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表題作鬼畜眼鏡 鬼畜克哉×御堂編

キクチマーケティング社員 佐伯克哉(メガネ)
MGN企画開発部長 御堂孝典・32歳

その他の収録作品

  • EYS TALK
  • あとがき by TAMAMI
  • あとがき by みささぎ楓李

あらすじ

「さあ、始まりです。あなたのためだけの時間が」
謎の男から受け取った禁断の眼鏡をかけた佐伯克哉は、有能なサラリーマンとして、会社で頭角を現し始める。しかし、裏では取引先のエリート部長・御堂を嬲る凌辱の日々を楽しんでいたのだが-!?
待望の眼鏡克哉×御堂ルートを、ゲームとは異なる御堂視点でノベライズ!
「鬼畜」の名に恥じない怒涛のH満載。
濃密なオリジナル書き下ろしの後日談有り!!(出版社より)

作品情報

作品名
鬼畜眼鏡 鬼畜克哉×御堂編
著者
TAMAMI 
イラスト
みささぎ楓李 
原作
Spray 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
鬼畜眼鏡
発売日
ISBN
9784862637710
4.2

(18)

(12)

萌々

(2)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
73
評価数
18
平均
4.2 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数4

徹底的にカラダが先、心は後から…これぞ鬼畜!

人気BLゲームの小説版・第2弾です。
今回は眼鏡克哉×御堂部長ルートのお話です。
既にプレイ済みの皆様ならご存知の、
ゲーム中・最も犯罪的と言われるルートです(笑)
ストーリーの大半はアダルトシーン(←しかも法に触れる勢いの…)
眼鏡を手にした克哉は怖いモノ無しです。
ちょっとムカツク上司を屈服させるだけのために、ここまでするとは!
レイプシーンを撮影しての恐喝、マンションの一室への監禁(!)
白昼堂々とオフィスでのセクハラetc…
(↑思わず、「男性向け?」と目を疑うレベルでしょうか。)
ただし、愛はあります☆
これは彼らの名誉のために言いますが…後半部分では、しっかり愛を語っています。
徹底的に肉体関係が先で、愛を語るのは後からなんです(苦笑)
これだから日本のBLは、ただのエロ本…なんていう、
世間様の声が聞こえてきそうなお話ではありますが、これってアリなの?
そりゃまぁ..ハーレクインロマンスのごとく、超キザな極甘セリフで相手を口説き、
スマートなデート数回の後に、晴れてベッドイン…に越したことはありません。
でもここは今時の日本、そして彼らは男同士で、
いかにも険悪そうなポジションの上司と部下(ついでにキャリアとノンキャリ…)
ほうっておいて、恋が生まれる可能性は..限りなくゼロに近いです。
とっとと行動しなければ、何もゲットできないのは、恋も仕事も同様です。
そこで克哉は行動します、鬼畜の限り、悪事の限りを尽くして!
御堂視点で語られるアノ場面では、着々と調教が進んでいきます(汗)
そうなると(心はともかく)カラダの相性だけは、良くなってゆきます。
そしてカラダを99パーセント支配できた頃に、強烈な愛の告白をするという☆
そこでやっと、愛が芽生えるワケですねぇ…。(←克哉、ズルい…と思ってしまう…)
善悪はともかく(←悪いに決まってるでしょ。)こうやって帳尻を合わせてます。
とっとと強引に手を打つ…こういうやり方だと、既成事実がデキ上がった分、
ゆとりができるのも確かで…そのゆとりを後々、愛を語るのに廻せばいいんです。
(↑だから、一般カップルが…そろそろ倦怠期って時期に差しかかった頃、
  こういうカップルだけが妙にウブなデートをしてたりします…と想像。)
形が先で、心は後という..見ようによれば日本的な恋です(そうなのか?)
それにしても…草食系男子の多いリアル日本のオフィスじゃあww
うっかりしてるとこういう、鬼畜セクシーな男に、いい男もいい女も、
みーんな持ってかれそうな勢いですねぇ。
最後に、これだけは口を酸っぱくして断言…
「このお話、絶対マネをしてはいけません!」

8

究極の鬼畜とツンデレ・・・w

あの人気BLゲーム「鬼畜眼鏡」の眼鏡克哉×御堂に焦点を置いた話です。
この小説は御堂視点なので、ゲームとはまた違った雰囲気や、御堂部長の心情が味わえると思います。内容としては、ゲームのBEST ENDとほぼ同じストーリーです。
この小説ではとにかく濃ゆいエロが堪能できます。犯罪レベルというか犯罪(笑)
上司を恐喝、監禁、陵辱…
普通なら捕まりますね(笑)
でも最終的に結ばれてしまうから不思議なものです。
自分をレイプして監禁した人と普通恋に堕ちますかね?と読み終わってしばらくしてから、はっと気づいたわけです。キャラクターを知っているせいか、文章が巧みなせいか、御堂さんがいつのまにか克哉を好きになっていることをすんなりと受け入れてしまってました。ここは鬼畜王、佐伯克哉にすっかり調教されてしまっていた…という感じなんでしょうが、個人的には、もう少し御堂さんが克哉を好きになった経緯というか、心情の変化を詳しく書いて欲しかったです。
この本の見所はといえば、もちろんエロ☆ですが、他にも二人の関係の劇的な変化にも注目して欲しいです。とにかく、差がありすぎます。
最初はあんなに険悪だったのに…最後はもう甘甘です。
さすがツンデレ女王の御堂さんですね☆←
ツンとデレの差が…ww

結構、SM調教陵辱監禁と、ハードな内容で、話の前半はかなりダークなので、BLはとにかくラブラブ甘甘イチャイチャじゃなきゃダメ!という人にはオススメできません…
でも鬼畜眼鏡の原作ゲームが好きな方、鬼畜な克哉がだぁいすきな方、御堂さんのツンデレが萌え過ぎるwな方には買って損はない作品です。
とにかく、スーパー鬼畜調教と最強ツンデレ女王様を堪能できる1冊です!!

2

克御のノベライズです

ゲーム未プレイ、コミカライズは読みました。

御堂(受け)視点で話が進みます。
コミカライズでは佐伯視点だったせいかかなり急展開でしたが、小説は心情の移り変わりなどが丁寧に描かれてあって楽しめました。(もちろんコミカライズも美麗な絵とエッチなお話で良かったです!)

なかなか堕ちない御堂にイラつき焦りはじめる佐伯の描写も良い。
レイプから始まり玩具プレイや羞恥プレイ、監禁などかなり鬼畜な内容ですが、自分の愛に気づいて我に返る佐伯…。
よく考えると御堂さんかなり可哀想だけど、それでも鬼畜×なかなか堕ちないツンデレのカップリングは萌えます。

EAES TALKもラブラブで良かったです。
電話で取引先と話しているのに後ろからちょっかいかける佐伯w
相変わらず意地悪ですね。でもそこが良い…。

1

本領発揮

ゲーム未プレイですが、ものすごく楽しめました。タイトルからしてそのものズバリなので、安心して読めます。
かなり突っ慳貪な上司を、スリル満点の羞恥プレイでやりたい放題です。逃げようとする上司の足を払い身動きを止めさせる些細な行為がたまりません。
精神崩壊するまで抗い続け、壊れるまで攻め続けるその関係に、容赦ない暗闇が背後から迫ってくるようでぞくぞくしました。
ところで、同僚の本多の嬉々として例の接待の件を「ビデオに残すくらい楽しかった」発言は爆笑ものです。

2

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