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表題作幸村殿、艶にて候 6

上杉景勝 ・ 越後領主 ・ 30代
真田幸村 ・ 真田家次男 ・ 20才

あらすじ

関白秀吉の九州平定がついに終結!! 帰国の途についた真田幸村(さなだゆきむら)一行は、小倉で武将・前田利勝(まえだとしかつ)に再会する。眉目秀麗な名家の青年大名は、幸村の才智と色香に一目惚れ!! 「おぬしと念友になりたい」と口説かれてしまう。一方、そんな幸村に常に寄り添い、激情を押し隠して伽を務める猿飛び佐助(さるとびさすけ)は、己の未熟さと経験不足を痛感。日頃敵対視している霧隠れ才三(きりがくれさいぞう)に、夜伽の指南を受けることに!? 
出版社より

作品情報

作品名
幸村殿、艶にて候 6
著者
秋月こお 
イラスト
九號 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
幸村殿、艶にて候
発売日
ISBN
9784199005411
4

(2)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

もう、6巻目なんですねぇ。まだ続くらしいですよ。

九州平定が終わり、幸村一行は帰途に着きます。
幸村のフェロモンに周囲が振り回されるので、とうとう佐助が才三に房術の指南を請うことになります。
(この件に関しては結局まだ勉強中らしく、モヤモヤとしたまま次巻へ続くようですが。)
六郎は沖殿への幼い恋を乗り越えて、ずいぶんしっかりしてきた様子だし・・・

海路上杉領に着いた後は久しぶりの景勝との再会。
奥方との危うい関係もあり、アマアマな時間が過ごせそうでそうも行かない状況に。

しかし、何が面白いかといえば、
今回は、九州から郷里に持ち帰る恩賞の件や、土産物の調達、船の手配、越後に着いてからも上田までの運搬にかかわる諸事から景勝の奥方・菊との知恵比べまで、
まぁ幸村の腹黒さと頭の回転のよさにいちいち苦笑し感心させられたところでしょうか。

そして、菊に恋敵と言わしめるしたたかさまで持ち合わせているものだから、景勝と契りたいがためにとんでもない作戦に出てしまうし・・・

上田まで帰着して、幸村の父・真幸には辛口の出迎えを受けたものの、取り敢えずは一段落の一行ですが、佐助がなにやら色っぽくなっているとのこと・・・次巻はどうなる?

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