銀月夜

gindukiyo

銀月夜
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×23
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
55
評価数
18件
平均
3.3 / 5
神率
22.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
竹書房
シリーズ
ラヴァーズ文庫(小説・竹書房)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784812441947

あらすじ

「俺はあんたを手の内に引きずり込む。あんたがどんなに嫌がろうとな」。
ある組織に両親を殺され、恨みを持っている銀颯人(しろがねはやと)のもとに、ひとりの男が現れる。
その男・佐倉遼は、銀と同じく組織を恨んでおり、皆殺しにするためなら手段を選ばない、残酷な計画を銀に持ちかけてきた。
目的は同じでも、汚い手段を受け入れない銀を、佐倉は強引に陵辱し、銀の中に潜む『黒い本能』を揺さぶってくるが…。
望まないのに、必然的に重なってしまう、ふたりの軋む運命は――…。

憎しみでしか生きていけない。
それ以外の道を探せない――…。 出版社より

表題作銀月夜

須王の義理兄で獣人 佐倉遼
銀色の獣人 銀 (銀颯人)

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

佐倉の印象は食われました

『凍る月シリーズ』のスピンオフ作品です。
『凍る月ー灰色の衝動ー』にゲストで登場した銀のお話。
時系列的には、同じくスピンオフである『花の残像』『花の慟哭』の後辺りなので、よろしければ凍る月シリーズを三冊目の『灰色の衝動』まで読まれ、上記二冊を読んでからの方が良いかもしれません。
というか、それがオススメです!


受けの銀(ぎん)は自らが獣人でありながら、獣人を密かに狩っています。
決して獣人にはならないと固い決意をする青年です。

攻めの佐倉は獣人組織壊滅を狙う、こちらも獣人。
銀をなんとか獣化させ、共に戦わせようとしています。


銀の本名って『銀颯人(しろがねはやと)』というらしい…
銀て苗字だったのね。
まあ、銀太郎とかだったら変なんですが。
銀の語られていなかった過去は、本編の光陽の幼少時代の事件と繋がっていたとは驚きです。
夜光さんさすが!と唸ってしまいました。

佐倉はとにかく銀を獣化させたいようで、あの手この手で獣化させようとしてきます。
佐倉自体は多数いる茶色の獣人よりは優れているものの、他のカラーズたちに比べればあまり強くな続きいとのことなので、対抗手段として当初は考えていたようです。

組織との戦闘になると、スピンオフでも多く登場した獣人の相模や蓮、そして須王がまったく立場の違う者たちとして語られ現れるので、ひじょうに興味深かったですし、ちょっと切なくもなりますね。
あちらの事情も『花の〜』を読んでいるとわかりますし。
あー、どうしてこうなっちゃうのかなあと。

そして『花の〜』で、巴(須王の餌であり、恋人)をピンチから助けたのは銀だったのですねえ。
わたし、その時は本編である『凍る月シリーズ』は飛ばして、先に『花の〜』方を読んでいたため、銀だなんてまったくわかってませんでした。
まさかまさかのブラックビーストこと梁井だと思っていました…(汗
凍る月シリーズを読んだ後だと、自分の馬鹿さ加減に赤面。

夜光さんの作品は、容赦なく登場人物ご退場!になることも多いので冷や冷やしましたが、今回はそういうこともなくホッとし終了を迎えられました。
銀の仲間で人間の二人に何事もなく良かったです。
このシリーズはあと二冊かな?
今から読むのが楽しみな気持ちと、終わりが近づいて、きっと切ない展開が増えるんだろうなあという心配が半々です。

2

BLってよりドラマのようなお話

時系列がしっかりとしたスピンオフでこのあとに「凍る月七色の攻防4巻」へ続きます。ちょいかぶりしていますがこちらは銀と佐倉目線。

凍る月七色の攻防4巻を先に読んでいたのですが佐倉が銀を好いてることは気づいておりましたがまさかHしてるとはしらなんだ(笑)
獣人としては銀(銀色)は須王(金色)と近いそれか同等の力を持ち合わせているのに
獣に変身したくないって理由から佐倉にレイプされてもその意思をつらぬく。
なんて男前・・・・。そして佐倉は上品な顔してかなりひどい(笑)
佐倉のワンコ系にはビックリです。なんてゆーかやっぱりオオカミとかそのあたりっぽい感じがにじみ出ております。
何度も佐倉に無理やりやられているうちにほだされちゃう系なお話です。

そして佐倉(藍色)が嫌いになれない、いやむしろ可愛いです。
復讐のために銀と手を組もうと勝手に転がり込んでくるわおかげで忍(赤い獣人)に殺されかけるわ。獣人に変身させようとレイプするふりしても銀はけっして変身しないという強い信念のもとに本当にレイプされちゃう・・・・。もちろんそのあと佐倉ボコボコ(笑)
銀の獣人として覚醒した理由続きを冒頭読んでかなり凹んだよ・・・。そこには光陽がかかわっていたなんて・・・もちろんお互い知らないけどそれをしってしまったら・・・・。
いや、銀ならそんな怨み方しないかな?
銀はクールだけど根はやさしくておぼっちゃんなところがあるからかな。
どうも、佐倉をみすてきれないしどこかで守ってあげなきゃって思ってそう。気づいてないけど本人。
だから自分より力がない佐倉を屈辱ながら腕をふりはらえず受け入れるのかなぁ。
必死に銀に好きだって嫌われたくないって言う佐倉にキュンキュンしました。だめ男だけど(笑)

銀と佐倉の関係を未来がプンプンするのもなんだか可愛い。みんな銀が大好きなのねー。
未来と佐倉はそのせいでケンカばかりだけど、佐倉がいないと心配しちゃう未来はやっぱりいい子だ。須王がいる組織のみんなも銀がいるこの仲間たちも光陽が大切に思うトールにゴウもみんなそれぞれ想いやっていきているんだよねぇ。

って恋愛がらみの話しかしてないけど、そんなに恋愛要素はないです。(え?
銀の仲間たちはみな大切なひとを獣人に殺された人ばかりで佐倉は組織にいる父親と須王を怨んでのことでいろいろこんがらがっております。
銀は愛ってより大切な仲間って感じなのかな。佐倉の想いが届きますよーに。

3

ぎ、銀が受け…orz

なんかショック。
最後の最後まで銀が受けだったことを受け入れられない自分がいました。
とはいえ、傲岸不遜な攻めの佐倉の見せるヘタレっぷりとかは可愛くてかなり好きなんですが。

つーか獣人は、ほっといてももうどんどん加速的に先細っていくと思うw
このままいけば、主要獣人総ホモ化による少子化が待ち受けてるよ~!
茶鬼さんと意見がかぶりますが、銀が受けだったこと以前に、獣人総ホモ化の進行っぷりにウムム…と思ってしまったというのが正直なところです。
主要登場人物に見事に女性がいなくて、BLファンとしては「邪魔な女がいない♪」と萌え萌えになるべき部分なのかも知れませんが、こういった連綿と続く血の系譜をテーマに描く世界なので、ホモだらけというのに私は違和感を感じてしまいました。
あとここで語られる善悪とか正義とかの定義?の安っぽさも気になりました。「目的のためには手段を選ばない」vs「汚い手段は使わず目的を果たす」みたいな対立構造とかに、どうにもモニョモニョしてしまう。そりゃできるなら後者の方がイイに決まってるわけで。
あと復讐に、もうたいして重みが感じられないことも。最初から落としどころが見えて続きしまってるから、切羽詰まった感じがしないんだよね。どうしてもそうしなきゃいけない確固たる理由は、もはや無い。単なる意地になってるような気が。
エンディングに向かって進むシリーズですが、大円団への道筋に、意外性のある展開が待ち受けてるのを期待してます。

2

銀は愛されまくりのモテモテなのでした

獣人の「凍る月」のシリーズももう6冊目です。
今まで戦いたくないブラックビースト、獣人を取りまとめて行く組織の立場の須王、そして今回獣人組織に恨みがあり撲滅したい銀の話。
三方の立場が明らかになったことで、今度のラストへの道筋が出来上がった今作になったようです。

いつかは銀の話が出る以上、BLの主人公ですから銀もホモってしまうのはしようがないかな?とも思っていましたが、銀はホモらないでいてほしかったんですよね、本当は・・・
今回相手として登場したのは組織にいたという佐倉遼。
彼は実は、という驚きの出身だったのですが、どうも彼が獣人に対する恨みというのは、とても個人的なこと。
父への恨み、そしてそのせいで自分が顧みられなくなってしまった弟への恨みでもあるわけで、ものすごく個人的な理由な感じがしたのです。
まあ、銀も両親を獣人に殺された恨みから、という個人的な恨みからなんで、その利害が一致すればいいわけなんですが。

佐倉が銀に執着するのは、最初は組織を倒す仲間を求めてだったのが、獣人へ変化しない銀を挑発する為、そしてぶっきらぼうな中に潜む優しさに惹かれてと変化してい続きく様子が見られるのがよくわかって納得しました。
ただ、銀はあたふたするでもなく、媚びるでもなく、あくまでも銀であったので安心できました。
ホモっても許そう!

この一連の作品を読んできて、それぞれの立場が見え、何だか獣人が争うのがものすごく無益なものに見えてきます。
銀や遼は恨みがあるけれど、そういった虐殺行為を防ぐために須王はトップになり、組織として獣人の生活を安定させようと努力しているわけで。
だからその為にも組織も必要なんでないのかな?とも思えるのです。
それぞれ各人が正しいと思っている自分の正義や信念は違えこそすれ、その本質は同じなのではないかと・・・
ラストがどのような展開へ持って行かれるのか、まだ目が離せないですね。

それにしても、一見リードしているっぽい攻めの佐倉ですが、案外銀にメロメロな感じ(しかも仲間の人間にも銀は愛されまくってるし)で、お子様な感じのヤンチャっぽい人だったし。
銀は愛っていうより、やれやれ仕様がないな~って感じがするし。
愛という部分は、このシリーズの他カプより薄いかもしれませんね。

2

おぉ…ヒロイン!

『凍る月』スピンオフ作品で銀の話…、というワケで。
銀の仲間で新しいキャラも出てきたし、須王のまた違った面も見えましたし、相変わらず(笑)な梁井と光陽との再会もあって嬉しかったのですがv
…正直申しますと私の中で銀は受属性じゃなかった(!)ので
知ったときちょっと驚いた。(コレ私だけだったらどうしよう
それこそ未来の言う「ヒーロー」だったのに!という感じですw
続きでは出てくるであろう昌史が、最初から絡んでるかと期待してたんですよ。そうか…佐倉ちゃんか。(何と無くちゃん付けしたいキャラ)
もう昌史は亨に救済して貰うしかないなぁ…(と勝手に思う)

佐倉に関しては素性が解ったとき、また驚きました。
性格云々については夜光さんがあとがきで述べているよう確かにちょっと可哀想な感じです。読んでいくと段々と性根が見えてくるのですよ。
それで銀が、一緒に復讐する事にもやもやを感じたのも解る気がします。
でもすがり付いてくるような所がどうにも憎めないような。
銀も弾みで獣化しちゃったけど、結局は佐倉のお陰で最後の決心をしたようにも思えます。
銀は受でもホント男らしいなぁとし続きみじみ。漢前な受は大好物です。
まぁ佐倉との対比で余計にそう見えるというのもあるのですが。

終わりに向けた道筋とのことで、銀たちと組織の対峙も見えてきて、早く読みたいけど終わって欲しく無い感じです。
これはシリーズで双方の話を読んでいるので、どちらも憎めないし偏れないですよねー。勿論好みはあると思いますが!
私はやっぱり梁井さん大すきで。ああいうタイプの攻が堪らん(*´Q`)
皆様はどうでしょう。やっぱり須王と巴のが大多数なんですかね。
蓮と相模は…どうなんでしょう。あるといいなぁ。あーやっぱり読み終わりたくないですなぁ。しみじみ。

3

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