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二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2

futarigurashi no yuuutsu

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表題作二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2

西条希一,中学の同級生,24歳
天野歩,霊能力を持つ,24歳

あらすじ

口が悪くて意地悪で、超現実主義者の西条希一(さいじょうきいち)と同棲生活も半年──。霊能力を持つ天野歩(あまのあゆむ)に、ポルターガイストに悩む乳児の母親が相談にやって来た。ところが、その女性は西条と過去に関係があり、赤ん坊は西条の子だと衝撃の告白!! さらに、同窓会で再会した元同級生が、西条との仲を取り持つよう迫ってきた!? 甘いはずの同棲生活に不穏な空気が流れはじめて──。 〈出版社より〉

作品情報

作品名
二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2
著者
夜光花 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
不浄の回廊
発売日
ISBN
9784199005640
4.1

(178)

(85)

萌々

(50)

(35)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
25
得点
736
評価数
178
平均
4.1 / 5
神率
47.8%

レビュー投稿数25

新婚さんの激甘

この「神」評価は、歩の誕生日エピソード「愛の言葉」に対しての評価です。
もう、最高……!

「二人暮らしのユウウツ」
前作「不浄の回廊」から続いて、遂に同棲生活を送る西条と歩が描かれます。
相変わらず西条はちょっとクールな男前で、おどおど歩は自分が西条に釣り合ってない、と不安を抱えてる。
そんなところに西条に女が絡んでくる!BLに出てくる女性の中でもイヤ〜なタイプの女で、読んでてイライラ〜っときた!西条は一貫して歩には優しく甘いんだけど、歩は自分に自信が無いから情緒不安定。
その上またオカルト展開もあります。今回は、歩が生霊に取り憑かれたり、念力があったり。
Hシーンは今回はリングを着けてのプレイやAVを見ながら、とか。引き続き甘めです。

「愛の言葉」
エロい言葉は一杯言えるのに「好き」を言わない西条に、誕生日には5回好きって言ってねとおねだりの歩。
『西条君、俺のこと好き?』の歩の言葉に、突然手で目隠しして『……好きだよ』。
そのまま唇を舐めて『好き』。
覆い被さってきて『お前が好きだよ』と耳元で呟き、
『……すげえ好き、だよ…』
残りはあと一回。
『愛してる……』


……………も・悶え死ぬ!

前作「不浄の回廊」にて、好きも遊びも本気も分からない、と呻いた男が!

最後、おまけでちゃんと目を見てもう一回『好きだよ』…って、どんだけ歩ラブなの?
この甘さ「神」しかない。

12

あっま!!!!!

あぁーもう!ご馳走様!!と読後はニヤニヤしちゃう事間違い無しな「不浄の回廊」の続編です。
一緒に住もうという話で前作は終わってましたが、今作は同棲して半年以上経ってからのお話です。
相変わらず歩は天然で西条好き好きで可愛いく、西条も俺様ツンデレだから言葉にはしないが歩に夢中です。

「二人暮らしのユウウツ」は西条目当ての当て馬女子登場。
とはいえ、西条は何だかんだ言って歩溺愛だから当て馬にもならないというか(笑)
前作同様オカルトなお話ありますが、やっぱり怖くないので安心して読めます。

「愛の言葉」は、もう激甘です!!
誕生日に「好き」という言葉をリクエストされた、ツンデレ西条の苦戦する様子が最高ー!
そしてあの言葉…もう萌え死しそう(笑)

エロは夜光先生らしいねっとりしたエロっぷりで、回数も多めかな。
甘々好きなので、何回でも読み直してる作品です☆

7

「ウザイ(けどお前はめっちゃ可愛いぞコノヤロウ)」がダダ漏れる攻め最高

※荒ぶりすぎて支離滅裂なレビューかもです;ごめんなさい;

途中でギャーーー(///Д///)!!!って叫んだ…。
もう、なんか、こそばゆさが最高すぎてですね。
ジタバタ悶えずにはいられないほど甘くてめっっちゃ萌えた////

ユウウツなんてタイトルですが(実際確かに受けは憂鬱を抱えてるけれど)
それを激しく上回る甘さで+゚。*神*。゚+です!!

前作のレビューで
"「ウザイ」と言いながらギュッてする攻め"と書いたんですが、
続編では更に進化してまして
"「ウザイ(けどお前はめっちゃ可愛いぞコノヤロウ)」と言いながらギューーってする攻め"です。
上手く伝えられないけど、この違いがおわかりいただけるだろうか…(;`・ω・´)

言葉の端々に甘さがダダ漏れててですね。
受けにズブズブにハマってるのがアリアリと見えてもぅ…ッ!!!
堪らーーーーーーん!!!(叫)
萌えすぎて読後に息切れ起こしてました'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ

もひとつ前作と比べて。
あけすけなところが恋愛的なキュンを削いでるかな?と感じたのですが、
続編では逆に萌えポイントとなりました。

今作では2人の間に無理矢理はいってくる"邪魔者"だったり、
攻めが受け以外の人物と接してるシーンがちょこちょことあるのですね。
これがですね。受けとの対比が明確!!

エッチする前に全くムードがなくて
まるで10代みたいにキャッキャしてるのは受け限定なんだと思うと胸熱(;///;)
(コックリングで子供のように嬉々としてる攻めにはちょっと笑ってしまったけれどw)

そして、受けが作るご飯と身体の相性をべた褒め♡するところは相変わらず。
喧嘩して口をききたくないぐらい怒ってても
「あー…、クソ…、美味ぇ…」と堪能する姿が可愛かったです(∩´///`∩)
エッチしてるときはなぜか受けよりも攻めの方が気持ちよさそうなんですよねwこのCPはw
(もちろん受けも十分気持ち良くさせてもらってますが)
(人間の三大欲求の内、2つを完全掌握している受けが最強かもしれない…)


さて肝心のストーリーですが。
今回はオカルト部分はちょっぴり弱めかな?
前作もだけど生きてる人間が一番怖いなとしみじみ思う…。

邪魔者が出てきたとき、攻めがブチキレるのにものすごく愛を感じました。
(そんで弱気な受けに若干イラッとする…)

で、とても頼もしいお父さんは今回不在。
例によって受けは憑依されてしまい感情のコントロールが効かなくなるのだけど、
それを正常に戻したのは霊能力者でもなんでもない攻めのたった一言なのです(;///;)

このシーン、攻めがめちゃくちゃ照れるから、
読み手としてもこそばゆくてニヤニヤニヤニヤが止まらないのですよ…ッ!!!
すっごい良かった。
このシーンは何度も何度も何度も反芻して読んだ。
そのたびに堪らなく悶えて息切れ'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ

これだけでも破壊力があったのに「愛の言葉」はソレを上回る破壊力でした+゚。*(昇天)*。゚+

中学で大して仲良くないクラスメイトから、
再会後のウゼェウゼェ期を越えて、
ツンデレデレしながら受けを溺愛するCPになろうとは…。
この過程が最高に好きです!!!!!!

6

めっったに「好き」を言ってくれない男の「好き」の破壊力たるや!!

後半の「愛の言葉」を読みながら、ぎゃあぁぁ〜!!と萌え転がりました。

歩は好き好き言いまくってるのに、「好き」と言ってくれない西条。
もちろん行動で「好き」を示してくれてるけど、言葉でもちゃんと示して欲しいと思う歩から、誕生日に「好き」を5回言って欲しいとねだられた西条のお話なんだけど。

もうなんていうか、砂を吐くほど甘いエピソードに、そうそう!こーゆーのが読みたかったのよ!!と絶叫したくなりました。

私はワンコ攻めラブなので、受けに「好き好き」言いまくる攻めが大好きなんですよ。
言葉でも態度でも愛情を惜しみなく表現しまくる攻めが好きなんです。
だから、本来なら「好き」の言葉一つ言ってくれないような西条は、基本好みじゃないはずなんだけど、こういうのもいいなぁ!って開眼しちゃった気持ちでいっぱい。




3

あまあまホラーBL第2弾

前作読んで、しっかりホラーなのに二人のキャラゆえコミカルで甘々という妙なほっこり感にハマって買っちゃいました 笑
今作の歩は西条くんがモテモテ過ぎて気弱になってしまい、ちょっとうじうじ気味でモヤモヤしますが、西条くんが引き続き清々しいほどハッキリとものを言ってくれるので、それほどモヤモヤを引きずりませんでした。

エロ度がエロエロになってる…!確かにまぁまぁ多かったかも?プレイ「玩具」?!確かにでてきたケド、それで歩がなにか色々されるとかそういうんではないですので、期待する人は注意、毛嫌いする人は気にする必要なし。

ホラー感は前作より少なめ、注意するべき事があるとすれば、でてくる女の子キャラが性格悪めなので嫌いな人は心構えを…。ただちょっとイラっとするかもしれないケド、なんにせよ2人はラブラブなので、心配せずに最後まで読んだら良いと思います!

どうやら番外編(特典とか集めたやつ)が最近出て、なんと続編も近々でるらしい!
二人の凸凹な組み合わせと、テンポのよい会話、たまにクスッとくる感じと、甘々なところが好きなので、買いますッ!!
今度はもうちょいホラー多めだとホラー好きとしては嬉しいな~、まぁ、何にせよ楽しみにしてます♪

2

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