましです。
この2人に会いたくて、手に取る1冊です(≧▽≦)
ユギ先生「ピクニック」に続き2作目です。
が、ピクニックより絵もお話のつくりも少〜しざっくりしているような気がするのは気のせいでしょうか。
ピクニックも短編集でしたが、そちらの方が粒揃いで個人的には好みでした。
表題作は、門倉のキャラがひたすらいいですね。
真顔で辛辣な物言いで、バレたか、とサラッと告白して、すぐに事に及ぼうとして。
それでいて、たまにデレるのはズルいw ありゃ、かわいい。
中津に押したり引いたり、門倉の心理作戦がおもしろい。
ネクタイをプレゼントして結んであげる時
「バ〜カ〜め〜 ちょっとしおらしいこと言うとすぐガード甘くなるんだから♡」
がツボって笑いましたw
誕生日がウソだったというオチもいい。
他3本は、悪くはない(偉そうにすみません)です。
特にストレスなく楽しく読めるんですけど、萌えきらなかったです。
これは好みの問題かと、思われます。
◆人はなぜ働かなければならないのか(表題作)
冴えない先輩・中津を密かに想い続ける後輩・門倉の性格が絶妙でした。ずっと前に中津に奢ってもらったカップ麺を取っておくほど健気な一面もありつつ、自分のそういう面を利用できる時は利用して、中津を思うままに動かしてしまう要領の良さもあり。いわゆるあざとい年下ですね。脳内では中津を犯しているようですが、現実では受けに回っているので、門倉が攻めだったらもっと萌えたような気がします。
◆僕らはただ走るだけ
他人に成果を横取りされても文句も言わず、地道に営業職を勤める先輩・正木をとにかく幸せにしたくなりました。仕事はできるのに我が弱くて周りに認められない中、後輩の沓沢だけはしっかり見ていてくれていて。しかも、彼は正木のあられもない写真を見ても、一切幻滅しなかったので、そういう芯の強さも素敵でした。
表題作が大好きすぎてレビューします。
人はなぜ働かなければならないのか
このお話の魅力はなんといっても門倉さんの健気可愛い腹黒さです。
口うるさいドエスな部下を演じてきたのに、
二人きりの残業中にむかーし貰ったカップラーメンを大事にとっておいたことがばれて。
そこからの流れがスムーズすぎて感動します。さすができる男。
一切照れも赤面も動揺もせず、クールに「捨て忘れただけですよ」
彼女関係を探られるも顔色を変えずに受け答えし、
さりげなく席を立って、さりげなく隣に座って、
からの顎クイ。
コマ割も表情もツボすぎます。
そして一回だけと懇願して乗っかっちゃうし。
でも初めてだから失敗しちゃうし。
普段の言動は甘味のないドエスなのに、行動はすべて健気可愛い。
そしてたまに見せるデレがたまらなくかわいい!
「付き合うってどんなことするんだよ
俺になにしてほしいんだよ」
からの、不意打ち赤面が素晴らしいです。
健気と可愛いと腹黒は同時に成立するんだなあ。
そして、妄想でもリバしちゃう変態加減もすばらしい。こんな人初めてですよ。
何回も読み返しています。
続きが一生続けられない仕事(2)に収録されているので、
是非読んでみてください。
素敵な元奥さんも登場します。中津さんはこういう人に捕まる運命なのでしょう。
二人の中もちょっぴり進展します。