ツーリング・エクスプレス 9

ツーリング・エクスプレス 9
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
5
評価数
1件
平均
5 / 5
神率
100%
著者
 
作画
 
媒体
コミック
出版社
白泉社
シリーズ
白泉社文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784592884453

あらすじ

モータースポーツの最高峰F1! そのトップレーシングチーム、ミサキ・サンライズのマシンが突然炎上し、死亡したドライバーの体内から大量の麻薬が検出された! 世界を転戦するF1チームの麻薬密売をにらんだエドは、シャルルと共に捜査に乗り出すが…!? 「黒い森」ほか、超A級狙撃手の二人、ディーンとランディの関係をつかんだ英国情報部のグレイン中佐が暗躍する「XO」「ハンティング」、そして、ジェニーが登場する番外編「パラダイス」を収録!!

表題作ツーリング・エクスプレス 9

超一流の殺し屋 ディーン・リーガル
ICPOの新米刑事 シャルル・オージェ

その他の収録作品

  • 黒い森
  • XO ―極上―
  • ハンティング ―印象派の森―
  • パラダイス ―楽園―

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孤高になりえなかった男

欧州を駆け巡るシャルル&ディーンのお話・9冊目です。
ディーンからの極上の愛の告白で…
やっと恋人らしくなったこの二人ですが…。
(↑といっても、まだヤることヤってませんから、プラトニックです☆)
ディーの過去を執拗に追う、グレイン中佐の存在が見え隠れし…
不穏な気配が漂う中…それでも、恋に身を焦がすのでした☆
このグレイン中佐という男――返すがえすも惜しい男です…。
完璧な英国紳士で、弾道学の権威…
英国情報部の超エリートで、優雅な物腰の切れ者!
そんな男が、殺し屋ディーンと…真っ向から対立してしまった!!!
が…あと少しというところで、ディーンにも…
そして伝説の殺し屋ランディにも及ばず、暴発する銃の犠牲となります。
ディーンとランディにあって、グレイン中佐にないもの??
あえて言えば、それは「孤高」です。
生き馬の目を抜くようなダークサイドの世界で暗躍し、トップであるには…
相当の才と闘争力が必要なのは、いうまでもないこと!
でもグレイン中佐の場合、その闘争力を100パーセント…
ディーンに向けてしまった…これが間違いです。
国家利益半分・個人続き感情半分の状態で、殺し屋を刺激などすれば…
その結果は、ロクなものではありません。
ディーンは(そして伝説のランディもまた)闘争心はしっかりあるのですが、
それを向けるのは…ひたすら自分! 己との戦いだけで伝説化しています。
(↑殺す相手にですら、闘争心自体は向いてないんですねぇ…ホントに。)
超一流とうたわれる男の孤高は、やっぱり少し違います。
これがハードボイルドな世界の、クールビューティーの秘密です☆
さてこのエピソードには、後の巻で後日談があります。
銃の犠牲で消えたはずの中佐は、生き残り、過去を抹消し、
それでもディーンを追い続け、ついにディーンの手で殺されてしまうのです。
絵に描いたようなジ・エンドです…もったいない。
中佐も…殺し屋を使う側の人間として、孤高を極めていたら今頃は…。
中佐殺害時のディーンの言葉が、ずいぶん印象的でした。
「俺たちはかなり長い間“いい関係”だった。
 あんたは俺の使い方を、ひどくよく識っていた。」
実に、煙草と硝煙の香りが似合うセリフです☆

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