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表題作学園ヘヴン

あらすじ

取り柄といえば運の良さだけという平凡な少年「伊藤啓太」のもとに、ある日突然届いた1通の手紙。
「貴殿の本学園への入学を許可します」
それは全寮制の超エリート男子校「ベルリバティスクール」への入学許可書だった!
希望を胸に転校を決めた啓太だったが、そこで彼を待ち受けていたのは、超優秀かつ超個性的な生徒達と、とんでもない事件の数々…そして、甘くて切ない恋模様!?
はたして、運は才能に勝てるのか!?

作品情報

作品名
学園ヘヴン
媒体
ゲーム
作品演出・監督
TAMAMI
原画・イラスト
氷栗優
オリジナル媒体
オリジナル
メーカー
Spray
シリーズ
学園ヘヴン
発売日
JANコード
4933032002239
3.4

(9)

(3)

萌々

(1)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
28
評価数
9
平均
3.4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

清く、正しく、子犬は可愛く! ボブゲの王道・ここにあり!

これは…BLゲームに手を染めるなら、真っ先に着手すべき入門編です。
まかり間違って入学してしまった(?)としか思えないような…
雑種犬のように平凡な主人公が、仲間と共に退学勧告と戦います!
仲間たちは生え抜きのエリート揃い…血統書付猟犬の中に、
雑種の柴犬が混じりこんだような状態です(笑)
それでも…最後には勝つんです! 
運は才能に、しっかり勝利しちゃうんです☆
いかがです、この王道ぶり…70年代の少女漫画のようでしょう?
キャラ設定がこれがまた、ふるっているんです。
まずは、バンカラな生徒会長&女王様のような麗人…。
(↑あぁ…こういうところが70年代テイストね、そうそう。)
クールな鬼畜には眼鏡をかけてっと…
(↑Spray伝統になっちゃいました、このタイプ。)
そのライバルには…ちょっと優雅な腹黒さん。
(↑コイツもなかなか…あなどれませんぞ!)
忘れちゃいけない、ショタなお二人を混ぜまして。
(↑可愛い系はスパイス! 年上だけどねっ。)
体育会系は硬軟・両派を揃えましょう。
(↑テニス=軟・弓道=硬…ああ、何てわかりやすいの!)
そして、アート系で味を調えて…
(↑学園モノには、必ず1人は必要要員ね。)
さあ、出番ですよっ…同級生の王子様☆
(↑君はこのゲームの、最後のピースです。いろんな意味でね。)
キャラクターの皆さん、完璧な布陣です。
ええ…萌えるように出来ているんです、萌えていただくために。
絵だってなかなかのものですよ、特に主人公!
茶髪・癖っ毛・ちょっと細身の少年ヒーロー顔…とまあ、
(RPGであれば勇者様な)正統派・男の子です。
(↑彼、嫌われない顔の代表選手ねぇ。)
BGMだって負けてはいません。甘くて・元気で・爽やかです。
正統派乙女ゲームの流れをくむような、1本道シナリオは、ご愛嬌www
(↑初心者はまず、金太郎シナリオからスタートすると吉☆)
たかがゲームとはいえ…ここまで王道で攻めてこられるともう、脱帽です。
それでもやっぱり…王道には敵わない…と思わせてしまう何かがあります。
ゲームの国のイレギュラーでもなく、2番手でもない、
正真正銘のファーストを行くつもりなら、これくらいの布陣が必要なんです。
王道とは、やはり圧倒的支持数への最短ルートですから…
いまだにリメイク展開をみせる、このゲームは、なんだかんだいっても凄い!
さてメイン(?)のエロですが…ここだけはぬるいんです、残念?
良くも悪くも王道です、(ひとりを除いて)最後のほうに少しだけ…
めくるめく官能を望むのはちょっと無理…それは他ゲームに期待しましょ。
さあ「学園ヘヴン」を見事クリアした皆さん、
これでBLゲームの洗礼(?)は受けたことになりますから、
新たな18禁BLゲームへと、巣立ってゆきましょう☆

2

BLゲーの原点?

BLゲーといわれて真っ先に思いつくのがこの作品。
現在数々のBLゲーが世にでてますが、グッズやコミカライズなどが最も多い初期BLゲーム界の超ヒット作ではないでしょうか。

内容はとにかく王道、運に始まり運に終わる超ラッキー主人公と、主人公を取り巻く容姿端麗、眉目秀麗な方々。
氷栗先生の美麗な絵と良く作り込まれたシナリオで、王道ながらも文句無しの良作です。

何度も言いますが王道作品なので笑、ストーリーは明快。超エリート男子校「ベルリバティスクール」(略してBL笑)は、何かの分野に置いて人よりも抜きん出た才覚の持ち主しか入学できない寮生の男子校で、入学金授業料一切免除の夢のような学園。そこに何の取り柄も無い主人公が入学し、秀でた仲間達に少しの劣等感を持ちながらも前向きに明るく生活する主人公と、そんなひたむきな主人公を新鮮に思い惹かれてゆく超天才エリート集団との恋。
簡単に言えばハーレクインものです。

ゲーム性としては、最初の入学から学園生活に入るまでの展開が全て一緒なので、やり込む程最初の部分に飽きてしまいますが、お目当ての彼のルートに進むことで徐々に展開が分かれてくるので面白くなってきます。
また、全員を攻略することにより、パズルのピースを埋めるように一つの物語が見えてくるオムニバス形式なのでやり込むたびに新たな発見があります。
一人にかかるクリアまでの所用時間も3時間くらいで良い長さです。お相手が10人近くいるので長く楽しめますよ。

ただ難を言えば、PC版はボイスが無いということです。声優さんが好きな方には致命的な部分でしょう。移植されたPS2版からはフルボイスになってますが、そのかわり18禁描写の完全カットとなっているので、声かエロか、どっちを選ぶかは貴方次第!

しかしここは私の意見ですが、ボイスがあるPS2版は物語の確信ともいえる絶対ネタばれしてはいけない部分を、声があるせいでプレイして直ぐに解明されてしまうのです。これは頂けなかった。なんの為のゲームかと。

主人公は大体が受ですが、相手によっては攻め、またはリバもあるので注意が必要です。
わたしは主人公が可愛い顔をしているため、攻と受のギャップに抵抗がありました。

しかしなんにせよオススメです。BLゲーが好きな方は一度はプレイするべき作品ではないでしょうか。

1

乙女っぽい…

「なんだか乙女ゲーのよう」という印象です。乙女ゲーやったことないので断言はできないのですが…。
一応啓太攻めやリバもあるけど、ほとんどが受けです。
いや、ほとんどが受けなのはいいんです。総受けでも男らしいキャラはいます。
でも、啓太はちょっと、攻めキャラからの扱われかたが女の子っぽいな…と思ってしまって…。
BLってやっぱり、男同士なので、女の子扱いされる受けはいやだなぁ~と思ってしまいました。

でも啓太攻めルートは萌えました。特にリバな西園寺の受けは、女王様タイプが好きと言うこともあり、啓太もワンコ攻めって感じでよかったです。海野も童顔かわいい系教師が好きなのでよかったです。
七条ルートでやたら西園寺さん西園寺さん言ってると発生する、サブカプ未満の七条と西園寺にも萌えました。

というわけで萌えたところもあったのですが、全体に漂う乙女感が苦手でした…。

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