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表題作ここはグリーン・ウッド 1

作品情報

作品名
ここはグリーン・ウッド 1
著者
那州雪絵 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
白泉社文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784592881742
5

(3)

(3)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
15
評価数
3
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

今更な感じですが。

 全寮制学園モノの、ある種金字塔作品。
 一定年齢層より上には、説明不要でしょうが…うら若いお嬢様達へも奨めたい作品。

 主人公・蓮川一也は高校一年生。
 両親は既に他界し、肉親は男子高で保健医をしている兄のみ。
 その兄が、一也の初恋かつ片想いの相手と結婚。
 超ブラコンの一也は、優秀で真面目だった兄が転落人生(と思い込み)のきっかけを掴んだであろう、兄の母校でもある緑都学園に入学し、自分は絶対に違う道を進んでやる!…というところから、物語は始まる。

 出だしだけでも、どこか既視感を覚えるような内容ながら、そうお約束とおりにならないのが那州先生。
 実家に居所を無くした一也が入った、緑都学園付属寮…緑林寮、通称グリーンウッド。
 そこは変人の巣。
 顔の傷が数秒で治る、驚異の美形寮長・その同室者の神か悪魔か忍様か、という生徒会長。
 同室者は、どうみても女子にしか見えない男。

 少女漫画のスタイルを借りながら、少年のリアルさを上手く盛り込み、各キャラの特異点を活かし、一也の視点を通して送られる学園ライフ。
 明らかに怪しい隣室の先輩(寮長と会長)、寮内唯一公認カップル等も後半出て来て、BL的視点でも十分楽しめる作りになってます。

 個人的に、光流先輩の生い立ちの伏線の張り方、それをスカちゃん(主人公)が知った時の衝撃は、読者も同じようにショックを受けました。

 学園モノが好きな方は、一度は読んでいて損はないと思います。
 お兄ちゃんの一也好きっぷりも、美味しいです(笑)

7

智祢

>匿名様
 コメントありがとうございました!!
 那州先生、GWは青春と私をこの道に嵌めた一冊です。
 懐かしさをクスグレテよかったです(^ー^)

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