あまい、にがい

amai nigai

あまい、にがい
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×26
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
47
評価数
14件
平均
3.4 / 5
神率
7.1%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784862637598

あらすじ

卒業式の夜うっかり告白したら、つき合うことになってもうた! 3年分の片思いが実ったらしい。「愛してんでv」とかよう言うわ。ほんまはガキンチョでキスが精一杯やん。…そやけど、もし大人になって「男」になったら、セイジは女より俺を選ぶやろか──? 出会った時から恋愛感情しかなかった、そんな想いが詰まった読み切り集*
(出版社より)

表題作あまい、にがい

高校1年 槙原セイジ
高校1年 渡ヨウタ

同時収録作品あいのふたり

篤史 神現し様
眞一郎 篤史の世話係 神主の家系

同時収録作品午前4時53分

森尾 大学生 実家のコンビニバイト
沖 大学生

同時収録作品約束日和

冬児 フリーライター
吉実 土産物屋

その他の収録作品

  • こいのすみか
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

バリエーション豊富

「あまい、にがい」
大人にも子供にもなりきれないような、でも確実に大人への階段を上っている二人の正にあまくて、にがい作品でした。
早く大人になりたい、けど大人になった時に自分のことを好きでいてくれるか、と悩むヨウタに、真っ直ぐなセイジの言葉が救いの手を差し伸べるようなそんな話です。

「あいのふたり」「恋のすみか」
少しファンタジーも入ったようなお話です。
物語の背景は、どちらかといえば哀しく薄暗いのですが、二人の愛やチヨちゃんの存在がこの物語を暖かく包んでくれます。
言葉にしようとすると、中々難しいもので上手く伝えられないのですが、切ないのに暖かい、心がギュッとなるような作品です。

「午前4時〜」
エロ特化作品です。でも、エロだけじゃない。
実は恋愛初心者な受けが可愛かったです。
そして、その後の後日談が非常に可愛いのでくっついた後の二人の話がもっと読みたい。

「約束日和」
数年間かけて、両片思いのふたりが結ばれる話。
小さな島特有の島のみんな家族みたいな暖かいほのぼのとした空気感が好きです。
そして後日談のおばあちゃんがナイスです笑

この続き作家さんを読むのは2冊目なのですが、
暖かかったり哀しかったりエロかったりとバリエーション豊富な作家さんで、読み手側の飽きを感じさせない良い作家さんです。

0

どの作品も良品でした

なえ*淡路さんの2冊目のコミックです。
初めてのコミックを読んだ時に、要チェックの作家さんだな~と思っていたのですが、ようやく2冊目が読めました。
短編ですが、どのお話もよかったです。
それぞれのカプのシチュエーションも色々で飽きさせませんでした。

特に好きだったのは「あいのふたり」のシリーズ。
閉鎖的で土地神信仰が未だに強いという場所で、主人公2人は地元の人々から畏れられているのですが、普段は地元の人との関わりが薄いために、お互いが唯一の存在なんですね。
収録されている作品の中では一番切なさを感じました。
また、和服と言うのもあるかもしれませんが、とても日本的な雰囲気があって、それもよかったです。

「約束日和」も好きでした。
幼なじみモノなんですが、これも離島が舞台で、きっとこういう田舎ではゲイという存在自体が珍しいだろうし、認識もされてないんだろうなと勝手に想像すると余計に切ないものが・・・。

絵柄も私の好みに変わってきているようですし、お話もしっかり読ませてくれるので、益々要チェックの作家さんになりました^^。

3

甘いも苦いもバランス良く

4タイプのお話が収録された短編集です。が、どのお話も甘さや切なさがバランス良くギュッと濃縮されていて短編特有の物足りなさは殆ど感じなかったです^^
実は前回のコミックスがあまり印象に残っておらず今回もさほど期待はしてなかったのですが今回は期待以上の読み応えで思いがけず得した気分でした~^^

□あまい、にがい
長年の願いが叶い、付き合い始めたヨウタとセイジ。でも恋人同士になれたからといって全てが大団円という訳でもなく、男同士だからこその未来に不安を感じるのは当然といえば当然。しかもヨウタの場合自分から告白した手前、尚更セイジに対して慎重になるのも仕方がない事で。要するにアレですね、好きになった方が負け…的な。
そんな自分を隠す為、必死に大人ぶるヨウタが健気で愛おしかったデス。
特にブラックコーヒー=大人という発想がイイ!!私もブラック飲めないんで、その気持ちは凄い良く分かる!!や、私はいい大人なんですが…(笑
少しずつステップアップしていくとってもピュアなお話でした^^

□あいのふたり・こいのすみか
内容は少々重めですが、その分心にジンと響きました。
神現し様と崇められつつ、その実不続き吉な象徴として町から隔離された青年・篤史。
彼の世話をする自分を篤史が好きだと言うのは閉塞された世界に自分達2人しか居ないからだと過去の経験から眞一郎はそう告げるのだが…。
特殊な設定ゆえ噛み合わない2人のすれ違いに終始胸を締め付けられましたが、ラスト今まで秘されていた篤史の真意を告白するシーンで全てが報われました。といっても彼らが苦境な状況にあるのは変わりないんですけどね。その為にも2人のオアシスでもあるチヨちゃんには早く町の権利者になって頂きたい(笑

□午前~
コンビニに売ってる物を使ってHという何ともエロい設定…ネタバレになるので詳しくは言えませんがお話はビターなのに使ってるシロモノはなかなかに甘かったです^^

□約束日和
これ個人的に好き!!
幼なじみで両片想いでもどかしくて…ってどんだけ私の好物てんこ盛りなの~!!内容はありがちですが、もう設定だけで萌えられる。そして今回意外にも私のハートを撃ち抜いたのが素敵アイテム蚊帳!!!あ~ん、どうせなら蚊帳から透ける2人のアレコレが見たかった~(≧ε≦)←どんなマニアックなチラリズムだよ…(笑

気持ちコミックスは若干薄め?な感じですが満足度は充分得られると思いますョ^^

2

おまけ漫画でオチがつく

短編集です。

【あまい、にがい】
中学時代の親友が、卒業の時片方が告白したことによって、恋人同士になったのですが・・・
大人と子供の境目に居る高校生が、大人ぶったりやきもきしたり焦ったりする、ある意味可愛いお話です。
お互いに正直になればいいだけの話なのに、カッコつけたいのも若いからですね。

【あいのふたり】【こいのすみか】
“神現し様”として神社の奥に幽閉されている青年とその世話係のお話です。
忌むべきものとして幽閉されてはいるものの、その生活は穏やかで、引きこもりの理想像に思えてしまう私はおかしいでしょうか?
好きな人と二人、時々かわいい来訪者もいて、まったりとした日々を過ごす。
背景は少し哀しい感じですが、気持ちはとってもあたたかくなれます。

【午前4時53分】
夜明け前のコンビニでのエロエロなお話なのですが、好きとか愛してるとかいう表現が下手な二人が、どういった手立てで愛しい気持ちを伝えているかっていうお話なんだろうなと思いました。

【約束日和】
長年ダブル片想いだった幼馴染みとの恋が結実するまでのお話。
何が良かったって、ENDのあ続きとのおまけ漫画でのばーちゃんがグッジョブなところです。銀魂のワンシーンが頭を過ぎりました。

2

恋愛の甘さも苦さも詰まってます♪

「あまい、にがい」は表題作のタイトルなのですが、
このコミックスに収録されている作品全部が恋愛の甘さも苦さも詰まったような作品です。
可愛い~!となったり、人の残酷さを思い知ったり様々な作品が収録されており
この作家さんの振り幅の大きさを思い知りました。
なえ*淡路さん…2冊目にしていい作家さんになりましたなぁ…

『あまい、にがい』
中学3年間友人だったけど、無事に恋人同士になったセイジとヨウタ。
チュー止まりの二人だけど、それ以上ステップアップしたいヨウタ。
「男」と「女」がハッキリ分かれはじめた高校1年生。
心も体も大人になりたいけどなりきれない、そんな性春真っ盛りなお話でした。
恋愛はキスのような甘~いことだけじゃなくって、嫉妬とか悩みとか、いろいろ苦しいこともあるんだぞ!と思い知らされる内容でした。
それでも全体的に甘い雰囲気で読んでてニヤニヤものでしたww
背伸びしっぱなしだったヨウタよりも、ガキだと思っていたセイジのほうが一枚上手でしたね♪
最後の4コマがめちゃくちゃ可愛かった~
ようやく結ばれた二人の嬉し恥ずかしドキドキ★がこっちまで伝わっ続きてくるようなバカップル漫画でしたね!ww
こういうニヤニヤ漫画、大好きです!w

『あいのふたり』
ちょっとファンタジー?多分一般的にこの作品が一番人気ありそう。
その町では顔に痣が出来た男を「神現し」という神にしたてる風習がある…という設定。
現在の「神現し」である篤史と、その世話役・眞一郎。
眞一郎は篤史の世話と称して、彼に抱かれているのですが…
その「神現し」という設定が凄かったですね。
「神」と崇めていながら、不吉な対象でもある「神現し」。
勝手にそんな対象にしたてあげられたうえに、自由を奪われ、罵られる運命になった篤史。
そんな篤史を見て心を痛める眞一郎ですが、篤史は案外平気そうなんですよ。
それには理由があって…
篤史がものすごくロマンチストで、彼のラストの告白でキューーーン!としてしまいました。
傷ついた眞一郎にとっては、篤史がただ一筋の光なのかもしれませんね。
普通なら篤史が傷つく立場なのに…。
篤史の強さも眞一郎を愛する気持ちからきているんでしょう。
二人一緒にいられたなら怖いものなどない気がする!

『恋のすみか』
「あいのふたり」のスピンオフ。
ある少女から観た篤史と眞一郎。
思った以上にバカップルになっている模様…w
こんな甘い二人が見られてよかったです♪

『午前4時53分』
エロエロ漫画でしたw
コンビニでコンビニにあるモノを使ってのH…
そして体から始まる恋。
ビッチと見せかけて、恋愛超初心者の受。
作中はちょっとミステリアスな印象でしたが、ラストの4コマでなんだか可愛い奴になってました(笑)
この二人の続編、読みたいな~想像以上にバカップルに違いない!w
恋愛初心者の受がグルグルして、その様を見て攻は猫可愛がりするに違いない!!

『約束日和』
じれったすぎたな…
再会モノ。
何事からも逃げて、流され流されな受に対し、攻がもうちょっと強引に迫ってほしかったかな。
しかしHは素晴らしかったですよ!なんといってもスマタ!!
スマタはあのアングルから見ると絶妙ですな!ハァハァ
これもラストの4コマが秀逸。
コップで聞き耳立ててるバァちゃん最高!!ww

可愛いラブコメからシリアス、ファンタジーまでいろんな種類の作品が読めました。
なんとも言い難い魅力のある作家さんですね。
すごく好きになりました。
次の作品にも期待してます!

2

いい具合に進化している作家さんです

昨年のデビューコミックから2冊目の作家さん。
前作に比べて成長しています!
エチがいっぱいと作者さんも言うとおり、各作品ごとに今回は全部エチが入っておりますが、前作ではあまり見られなかった細かい身体の部分の描写や表情に目がいきます。
絵は、あれ?あの作家さんに似ている!な部分が多々あり、きっとまだまだ進化の途中なんだと思わせます。
そして、気持ちの表現は切なさという部分がクローズアップされて心に残るストーリー展開になっています♪

表題は、中学卒業の時に告白してそれから”トモダチ+キス”な関係になったセイジとヨウタのお話。
青春らしく、子供が背伸びをして一歩大人の階段を上りたい!そんなストーリーになっています。
それは、ヨウタが飲むブラックコーヒーに象徴されているのだなということがわかります。
互いの変化にとまどうあまり、どうしたらいいかわからない。
そんなほろ苦さが充分に出ていてよかった♪

『あいのふたり』『こいのすみか』は連作
これが一番好きだったな♪
その街では男子が第二次性徴期を迎えると顔にアザのあるものが現れるそうで、その男子を「神現し」と呼び神続き社に閉じ込めてしまい、その存在は人々を恐れさせるのです。
現在のその「神現し」が篤史、そのお世話をするのが神社の息子・眞一郎。眞一郎は篤史の身の回りの世話を、その性欲まで面倒を見ているのです。
こういう特殊設定はものすごく好みで、しかも、そこにトラウマや秘めた恋、純粋な気持ちなどが介在して、いい具合に混ざり合い静かにしかも根深くドロドロとトグロを巻いた気持ちが浄化されていく様がなんとも切なく、温かく、目をひきつけるのですよね。
真っ直ぐに「神現し」であることを受け入れ眞一郎を愛する篤史。
本当は逃げたいと思っているのではと、過去に囚われて篤史の気持ちを受け入れることのできない眞一郎。
彼らの気持ちの繋がりに、少女が介在するのがこれが上手い!
ラストに少女よ、頑張れ!と嬉しくなった。

『午前4時53分』
エロ特化作品、道具はコンビニにあるもの!?
エロエロだけに期待してください。ヒント・・・甘いもの・・・
エロ特化なのに、ちゃんとストーリーが魅せる!
これも切なさが淡々と綴られてちゃんとハッピーエンド。
題名もまたいい♪

『約束日和』
恋心を抱えたまま高校卒業から音信不通にしていた同級生が帰郷してきた。
やけに絡んでくる彼には一体どんな気持ちが?そして思わずとった講堂に?
後半のエチシーンに工夫が見られます。
咥えた表情で呼びかけられて顔を挙げたシーンの表情がエロス!!
ちょっとデッサン歪んでるかも?とおもいましたがそこがリアルでくぎ付け!?

各話のラストにおまけでショートマンガが付いています。
後日談のようなその展開はクスリと笑えたり、爆笑したり、オチになっていてそれがまた作品の高感度をあげています。
進化したこの作家さん、次はどんな作品を見せてくれるのか?楽しみでありますヨ♪

3

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