BANANA FISH 1(文庫版)

BANANA FISH 1(文庫版)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
25
評価数
5件
平均
5 / 5
神率
100%
著者
 
媒体
コミック
出版社
小学館
シリーズ
小学館文庫
発売日
ISBN
9784091911612

あらすじ

1985年、ストリートキッズのボス、アッシュはニューヨークのロウアー・イースト・サイドで、胸を射たれて瀕死の男から薬物サンプルを受け取った。男は「バナナフィッシュに会え…」と言い遺して息を引き取る。ベトナム戦争で出征した際、麻薬にやられて正気を失ったままの兄グリフィンの面倒をみていた彼は、兄が時々つぶやく「バナナフィッシュ」と同じことばを聞き、興味を抱いた。殺された男を追っていたのは暗黒街のボス、ディノ・ゴルツィネ。アッシュは男と最後に接触した者としてディノに疑われる。雑誌の取材でアッシュと出会った、カメラマン助手の英二も巻き込んで事件は思わぬ展開を見せ…。

表題作BANANA FISH 1(文庫版)

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レビュー投稿数2

これぞ神作品

ひとによってはこれはBLとは言わないと思いますが自分の中ではBLです。
エロどころかキスもなく、男女がイチャイチャしている少女誌で連載されていた作品。BLなんて言葉はない時代。
雑誌で読んでましたが、その時は嵌らず。いっっつも巻末に載っているので「人気がないんだな。なんで連載してるんだろう」くらいにしか思っていませんでした。
多分幼くてBL以外の部分も含め理解ができていなかったんだろうと思います。
大人になって読み返したら・・・もう・・名作ですね。
友達以上の絆が深いです。
初めのほうは絵がちょっと・・女性向けではないのですが、だんだん美しくなっていきます。
1巻がイマイチでも3巻まで読まれてみてください。
お勧めです。

0

そして彼らは生涯最高の友を得る。

※このレビューはストーリーに関しては過度のネタバレを避けていますが、作品をご存じない方に興味を持っていただきたい為、キャラクターのプロフィールバレがあります。 ご注意のほどお許しを…。
また、全巻+アナザーストーリーを含めた評価・感想となります。
 
死を招く魚(バナナフィッシュ)の謎には恐ろしい陰謀が隠されていた…!

連載は今から20年くらい前のものですが、今でもまったく色褪せない名作中の名作です。
色々語り尽くされた観でありますが、従来のファンのお姉さま方には
海より深い心でもって見ていただけると助かります。

物語初めの絵柄が好みに反すると挫折された方もいたかも…、
(「AKIRA」の大友氏に似ていたような…)
でも、それはとっても勿体ないことですよ~。
私見ですが、文庫本3巻2章のクライマックスぐらいから、とってもカッコよくセクシィー(笑/死語かな?)な絵になってくるのですよ~☆
バナナフィッシュの見どころはそれぞれのキャラクターの持つ魅力はもちろん、巧みなストーリー展開に激しく迫力ある戦闘シーンの見応えにあります。
たくさんの魅力ある男たちが出続きてくるのですが、アッシュの神がかり的カリスマの前にかすんでるかも(笑)
スラッと伸びた手足に美形の涙! 
非BLとはいえそれだけでも見応えありです!(笑)

主人公アッシュ・リンクスは17歳。
マンハッタンのストリートキッズ“リンクス(山猫)”のボス。
幼少の頃から男たちの性の餌食になり暗黒街のボス・パパ・ゴルツィネの元で高級男娼として飼われていた過去を持ちながらも、IQ200の知性と驚異的身体能力でこの恐ろしい陰謀に立ち向かいます。
大人の欲望という暴力にさらされてきた彼は怒りと憎しみで大人を信頼することができない。
常に不信を抱きながら、それでも利用できるものは利用し、したたかに生きてきた。
そんな彼がストリートキッズの取材に同行してきた奥村英二(19歳)と出会い見返りのない優しさを知ります。
この英二くん、物語初めは本当に足を引っ張るというか、アッシュのお荷物になるので中には彼を嫌う方もいたかもしれません。
でもね、よくよく考えると言葉も文化も違う異国に…裏の世界とは無縁の善良な青年が突然迷い込んだら…、誰だって足引っ張っちゃうよ~…って、ちょっとフォローしてみる(笑)。
この英二くん、いたって普通の子なんですが、人を殺したことがあるアッシュに不思議なくらい壁をつくらないんです。
普通、目の前で人を殺したりされたら、嫌わないとしてもちょっと緊張したり目をそらしたりするんじゃないかな?と思うのですが、英二は目をそらさないし、ありのままのアッシュを受け入れ、時に喧嘩もしちゃいます(笑)
ツライ事の連続にアッシュが人の心を失わないでいられたのは、ぶつかり合っても受け止めてくれる彼の存在があったからなのだと思うとせつない。
危険から遠ざけ英二を日本に帰すべきだと思いながらも手放せないアッシュ。
「そばにいてくれ…ずっとなんて言わない…いまだけでいい…」
そう涙するアッシュに英二はこたえる。
「……ずっとだ…」

もうね、ぶっちゃけ友情というには深すぎる愛なんです。
混じりけのない純度の高すぎる愛です。
純粋すぎて胸が締め付けられ、せつなさで涙があふれます。
バナナフィッシュの謎を発端にコルシカマフィアと敵対し、そこにそれぞれの思惑を持ったチャイニーズマフィアや元フランス軍外人部隊の傭兵達の参戦に、仲間と矜持を守るために立ち上がったストリートキッズ達と入り乱れの銃撃戦です。

陰謀を暴かんと命をかける者。
抗えないしがらみに苦しむ者。
憎しみに囚われ破滅を求める者。
怒りと愛情ゆえに道を違える者。

骨太なしっかり読ませてくれる映画のような物語好きなお嬢様方にぜひおススメしたい!(笑)
後半からアナザーストーリーは涙なしにはみれません。
あまりに綺麗な友情すぎてBL目線で見るのは邪道だと怒り狂うファンの方もいると思います。
BL脳で見るかどうかは読者に任せておいて、まずは純粋にこの物語を一人でも多くの方に見ていただけたらなぁと思います。

「BANANA FISH」のコワイところは本を閉じてからにあります。
「お前は俺が守る! 俺のそばから離れるな。」とか、こんな美形に言われてみたいんじゃ~!!って、彼らのセリフを思い出しては悶えるさせられる…
一緒に悶えてみませんか?(笑)

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