御曹司とのラブロマンス

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表題作メガネの貴公子

メガネの貴公子 神威高嗣・30歳
眼鏡士 鈴木ひなた・23歳

その他の収録作品

  • 二人っきりの休日

あらすじ

「どんなに貪っても、貪り尽くせないくらい、きみが欲しくなる…」
メガネ業界の御曹司・神威に見初められ、新規ブランドのデザイナーに抜擢されたひなた。華やかな世界と神威の強引だけど優しい振る舞いに翻弄され、魅せられていく。 ひなたはこれが『初めての恋』だと気づくが、同時に自分は神威にはふさわしくないと臆病な気持ちも生まれだし…。神威をけなげに想い続けるひなたの純真でひたむきなシンデレラ・ラブロマンス
出版社より

作品情報

作品名
メガネの貴公子
著者
須坂蒼 
イラスト
祭河ななを 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048681537
2.6

(6)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
14
評価数
6
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数5

メガネ業界のシンデレラストーリー

メガネといえば鬼畜を連想しそうですが、これは甘甘のほんわかストーリーでした。
攻め様はあくまでも紳士で(書き下ろしでは変身してますが)、受け様はひたすら純真・健気で、時々キュンキュンしながらサラサラっと読めます。

北海道のすずき眼鏡店の店主は23歳のひなた。
おじいちゃんから継いだ技術と、眼鏡に対する情熱で、お得意様から信頼を得て、お店の切り盛りをしている、まだ恋をしたことのない男子です。
そんな彼の元へ新ブランド立ち上げの為スカウトに来たのがメガネ界のプリンスと言われる神威です。
彼の秘密の試験に合格したひなたは、強力な押しに負けて、自分の可能性を試すために上京します。
会社の重役である神威は忙しい合間を縫ってはひなたを気にかけてくれます。
神威を見るだけでドキドキするのは何故なのか、まだ恋をしたことのないひなたにはよくわからず、一人でグルグルします。
ひなたには地元の高校時代の友人で、今はモデルをしている翼という、「好きだ」と告白をしてくれている相手がいるのですが、恋というものがわからないひなたは、はっきり答えていません。
神威とひなたの仲の良さに嫉妬した翼が、新作の発表会の席上でひなたを恋人と発表したことから騒動になり、自分が誰が好きかを自覚するひなた。
神威の、目に見えないところでの優しさも知り、初めて恋愛を知り、恋人になる二人。

田舎の一眼鏡士が、有名ブランドメーカーの御曹司に見初められ、仕事の成功も、恋の成就も手に入れるという単純明快なシンデレラストーリー。
展開は複雑ではないので、ひなたの23歳にしては純粋でオボコなところが全面に出ていてキュンキュンを誘います。
ひなたは"僕"、神威は"わたし"と、自分の呼称が"俺"でないのがカワイイ感じがします。
初エッチは飛行機の中ですよ~!
本編のエッチが少ない分、書き下ろしで攻めの本領発揮なエチを展開してくれています。
重い話に疲れた時、こんなお話は新鮮でいいですね。

3

まさにメガネの貴公子!

北海道の小さな眼鏡店青年ひなた[受]とメガネメーカー御曹司神威[攻]との胸きゅんラブあり、ラブラブエロありとなかなか楽しめる一冊。
あらすじに「シンデレラ・ラブロマンス」とあって確かにそうなんだけど、ひなたはデザインの実力もちゃんとある所が良いです。

最初はタイトルがタイトルなんでそんな感じのを想像してたんですが、冒頭での2人の出会いとか、お、結構業界小説っぽいのかも~と思ったんですがやっぱそうでもないなと思い直し、神威が自家用飛行機を持ち出した部分で決定的になりました。
やっぱこいつはタイトル通りメガネの貴公子だーー!!
自分的には神威の、自家用飛行機だの温泉宿貸し切りだの、何度もメガネお着替え(温泉宿では木製フレーム)とかのプリンス行動がいちいちおもろかったんですが、初恋のひなたは恋愛面に対してはちと乙女というか初心なのでその度に神威さん素敵~~ってなってるのもおもろかった。
あと温泉宿でのエロは特に凄い事している訳じゃないのに、妙にエロかった~そんで可愛かった!
作品全体が適度なライトさ加減で良かったですよー。
あ、メガネ担当は主に神威です。

祭河さんの挿絵は表紙絵と口絵は頑張ってたけど、本文内挿絵での神威がちょっとイメージと違ったかな~。

1

めがねだらけ

メガネ界の御曹子と片田舎にくらすメガネやの息子。そんな二人の恋物語です。ちょっと今メガネブーム(私の中で)がきたので、この本を引っ張り出してレビューしたしだいです。
メガネの魅力は奥深いな。
メガネに関しては萌どころ満載なのですが、ストーリー転回がいまいちだった。盛り上がりが少なくて、えー、これが山場? って驚いたから萌は一つです。
でも、メガネだからいいか。結構メガネを作成するまでの工程がしっかりと書かれていて、結構勉強になりました。薀蓄の多さに萌は消えていたともしらずに、ふむふむと教科書のように読んでしまう一作です。
メガネを作りたい、デザインしたいと思っている方にはおすすめの一冊かもしれません。
飛行機ラブはどうなんだろう。いくらプライベートジェットだからといって、すぐ近くには誰かがいるだろう。そうドキドキさせてくれるのも、作者のねらいなのだろうか。
まあ、最後の旅館でのラブは以外にも熱く、楽しかったからよしとします。

1

Wメガネ

表紙が受け攻めともメガネで、Wメガネに惹かれての購入だったのですが、表紙以外では受けのメガネ率が低いです。
天然な受けが王子様に見染められて……というような甘めな話です。

メガネ業界のプリンスでメガネメーカー老舗カムイの御曹司・神威高嗣(30)王子様メガネ攻め×眼鏡士・鈴木ひなた(23)天然メガネ受け
小さいながらも店長をしているひなたは、自分のお店とメガネを選ぶ腕には自信を持っている。
ヴァイスの新作フレームをかけたカッコイイ男にメガネの見た手を頼まれる。
後日、その男はメガネ業界のプリンスの神威だと判明して、デザイナーにならないかと口説かれて。

序盤は、すごくよかったです。
童顔で頼りなさそうなひなたなんですが、メガネの事になると真剣で思いもよらない能力を発揮してくれて、わくわくしました。
可愛いとか外見的見かけではなく、能力で魅せるシーンがあって、才能がある受けが好きなのでタイプでした。
上京して、初めての恋に落ちて、まだ恋の自覚も出来ていない初心さも可愛かったです。
攻めも王子様攻めのような煌びやかさで、組み合わせとしてもよかったです。
ただ、そこに当て馬が絡んできてから、よくある普通のBL話というか、それ以下な話に。
非常に当て馬の使い方が可哀想な位に、荒かったです。
いままでひなたのいい友人でいただけに、とる行動が雑過ぎて、本命の王子様の株をあげる為だけにしている行動に見えて、なんともいえなかったです。
やんちゃで愛されるキャラだっただけに、そんな雑魚キャラにされてしまったのが切ないです。
天然受けキャラの優しいが故の優柔不断さも、悪い方に左右して受けの魅力が薄れていたように思います。
無理に当て馬を持ち出さなくても、神威とひなた中心のストーリーでよかったと思います。
一番期待していた受けの才能発揮場面が少なかったのも、そっち方面を期待していただけに寂しかったです。

エロ:★2 飛行機での初H
総合:★3 当て馬キャラの使い方が悪い所為で、全体の印象が薄くなりました。

2

メガネとスーツそもそも苦手

苦手なら買うなよと自分でつっこみたいですが
好きなカテゴリが決まってるため
たまには他も読んでみたいという
開拓したい気持ちもあり

購入してみました

小説なので、イラストを始終見てるわけではないので
メガネとスーツが苦手なのは
問題なかったです

メガネ業界のプリンスって。。。。
いやはや、事前情報なくして

買った私が悪い
全く気持ちが動くことなく
終わりました。
すみません。

仕事をしている男性は好きですし
お互い、仕事をしっかりしているという
点は良かったです

お金持ち系は、やはり買うべきではなかったです
萌えポイントスイッチを自分で探したくて読み進めたものの

スイッチはどこにもなくあとがきまで

たどり着いました

せめて、物語を考えから購入しようと

思います

0

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