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既刊「いつもそこには俺がいる」の二人の続編です。
そして「背徳のマリア」が集録された初版本になります。
心が通い合う本当の恋人同士になるまで十年の歳月をかけた
二人の続編は甘々な展開から始まったと思ったら
受け様の男同士に対する嗜虐的な後ろめたさから
いきなりの落ち込む展開になっています。
愛されているのにすれ違ってしまうのはやはり10年の
セフレ関係のなせる業でしょうか
まぁ、相手がモテモテの攻めさまじゃ心配から疑心暗鬼に
攻めさまは女の方がいいのでは?なんて思うのは分かる気がしますが
全ての思いは受け様に向いているんですがね。
そして、更に攻め様と受け様の間に決定的な溝が出来てしまう。
なんと攻め様が転勤で海外へ行くことになります。
そしてそれを受け様には半年も黙っていた。
そうです、あの偽装披露宴の時は内事があったのです。
受け様はショックを受け冷静な判断が出来なくなります。
攻め様から待っていてくれと言われた受け様は承知するどころか
攻め様に別れを告げる事にしてしまう。
なんとも波乱な内容です。
描き下ろしは二人の初めてのあの日を攻め様視点で
描かれた内容です。攻め様の煮詰まった気持ちが良くわかる話。
そして刊末の1本は「背徳のマリア」です。
これは名作ですしこの後に表題で書籍も出ていますね。
悲しすぎる程歪んだ形で示された愛を受け止めきれなかった
受け様の気持ちが伝わります。加筆、修正前の原作です。