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うわーうわーうわーーー
ものすっごいキュンキュン作品でした!!
学内の3カプ+横槍若干1名のお話。
どこかで微妙に繋がっている3カプが素敵です。
表紙の池田×皆川←百瀬のお話は、ややこしくて切ないお話ですが、
残りの2カプはほのぼのとしてて癒されます~
『百瀬君の場合』
剣道部の先輩・皆川に仄かな思いを寄せる百瀬。
しかし、皆川の友人・池田に「お前の気持ちを知っている」と、そのまま皆川と池田の行為を見せられた百瀬は…?!
池田×皆川←百瀬編、導入です。
第三者視点のカップルのお話は好きなんですが、これは百瀬ツラいなー…。
それでも池田を見つめる時や、池田の話をするときの皆川の表情が、皆川の気持ちを表していますよね。
薄々皆川の気持ちを百瀬もわかっていたとは思うんですが。
この話だけでは池田がとんでもない性悪男です。
『皆川先輩の場合』に続きます。
『3年1組藤吉君の場合』
池田と皆川の関係を知ってしまった藤吉は、クラスメイトで友人の耕介が気になり始める。
しかし耕介の口から思わぬ事実を聞いてしまった藤吉は、それ以来頭から耕介のことが離れなくなって…
何を考えているのかわからない、無表情不思議ちゃん系の藤吉と、体育会系ヘタレ・耕介。
いつもは飄々としてカンジでガンガン自分から迫っておいて、肝心なところでは真っ赤になって照れちゃう藤吉がめちゃくちゃ可愛い!!
二人で初めて目覚める朝、目の前の耕介の顔を見て、藤吉の胸はドクドクと鳴ります。
そしてその原因が全くわかっていない様子にもうめちゃくちゃ萌えました!
今までの大胆さは何だったんだろう!なんだよその可愛い反応は!ww
ヘタレそうに見える耕介も、キメるときはキメてくれて素敵でした♪
『3年2組泉先生の場合』
泉先生には気になる生徒がいる。
初恋の相手によく似た男・斎藤だ。
意味深な台詞を繰り出す斎藤に期待しながらも、教師と生徒だという関係に悩み…
ずっと“教師”だとか“大人”であることを保っていた先生が、
一瞬だけ漏らした本音にキューーーンとしてしまいました。
斎藤はストイックだけど、押すでもなく引くでもない微妙な態度で先生に迫るけど、
それもまた焦れったくもあり、萌えてしまうんですよねー。
『皆川先輩の場合』
池田×皆川←百瀬のつづき。
池田との行為を百瀬に見られてしまった皆川は、百瀬に池田とのことを相談してしまう。
百瀬もついに皆川に告白。
一方の池田は皆川に「別に付き合っているわけではない」と告げ…
池田って本当にややこしい男だと思う!
精一杯冷たく接しても、結局は皆川のことが大好きな、不器用な男なんですよ。
皆川が寝ているときにだけ彼にキスしたり、そういう部分を実は皆川もわかってくれていたから、なんとかこの二人は上手くいったのかもしれませんが、
皆川相手じゃなかったら絶対こんな風にいかないと思います。
皆川が可哀相!百瀬にしときなよ!って思うけど、
それでもやっぱり皆川は池田を選んじゃうんだと思う。
最後の体育倉庫での二人にはもう胸がキュンキュンしてしまった。
二人まとめてギュギュッと抱き締めたかった。
なんでこんなに不器用なんだろう!
それでも池田を丸ごと大きな愛で包み込んでる皆川は立派だと思うし
池田のこういう不器用なところが、皆川にしてみたらすっごく愛しいんじゃないかな。
今後百瀬がどんなにいい男になろうとも、皆川が池田のことを好きな限りはダメなんでしょうね。
今回の出来事があってから多分池田は変わると思うし、(なんといってももともと執着してるのは池田のほうだし)
二人の絆は強くなったんだから。
ほのぼのとした作風に、キュンキュンする恋模様。
それが館野さんの持ち味だと思います。
それがこの作品でも発揮されていました!
恋する男子達の表情にも萌えまくりでした。
館野さんの作品って、あとからジワジワ~とクルんですよね!
不器用な高校生たちっていう設定もすっごくよかったな~
THE青春!という作品でした。
あの頃に戻りたいよ!!
付いてきたペーパー(昨日アニメイトで買ってきたので、A4のペーパーが付いてきました。)にも、館野さん自身「学ランの男の子をたくさん描けてたのしかったです。」と書かれているとおり、男子校じゃないのに学ランたっぷりでよろしかったです。
日本人には学ランが似合うと思います。
同じ高校の中でのお話が全部で6話分入っている中の、4話が表紙の3人(左から、池田・皆川・百瀬)が主役のお話です。
ある意味三角関係なのですが、先輩カップルのほうが揺らがないので、横恋慕の百瀬くんは最初から失恋しているという・・・
で、真ん中にほかの2カップルのお話が挟まっているわけですが、3人が彼らに影響を与えたり、彼らがいてくれたおかげでギクシャクした歯車がそれなりに動き出したりするので、読みきりでも読めるし続き物でも楽しめるしといった具合になっています。
私としては2話目の藤吉くんにすっかり参ってしまいました。
なまじ頭がいいものだから探究心の塊で、皆川と池田のキスシーンに触発されて、親友の山下を襲っちゃいます。
とにかく藤吉くんのキャラが強烈なので、それだけで神評価にしちゃったわけです。
帯にある「なんでも試したくなる年頃なんです・・・。」は藤吉くんのためにある言葉だと思います。
山下くんの思わぬカミングアウトにショックを受けつつも、自己分析をしながら決してへこたれない・・・
ちょっと病んでる感じもしますが、こういう子大好きです。
そして一番大人なカップル、斎藤くんと泉先生。
モラルという檻の中せあがく先生と、はっきり言わないけれど好意を態度で示してくる斎藤くん。
先生の過去の恋の話を絡めて、一番ピュアで道徳的な展開になっているともいます。
で、主役の3人ですが、ネタばれすると面白さが半減しそうなので、重要なことを書かないようにするとどういう感想を書いたらいいか分からなくなります。
強いて言えば、皆川や池田の思春期らしい微妙な心理が読みどころといったらいいでしょうか?
傷つけたり傷ついたり・・・挑発したりあきらめたり・・・我慢したり爆発したり・・・
みんな成長するんだね・・・「変わる」ってそういうことなんだね。
そして、最後に描き下ろし。百瀬くんは着実に成長していらっしゃいます。
やっばい… 久しぶりに萌え過ぎて鼻血が…ていうか全身の穴という
穴から血が溢れ出そうだっつーの! 館野とお子は私的殿堂入り作家で、
コミックスは全部持っている。 昔からずっとずっとその作風が好きで、
でも寡作だしマイナーだしで、一生懸命布教を試みてきた。
だって無茶苦茶面白いんだもん。 の割りに知られていないのは
やっぱし地味な作風だからなのかなあ。 フツーの男のひとが
恋に落ちる、揺らぐ瞬間を描かせたら絶品なんですよー! と
声を大にして主張するんだぜ!! 皆もっと読んでくれ!!!
今回はオムニバスの青春群像劇で、恋愛なんだか何なんだか、
ちょっぴり血迷っちゃっただけみたいなカップルもありますが、
どのカップルもすんばらしく萌えです。 私のイチオシは
無論 池田×皆川←百瀬 です。 剣道部のムードメーカーな
皆川先輩に憧れを抱く百瀬の前で、見せ付けるように皆川を抱く池田。
この池田と皆川のスレ違いラブにはマジメに変な声を出しちゃった…。
メールを返さない。 約束を守らない。 冷たい、優しくない池田。
皆川の一方的な片思いかと思いきや…実は、フタを空けてみれば
より深く執着しているのは池田の方だった。
眠っているときだけは、優しく触れる。
隠れてコソコソと試合を見に来る。
『俺も好きだぜ』と、笑って告げる前の一瞬の間が上手いっ!!
あーもう、一生ついていきます!!!
最終話、二人の危うい関係に切り込む後輩・百瀬もホントGJです。
池田、メンドクサイけどツボだ~~~~ こういう攻め好き。
ていうか皆いいやつでふつーに格好良いです。
クラスにいたら友達になりたいような、良い感じの男の子たちが
道を踏み外していちゃいちゃしてくれるなんて…。
いっそ清清しい(笑)。 オムニバス形式なのも◎!
☆五つ献上します。 いやー 生活に活力を与えてくれて嬉しいわあ。
胸きゅんあり。
意地っ張りな高校生を見事に書かれていらっしゃいます。
1冊の中に3カップル出てきます。(同じ学校内で)
この作者のお話は淡々としてますが、ストーリーに併せてて心の微妙な変化を感じさててくれるのでとても満足に読めました。
また、絵のラインもハマるとかなりきゅんきゅんします。
横顔と顎ラインにやられました。
雑誌は普段買いませんが、好きな作家さんの読みきり目当てで
買った本誌で読んでから、コミックス出たら買って読もう!と
思って、出てたの知って買って。読んだ。良かったー… 笑
私が雑誌で読んだ話は『皆川先輩の場合1』だったのです。
池田というヤツは何やらセフレのような、素っ気無いし、皆川は振り回される感じがするし、かわいい後輩の百瀬は皆川の心を少々持っていきそうだし。笑
どうにもヤキモキする感があったので!全話読んで良かった。
実は、総ホモ とか…?は あまり得意(?)ではないのですが、
どのカプもどのキャラもすきだなーと思えたので普通に読めましたv
仰る方もいる通り、藤吉くんはいいキャラなのでした。自分に正直な様でひねてるから可愛いなぁ…!とか。
カプとしては泉先生と斉藤くんが私的には一番すきだったりする。
(これは少数派かもしれない…。ですか。
ハッキリ言葉や行動にはしないけど、空気はハッキリそう。なんて
堪らないです。返ってやらしいもの。妄想が働くんです。笑
飄々としてる年下の攻ってのも堪らないんです( ′‥`)
この作家さんの絵もまたいいですよね。
味気ないようで色気がある。だって藤吉くんの目はえろいー。笑
作風は空気を読む。とでもいうか。必要以上に文字で説明しないで
読ませるって感じがすごくすきなんですよ。
この本出る前に館野さんの既刊も何冊か読んでいたのですが、どれも
一貫してそういう雰囲気があるのが好ましかったです。いいなぁ。
とにかく。あの一話だけじゃなく全部読めて良かったです。笑