ささやかな幸せ

ささやかな幸せ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
14
評価数
4件
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784862636744

あらすじ

最初は、ほんの出来心だった――。アートディレクターの瑛司は、老舗会社から依頼を受ける。そこで出会った御曹司の雅之は何事にも控えめだが、瑛司への熱い想いを眼差しに乗せ、伝えてくる。同情か、好奇心──あるいは、欲望か。その想いにつけ込み、躰だけの関係を結ぶ瑛司は、ベッドでは淫らな雅之との情事に溺れ始める。しかし傲慢な自分に対する罰なのか、雅之の切り出した言葉に…。一生に一度の思い出なんて、俺はいらない――。
出版社より

表題作ささやかな幸せ

若いが優秀で実力あるアートディレクター・間宮瑛司
老舗文具店の次男で総合企画室室長・和泉雅之

その他の収録作品

  • 掌の中の幸せ

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レビュー投稿数2

臆病受け☆

 若く優秀で男前なアートディレクター瑛司×老舗文具店・総合企画室室長・雅之のお話。
 発売してすぐに買って読んだのですが、レビュ~してなかったのでこの期に書こうと思います♪ポイントは、臆病で自分を出せない眼鏡が受けであること!!さらに、町屋はとこ先生の繊細な絵が加わり、受けのやさしくて弱そうなところがよく描写されていて素敵。
 
 街中で道に迷っていた雅之を見かねた瑛司が、わかりやすく道を教えてあげたことで二人は出会います。普段それほど親切ってわけでもない瑛司が、気まぐれというか成り行きで困っている人を助けたって感じですね。
 瑛司が所属するのはクリエイティブ・エージェンシーで、一人一人の力量に定評がある精鋭揃いの職場。そこに、老舗文具店からの仕事の依頼が入り、話し合いのため出向いてみると、そこにいたのは以前道案内をしてあげた雅之だった。おだやかでまじめである雅之が、瑛司に送る恋焦がれた視線が無視できないほどになってくると、ふと気の思い立ち―出来心で雅之をセックスに誘った瑛司。恋愛に免疫のなさそうな雅之が、まさにオスな感じの瑛司に抱かれるシーンはドキドキ。そして、そんな雅之に夢続き中になっていく瑛司―という展開はまぁ読めてしまいますが、その後の恋人同士というわけではない不安定な関係が雅之に及ぼす気持ちの揺れとか、今まで付き合ってきた人に執着心を抱かなかった瑛司の変化がつづられ一筋縄では終わらせず読ませてくれます★
 同時収録・続編の『掌の中の幸せ』は、二人の気持ちが通じ合った後のお話。ラブてんこ盛り^^
 雅之は今時いなさそうな純情なお方で、気持ちを言葉で表すのに躊躇するタイプです。せつない思いを抱えた受けが登場する話を読みたいときにおすすめ☆☆☆

1

一途な思いが届くまで

今回は若いが優秀で実力あるアートディレクターと
老舗文具店の次男で総合企画室室長のお話です。

攻様視点で出会いから恋人としてまとまるまでと
受様視点でその後の二人の様子を収録。

攻様は大手広告代理店に入社しますが、
先輩クリエーターの独立時に誘われて転職、
精鋭揃いのクリエイティブ・エージェンシーで
アート・デレクターをしています。

新会社は仕事の依頼は引きも切らない上、
所属する各人を指名しての仕事も多いのですが
今回の攻様の仕事も彼を指名しての依頼でした。

依頼主は明治時代創業の文房具店。
銀座本店の他に十店舗あまりを展開する老舗です。
来年創業百周年を迎えるに当たり
ロゴを一新、シンボルマークを作りたいとの事。

190近い身長を柔らかな物腰と愛想の良さで包み、
初会合へと向かった攻様を待っていたのは
社長の次男で総合企画室室長でした。
そして彼が今回の受様になります♪

驚いた顔をした受様に訝しげな攻様でしたが
表参道で道を教えてくれたとお礼を言われ、
彼の方向感覚が怪しく丁寧に教えた事と思い出します。

攻様の続き指名は過去の作品を気に入っての事らしく
良い仕事ができそうだと思う攻様でしたが
打合わせの度、熱のこもったまなざしを向けられて
何とも言えない思いをする事になります。

追ってくるのに振り向くとそらされる視線。
世慣れた相手なら駆け引きかと思うほどですが
指先が軽く触れただけでも固まる受様では
計算ずくとは考えられません。

攻様は依頼主の機嫌を損ねる事も
期待を持たせる事も出来ずに
気づかないふりでやり過ごす事にしますが
徐々に耐えられなくなる攻様。

仕事に一区切りいついた会食の時に
酔った勢いも有って
受様にお試しでのセックスを持ちかけます。

しかし受様との情事に夢中になったのは
むしろ攻様のほう?!

受様のひたむきな恋は成就するのか?

ポーカーフェイスで感情の沸点が低くく
過去の恋愛も相手に夢中になれなかった攻様と
返される事を期待せず純粋に相手を思う受様。

別れを切り出した際の寂しかったと言う言葉さえ
攻様を責めるというよりは
攻様を思いきれない気持ちがこぼれた感じで
とても切なかったです。

一見すると強気な攻様と臆病な受様のカプですが、
一緒に過ごす事で変わっていくのは攻様のほう。
攻様が戸惑って感じるイライラこそが
受様への恋心だろ!!と突っ込みながら
楽しく読ませて頂きました(笑)

攻様が自覚した後は過ぎる位にラブいカプに♪
続編は犬も食わないなんとやらなお話ですよ。

今回は気まぐれで受様に手を出す攻様のお話で
天花寺悠さんの『悪魔なエゴイスト』をご紹介します。

1

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