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表題作カルバニア物語 12

その他の収録作品

  • モンクレイの呪い
  • コラソンの花園
  • 蝶と花びら
  • 女王陛下の迷路

あらすじ

エキューとライアンが遂に
恋人同士になったことを聞いた
エキュー大好き少年フラン。
「ぼくが成人するころには絶対別れてるよ!」と
仕事ででかけたエキューを追って
国境の街カスタードへ──
そこでは女公爵エキューの武勇伝とともに
奇妙な“呪い”の噂が広まっていて…!? 
大人気王宮コメディー第12巻。
出版社より

作品情報

作品名
カルバニア物語 12
著者
TONO 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199604195
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

やっと出た新刊

以前私に小ジュネを買わせていた秋月こおさんと、マガビーを買わせていたこいでみえこさん。
この二人がタッグを組んでCharaで連載をしていたことがありまして。
もちろんCharaも買いました。
そこで出会ったこの作品が、Charaの中で一番のお気に入りへとなりました。


あっさりとした軽い絵柄で基本的にはコメディーですが、時々ぐっさりと刺さります。
登場人物が多くそれぞれに思惑があって、色々と考えさせられますね。

BLではないですが、BL要素もあります。
主人公のエキューは、普段は男装をしているので全く女性には見えません。
そのエキューの恋人となったライアンが同性愛者。
過去には男の子を侍らせて暮らしていました。
まだ幼いエキューと知り合った時も、彼女を少年だと思ったから興味を持ったのです。
男も女も関係なく、自分が自分でありたかっただけのエキュー。
自堕落な生活を送るライアンにも彼なりの理由が・・・。
この二人の出会い編は、ライアンに本気で思いを寄せる少年・チャグも絡んでとても切なく仕上がっています。

前巻でエキューは念願の公爵の地位を引き継ぎ、カルバニア王国初の女公爵誕生。
一方エキューの幼なじみ・タニアも、女王であるために笑顔で怒りと涙をこらえています。
この女性二人、すごく頑張っています。
ここがこのお話の好感度を上げる部分だと思いますね。

既刊は多いですが刊行ペースは遅いので、濃い作品に飽きた時にでも読んでみてはいかがでしょうか?

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