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表題作ジンクスで眠れない

鴻野勇進 高校生
沢村敦士 高校生

その他の収録作品

  • 恋はジンクスで始まった

あらすじ

クールでかっこいいと評判の鴻野勇進は、沢村敦士に出会って豹変した。男同士もなんのその、敦士に尽くして優しくしまくって、モーションをかけ続ける毎日だ。だが、カケラほどもその気持ちに気づいてくれない敦士に勇進はあることを決意した。修学旅行で訪れる京都で、あらゆる恋のジンクスを試そうというのだ。
「両想いになれるスポット」へ敦士を引きずり回す勇進に、敦士は籠絡される!?

作品情報

作品名
ジンクスで眠れない
著者
竹内照菜 
イラスト
館野とお子 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829651421
2.2

(4)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
7
評価数
4
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ジンクスを信じますか?

むつこサンは不評のようですが、個人的にはヒット゚+(◎´3`d)+゚
なかなか面白かったです。
前回読みました、竹内先生の『キスから、はじまる』を読んだ後だけにちょっと書き口、受攻のキャラクター配分が似通っていたような気がしたのがあれですが。

お話。
クラスメイトの二人。クールビューティ勇進は敦士くんに夢中。
とにかく尽くして尽くして尽くしまくる(笑
気があるそぶりを振りまき、優しくし、貢いでベタベタ。
しかしニブチン敦士はまったく気づく様子もない。
業を煮やした勇進は、京都への修学旅行で恋のジンクスめぐりをすることを計画する。さて、そのジンクスの効果やいかに・・?!

相変わらずドタバタなラブコメ作品。
表紙からのイメージが難しかったのが難なんですが、男前で性悪な攻が受にだけ優しいという設定が面白かったです。
というか、好きな子以外には鬼のような所業というのがなんとも( ´艸`)ムププ
ニブチンな受もどんなにアピールされてもまったく気づかない様子もマル。
好きだ。好きだと告白されて。
でも本当は違う子がすきなんじゃないの?とヤキモキしてしまうというちょっとごちゃごちゃした感じも無きにしも非ずですが、案外いい味だしてる気もします。

トータル面考えて個人的にはすごく好きな一作になりました。
濡れ場が朝チュン状態だったのがすごく残念。
それと前作とキャラクターや全体的な雰囲気がニカより過ぎてたのも難。
設定及び、活きたキャラクターはすごく好きです。
嫌よ嫌よも好きのうち。ちょっとアホくさい書きくちが面白かったです。

あわせて
気になるといえば、りんりん鈴木くんが犯されたのか否か。
ココが妙にきになってしかたない。
あとはあとがきに(笑)が多すぎたのがなんともいただけないところ。かな。

0

なんか…ひどかった…

このお話が趣味であるとかないとか以前に、物語ですらなかったような気がする。
べつに文体が特殊というわけではないんですが、内容がつまらないせいで読み通すのがしんどかった。
ここまでツライ小説って、ものすごく久しぶりでした…。

京都での修学旅行先で、あちこち観光しつつ、ずっと好きだった友人に告白しようとしてる攻め。
そんな友人にまったく気づかない受け。
告白されてキスされたあとに、なぜか「ほかの女の子が好きなんだ」と思い込む受け。そう見えるそぶりなど何一つないのに、なんでそう思い込むのだろう。
友人の手品の失敗で、手錠で繋がれる攻めと受け。修学旅行先なら、普通は先生に相談して何とかするんじゃないかと。
面白がらせるために書いたと思われる文章は、ひたすら寒いし…。
ウーン…。

0

受け以外はどうでもいい攻め

受けにだけ優しい攻めで、それ以外の男や女は石ころ扱いです。
京都への修学旅行で、ジンクスを制して受けを落とそうと考えている意外に乙女系な考えもしています。
未成年ですが、飲酒・煙草描写あるので、嫌いな方はご注意。

高校生・鴻野勇進 二面性ヘタレ攻め×高校生・沢村敦士 天然元気鈍感受け
勇進は敦士に惚れて以来、元々の鬼畜な性格はどこへやらで、敦士に尽くす日々。
修学旅行でジンクスを利用して、告白しようとたくらんでいる。
クラスメイトには邪魔をされ、肝心の敦士は超鈍くて。

敦士には優しいのですが、その他の人や自分の恋路を邪魔しようものがいたら、途端に凶悪性を露わに。
『敦士が嫌だって言うなら、あの女、東京湾に沈めてもいい』などの発言をしたりもするんですが、それ位の覚悟であっくん以外はどうでもいいよって事で、そういう無茶な事を言っちゃう高校生の可愛さと解釈しました。
受けが鈍いので、攻めが他の女を好きとかよからぬ誤解をするし、勇進も苦労しています。
ただ、究極の思考の所為で倫理観が崩れているので、自分の恋愛の為には友人ですら売るし、そういう展開に萌えられませんでした。

あとがきで萎えるなんて、この本が初めてです。
文の末尾が(笑)。で殆ど終わっていて、作者の一人遊びというか、馬鹿にされているような感を受けました。
作者の感情が理解できない読者には、ちっとも読んでいても面白くないです。
効果的に、1つか2つに抑えて欲しかったです。

エロ:★2 普通
総合:★2 勇進の暴走思考に萌える耐性がなかったです。

0

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