永遠(ねむり)につく前に

永遠(ねむり)につく前に
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784592870647

あらすじ

大学バスケットボール・リーグ戦を友人・柚木天音と観戦していた九曜恭一は、帰り際、反対側の観客席に「ナナ」こと貴志七海と最上戒流の寄り添う姿を見た。天音は、夢か幻でも見たのだろうと取り合わないが、恭一の頭の中では二年前、彼らをと共にあった高校生活最後の一年のことが、鮮やかに蘇っていた。
読み切り書き下ろし!ハード・ハーテッド・ラブ!!

表題作永遠(ねむり)につく前に

最上戒流、九曜恭一 高校生
貴志七海 高校生

評価・レビューする

レビュー投稿数1

神にしたいほど、切なかったです

当て馬くんを主役にすえてストーリーを構築すると、こんなに切ない物語になるんだな…と思いました。
一応「三角関係」のところにチェックはしましたが、主人公は完全に当て馬です。それは冒頭ですぐに分かる。かつて好きだった男とその恋人だった男が寄り添うのを目撃して、過去(高校時代)を回想する。
これが効果的でした。
本来なら冒頭でネタバレすると興が削がれるものだけど、このお話の場合は、結末が解ってるからこそ余計に読みながら切ないんですよ。榊さん上手い。

三者三様の性格づけも良かったです。
とくに受け。天真爛漫で明るいヤンチャ受けなんだけど、“かすかに”小悪魔なのだ。

意識してなのか、無意識のうちになのか、七海には悪意が、きっとある。自分にある種の関心を寄せる男に対する。

↑こういうことを、過剰な説明抜きでサラッと書けてしまうところが、榊花月さんのスゴいところであり怖いところでもあると思います。

ぞくぞくしたのは、主人公が寝てる横で、二人がセックスをはじめるシーン。
寝た振りしながら嫉妬でグチャグチャになり、なのに勃起してしまう…ここの主人公の気持ち、切なすぎる。ぞくぞくしました。

とて続きも面白かったです。
読後感の悪さ、なんとも言えないやりきれなさが、たまらなく快感でした。
矛盾してるようですが、もともと悲劇オチは大好物なもんで。

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