信仰か、禁断の愛か!? 新米神父の苦悩!

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表題作悩める助祭の緑の季節

あらすじ

信仰か、禁断の愛か!? 新米神父の苦悩!新米神父・汀は、学生時代に恋心を抱いていた同級生・航平と10年ぶりに再会。禁断の愛に悩みながらも、教会で起こる様々な問題を解決し、汀は成長していく。

作品情報

作品名
悩める助祭の緑の季節
著者
深沢梨絵 
イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062866392
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

キリスト教萌え?

この作家さん8年ぶりの作品だそうです@@
神父ものと聞き、ワクワクした気持ちで読んでまいりましたがいい意味で裏切られましたよ♪
この作品の神父さんも、神父さんと絶対両想いのはずの相手も、あくまでもストイックで、エチもエロも全くなく、ただ気持ちだけが寄り添っていると言う・・・
これって、絶対続編があるのですよね?
と、思わず問いたくなるジレッタさ。
しかし、意外にこれが萌えまして、それはこの二人の関係ではなくて宗教なんです!!
作者さん、キリスト教徒なのか?と思うほどに福音書やらカソリックのしきたりに詳しく言及され、冒頭の神父の詳しい服装やら福音の言葉やら、信者や神父達のあまりに熱心なその信仰心が、熱く熱く語られるのです。

本作は3部に分かれています。
最初は、新任助祭として教会に赴任してきた汀が、意気込むあまり最初の説教を失敗してしまい、信者さん達の不興をかう。
そこへ学生時代好きだった、今は医者となった航平がやってきて少し心がキュンとするが、彼の助けもあって神父としての自信を取り戻すというお話。
2部が、教会にまつわる悲恋の話。
これが胸をキュンとさせるのです(男同士ではなく男女なんですが、宗教柄これも禁忌ですから)
3部が、夏休みを五島列島の教会巡りで過ごす汀と航平のお話。
ここでも熱く宗教が語られます。
神父が集まって教会やら宗教の歴史やらを熱く語る中に航平がいて、彼は楽しいのか?と思いますが、それはそれ、、、
ここで、何気に甘い雰囲気があるのですが汀が抑えちゃうんです!
うう~~~、焦らしプレイかよ!?一生童貞でいいの?
泣けてきちゃう~(泣いてないが)

そんなで、匂い系の淡いお話でした。
ここまで熱く宗教を語った神父ものには初めて出逢いまして、またこれが新鮮でもありました。

2

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