俺は、お前が……すこぶる好ましい……ッ

お花屋さんに救急箱

ohanayasan ni kyuukyuubako

お花屋さんに救急箱
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
46
評価数
14件
平均
3.4 / 5
神率
7.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784829624661

あらすじ

花店店主の九条と、「お試し中」の恋人関係となった医師の甫。自他共に厳しく生きてきた甫は、九条に癒され愛され尽くされて、甘やかされる心地よさを教えられた。少しずつ心を近づけていくふたりだったが、九条のかつての片思いの相手が現れたことで、すれ違いが生じ始める。生真面目な甫は思い悩んだあげくに…。

表題作お花屋さんに救急箱

九条夕焼,花屋,23歳
大野木甫,K医大附属病院リハビリ科医,31歳

同時収録作品意地っ張りのベイカー

理学療法士 深谷知彦 27歳
コッペパン専門店店主 大野木遥 22歳

その他の収録作品

  • 円卓の医師
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

お花屋さんが好きです

「お医者さんにガーベラ」の続編。
今回は、お花屋さんの夕焼の過去がかいま見えるお話でした。
夕焼の元思い人、冬州の登場に動揺しつつも夕焼ためになるならと身をひこうとする甫。
相変わらず不器用な甫と今回はちょっと余裕がなくなっていた夕焼を取りまとめたのは冬州でした。意外といい人?(笑)
表題作の他に遥と知彦の出会い編「意地っ張りのベイカー」4人でご飯「円卓の医師」違うようでよく似た兄弟の甫と遥。
甫を挟んでの遥vs夕焼に気をもむ知彦と全く気づいていない甫のエピソードに笑ってしまいました。
知彦の苦労はまだまだ続きそう。

0

弟CPの方が好き。

前巻のレビューにも書きましたが、もともとメインCP(九条×甫)のキャラクターがどちらもあまり好きじゃないんですね(個人的な好みの問題です)。それでも、前巻よりは2人ともよかったとは思いました。

前巻の続編的な表題作よりも、雑誌掲載作の知彦(甫の部下)と遥(甫の弟)CPのストーリーの方が、私はよかったです。てっきりこちらは丸ごと『知彦×遥』だと思ってたので、そういう意味ではちょっと残念でした。

最初のうち遥が、あまりにも人見知りでガチガチだったのが驚きでした。どうやったら前巻みたいなキャラクターに繋がるのかと不思議だったんです。
そして、4人の中でいちばん苦労性なのは、間違いなく知彦だと思います。全部含めてこのCPの2人は好き。

でも私が一番吹きそうになったのは、4人で中華料理屋でお食事するSSのラスト。好物のカニを食いはぐった知彦です(でも誰にも気づかれないところがまたヒドイ)。

0

続編で思いが形に

続編も柔らかい雰囲気のままでいいですね。         
前作では攻め様の年齢に見合っていない冷静さと
包容力みたいなものが前面に出ていましたが、            
続編ではやっぱり年相応の感情の発露が垣間見えて
なんとなくしっくりした感じがしました。             
そして受け様が年上らしく攻め様を変な方向性で
道を指し示そうとしている姿は真面目な受け様の
相手を思いやる気持ちが伝わってくる展開でした。
でも攻め様にしたら、愛されていないのではと思う内容。

この作品の受け様は一見すると女王様に見えるけど
実は思っている以上に真面目で封建的なお人ですね。
それが同性と恋愛するのですから本来はかなり凄い事です。
前半で二人が銭湯へ行くのですが受け様のセリフに
思わず昭和の匂いを感じてしまいました(笑)

弟カップルのお話も可愛い感じでステキでした。
兄とはちょっとだけ違う意味での不器用さで流石兄弟と
思えるところもあって面白いです。

初めて4人での会食(弟の開店祝い)での受け様を巡っての
九条と弟遥君の戦いには思わず笑みが浮続きかびました。
お兄ちゃん大好きな弟が兄を取られるって感じで
九条を牽制してる様子やいつも大人な態度な九条の
ジェラシーが入った遥への応酬も新鮮で良かったかも。
最後までほのぼのと楽しませてくれる1冊でした。

0

ほんわか

全体的にほんわかとした、可愛らしいお話でした。

表題作は、お試し中の恋人、大野木(受)と九条(攻)のもとに、九条の昔の想い人・冬洲がやってきてどうしましょうというお話。
こちらはちょっと、冬洲の諦めが良さすぎるかなぁ?とも思ったんですが、2人がラブラブになるにはさほど重要じゃないのかなぁということでとりあえず納得。
2人のエチシーンは攻め様の九条が萌えました…。
丁寧なエロさ。ツボでしたw

知彦×遥のお話が2章目。
こちらはなかなか丁寧なストーリーで、読みやすかったです。
ちょっと遥の豹変ぶりが好みじゃなかったんですけど。

ふわふわしていていい雰囲気でしたが、ちょっとまったりし過ぎた感じがしたので、神にはしません。

0

思いの深さに時間は関係ないのです

今回は元ミュージシャンで現在は病院前の花屋の店主と
攻様に口説かれてお試し恋人中のリハビリ医のお話。

攻様の過去の思い人の出現により
やっと受様が攻様への思いを認めて恋人同士になるまでと
弟カプの馴れ初め編、4人のコラボな一コマを収録。

前作『お医者さんにガーベラ』で
お試し恋人になった受様と攻様。

もともと受様は
医師として早朝から夜まで働きづくめで
休日は寝て過ごす様な生活でしたが、

職場の目の前で花屋を営む攻様の
お試し恋人になってからは
仕事帰りに攻様宅によって
夕食をご馳走になって
ズルズルとお泊りという事が多くなり…

季節が一つ変わった今では
攻様宅に半同棲状態となった受様。

自宅に行くのは
服や必要な物を取りにいく為で
攻様宅に「帰る」気分になってしまい、
気恥かしい感じがする受様ですが、
まだまだ自覚はありません。

そんな受様に攻様との関係を再考させるのは
攻様が音楽をしていた時に組んでいた相手で
攻様が長年思っていた男の出現でした!!

男はメジャーデビューが決まったので
また一緒にやり続きたいと攻様を誘いに来たのです。

しかし、攻様は
今の花屋にやり甲斐を感じているし、
なにより大切な人がいるからと
男の誘いをあっさりと断ります。

攻様によれば
その男と攻様は高校時代に知り合い、
彼に惹かれたが故に音楽を始め、
卒業後には共に上京したけれども

親の店を継ぐ事を決意した時点で
音楽も彼からも離れる決意をしたから
彼との事は終わった事だと言うのです。

攻様の気持ちに気づきながら
都合の良い時だけ甘える男との関係に
疲れてもいたという攻様ですが、

去年、自分と出逢うまでは
ずっと好きだった相手で有り、
何より夜一人でカリンパを奏でる攻様が
音楽に思いを残している事は明らかで…

そんな長い間思ってきた人と音楽を
簡単に思いきれるはずが無い。

受様は攻様と知り合って以来、
年下の彼に頼ってばかりでしたが、
年長者として攻様に最善の未来を示さねば
という使命感に燃えてしまい?!

前作『お医者さんにガーベラ』は
受様側のスッタモンダを解消するお話でしたが、
本作は攻様側の問題でバタバタするお話になります。

攻様との付合いで情緒面が育ってきていた受様は
攻様の元思い人の言い分と
音楽を大切にしている攻様の様子を鑑み、
長年弟の面倒を見てきた保護者気質を発揮して
良かれと思う未来を提示します。

でも、受様ってその保護者気質が原因で
弟君の独立を知らされ無かった程、
かなり思い込みが激しい人なので
攻様に激しく誤解されてしまう展開も!!

最後は気持ちのすれ違いも解消されますが、
なかなか本質は変わらないって事かな。

でも、攻様はそんな攻様を好きになったので
攻様もお試しから本採用の恋人にランクアップ♪

大きなドキドキは有りませんが
受様視点なのでグルグルする受様を
ハラハラ見守る感じで面白く読めました。

同時収録の『意地っ張りのベーカリー』は
他社刊行の小説雑誌の掲載作になります。

お目見えはこのお話が一番早い上、
ブラコンな弟君の目には
年の離れた兄がキラキラに写っていますので
ちょっと辻褄の合わない所も有りますけど
意地っ張りで可愛い弟の恋も
兄同様、お相手の歩み寄りが鍵でした♪

もう一本は弟のお店の開店祝いに
兄カプと弟カプの四人で
中華料理を食べに行くお話なのですが、
兄を巡る弟と恋人の静かな戦いが見物ですね。

今回は関連作を読んで無い方はいないと思うので(笑)
本作同様、ツンデレ受様に尽くす年下の攻様で
椹野道流さんの『楢崎先生とまんじ君』はいかが?

0

兄弟して意地っ張り

「お医者さんにガーベラ」の続編です。
全てが弟君のお話なのかと思っていたら、表題作はお兄ちゃんのお話でした。

表題作は、大野木甫先生のお試し恋人・九条くんのところへ、かつてのバンド仲間であり片想いの相手だった冬洲が現れたものだから、“年長者”としてあれこれ思い悩む先生のお話です。

プライドが高く意地っ張りで、超がつくほど真面目で四角四面な先生と、世話を焼くのは大好きだけど焼かれるのには慣れていない久条くんの、ある意味ラブラブなお話でした。
先生は相変わらずツンデレで、何につけ可愛いので、つい小柄な人の気分になっちゃうのですが、ホントは結構背が高いんですよね。

【意地っ張りのベーカリー】が先生の弟・コッペパン屋の遥(はる)くんと先生の部下?・理学療法士の深谷くんのお話です。
兄に過保護極まりなく育てられ、極度の人見知りだった遥が、コッペパン屋を始めたいきさつから、深谷と出会い今に至るまでのお話なのですが、さすが大野木弟、やっぱり意地っ張りでした。

そのうえ、深谷に心を開いてからの遥は“おとうと”気質全開で、遠慮が無くなります。
結構純情な深谷が、同性の遥を続き好きだと自覚してオロオロする中、グイグイと引っ張っていくのは遥の方で・・・
いやー、食物連鎖の頂点にいるのは遥なんじゃないかと思っちゃうほど俺様(って言うよりヤンチャ?)に変貌。
でも、可愛くて一生懸命な人だから、誰にでも愛されちゃいますよね。

【円卓の医師】は遥屋の開店祝いの席でのお話。
大好きなお兄ちゃんであり、大好きな恋人である先生を挟んで、弟・遥と恋人・九条が静かなバトルを繰り広げるのです。
一番貧乏くじなのは深谷くんでしたってお話。
ま、今までもずっとそんな感じなんですけど。


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